熊本地震が発生を受けて、
地震の備えをコツコツすすめている@Chasukeでございます。
よくある緊急時に手動充電やラジオが使えるライトが家になかったので、Amazonで高評価な多機能な防災用ライトを購入しました。
正直、安くて不安(購入時2,500円)だったんですが、
レビュー評価が非常によかったのでコレにしました。
では、先に感想を。
機能は間違いなく値段以上です。
見た目は間違いなく値段以下ですw
パッと見は黄色いおもちゃです。
が、使ってみてると防災用だけでなく普段から使わなきゃもったいないと思えるくらいに機能が充実してます。普段から役立っていれば、災害時も間違いなく使えますからね。
だが良いところだけでなく、当然残念に思うところもありました。パッケージ内容から使用した感想など紹介していきます。
パッケージ開封する
Amazonによると正式な商品名は『手動充電可能ラジオライトエマージェンシーライト』です。
よくわからん名前ですね。
▼箱の表面は全て英語です。
▼パッケージ内容
- 本体
- マイクロUSBケーブル
- 日本語の取説(保証書を含む)
- 英語の取説
日本語の取説の付属品に携帯充電用端子(docomo/softbank/au充電用端子 x 2)と記載されてましたが、入ってませんでした。特に私は利用しないので文句は言いませんが、購入時に注意してください。
保証書が付いており、3ヶ月使えます。
細かい部分では、ソーラーパネルに保護シートが張ってあります。各種スイッチにもテープで誤作動防止対策されてました◎
▼重さ470gで軽くて持ちやすい
取っ手がとっても持ちやすいです。LED5灯ライトを利用時とLED8灯のランタン用のどちら側から握っても大丈夫でした。
軽くて見た目弱そうなので、何かにぶつけた拍子に壊れちゃいそうなのが心配。(まだぶつけてません。)
機能を試して見る
各機能を試していきます。
LEDライト
LEDライトが2種類あり、用途別に使えます。
▼スイッチはここ
スライド式になっており、両方をオンにすることはできません!
◆LED5灯ライト
懐中電灯として利用できます。明るさは特に暗いといった印象はなく、暗闇でも十分に歩けました。
連続点灯は約5時間(仕様記載)と長く使えます。
◆LED8灯トーチライト
近くを広範囲に照らしてくれます。懐中電灯と合わせて暗闇を避難する時など移動時に切り替えて使うのがベストかと思います。
連続点灯は約2.5時間(仕様記載)と少し短いのが難点。また、一方方向しか照らせないため、停電時にランタンとして常時利用するのは厳しいです。全然使えないことはないが、余裕があれば全方向を長時間照らせるようなランタンを買って、こちらを補助的に使うのがいいでしょう。私はそうします。
▼こちらランタンは3日間連続利用できる
ラジオ
最初「ラジオのスイッチないなぁ」て探してたんですが、音量をOFFから上げてやることでスイッチオンにとなりました。
大勢の方がレビューしている通り、
受信感度は非常に良いです。アンテナも長く自由に傾けれます。
愛知の放送局をいくつか試して全て問題なく聞けることを確認しました。
- NHK愛知 第1放送 729
- NHK愛知 第2放送 909
- ZIP-FM (FM名古屋) 77.8
ラジオを試すときの注意点
近くに電波を受信するようなスマホやPCがあると干渉してしまいなかなかクリアに聞こえません。私のベランダや寝室で試したら、ノイズなくクリアな音で聞けました。
非常用サイレン
サイレンは120dB(HP説明)とのこと。
120bBを調べてみると「飛行機のエンジンの近くの音量」となってますが、さすがにそこまでうるさくない気がします。多分測り方が色々あるのでしょう。実際に鳴らした感じは災害用として大きすぎもなく小さすぎもなくといった感じです。
ちなみに、
嫁の目覚まし代わりに使ってみたら、すぐ起きましたw
10秒くらい鳴らしっぱなしにしたら「うるさい!」と怒られましたww
付近に緊急自体を知らせる用としては十分使えるレベルです。
本体充電(インプット)
本体を充電する方法は3パターンあります。
充電時はLED8灯トーチランプの上部が赤く点灯します。これが光っていれば充電中という合図になります。
■ケーブルによる充電
サイドにあるマイクロUSB端子から充電が出来ます。
充電時間は約6時間(仕様記載)とのことです。
■ソーラーパネルによる充電
ソーラーパネル対応が非常にいい。災害時にはかなり使えますからね。充電時間は約15時間(仕様記載)とのことです。
天気が良ければ、直日光を当てなくても充電中の赤い点灯が確認できました。
ちなみ、ソーラーパネルを手で塞いだら赤点灯が消えたので、問題なく充電できていると言えます。
■手動ハンドルによる充電
後ろに手動充電用のハンドルが収納されており、ガリガリ回すことで本体充電ができました。手動ハンドルからの充電は問題なく使えます。
ただ、本体が小さいので掴む所が小さく回しづらいのが弱点。あまり力いっぱいにやるとハンドルが折れてしまいそうだから注意しなきゃね。
仕様記載によると3分手動充電した場合
・5LEDライトが30分
・8LEDランプが10分
・ラジオが30分
・サイレンは5分
・携帯電話は10分
3分の充電だけで内部バッテリーは結構蓄積されるようです。
携帯電話10分は、スマホではなく、ガラケーのことだと思いますので注意しましょう。
ここで気になるのが、充電残量がわからない点です。どこかに残量メータみたいなものがあれば非常にありがたいのです。
■充電切れの場合
仮に、充電切れした場合でも単3電池 x 3本で稼働します。
備えておきましょう。
[参考リンク]良質で安いAmazonの乾電池をさらにお得に買う方法。
スマホ充電(アウトプット)
スマホなどの機器をUSBから充電できます。
ただし、手動ハンドルをグルグル回しているときだけ充電されます!!
[アンペアチェッカー]をつけて、
iPhone5を充電してみました。
※写真はiPhone5ですがiPhone6も同様に充電できました。
かなり激しく回してますw
問題なくiPhone側は充電表示がされています。が、スコアは0.23Aしか出力されてません。
バッテリー空のiPhone5を復活させようと5分間回し続けてみましたが、腕がつりそうになりました。復活できず。0.2〜0.3Aの出力は厳しいなぁ。これはおまけと考えるしかなさそう(. .)
スマホの充電は別で対策したほうが良いです!!以前書いた地震の備えのモバイルバッテリーを参考にしてみてください。
[参考]自分の命は自分で守る!『南海トラフ巨大地震』の防災用に備蓄を揃えました。
またiPhoneを充電するためのケーブルは付属していないので、別で準備して地震に備えましょう。
▼iPhone充電用ライトニングとその他機器が充電できるマイクロUSB端子の両方が利用出来るケーブルなんかもありますのでチェックしてみてください。
最後に
ここまで見てきたように、必要な機能は贅沢言わなければ全て揃っています。十分使えます。
軽くて持ちやすいのでラジオや懐中電灯として普段から使えます。防災バッグに入れておくのはもったいないです。ちょっと見た目はダサいけど、普段から使える場所に置いときたいと感じました。
下記の私が感じた残念ポイントが受け入れられれば、買って後悔はしないでしょう。
・ランタン利用が不安
・スマホ充電が不安
・本体バッテリーの残量確認不可
参考にしてみてください。では。
[ちょっと追加]
2400円は安い!と思ったが、よくよく考えてみるとIoT製品のようにネットに繋がってるわけではない。(繋ぐ必要はないが。)それに一つ一つの部品がそんな高価なものでもないと考えれば妥当な値段なのかもしれない。今後このような製品はもっともっと値段が下がっていくかもしれないな。