どうも、CHASUKEです。
MacBook ProやiPad Proと合わせて手に入れておきたいのがUSB-Cハブ。これがないと、SDカードやHDMIが使えませんから。
USB-Cハブは種類が多くて購入に迷ってしまうが、それなりの価格で「必要なポート数」「持ち運びやすさ」「安定して使えるか」の3つが揃えば不満は少ないと思います。
僕が今使ってる「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」は、まさに3つの条件を満たしてるUSB-Cハブ。信頼のAnker製品です。

▼Anker 7in1 プレミアムはその名の通り、7つのポートを持ちます。
- USB-A(USB3.1 Gen1)× 2
- USB-C(USB3.1 Gen1)
- USB-C PD(100W対応)
- HDMI(4K対応)
- SDカード
- MicroSDカード
LANポートこそ持ってないものの、十分に充電・データ転送ができるUSB-Cハブです。
ということで本記事では、「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」をレビューしていきます。
価格は6,000円弱しますが、動作の安定性は抜群です。下手なUSB-Cハブを買うと、不安定で使い物にならないってのもあるので。

「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」の外観・サイズ感と付属品
Ankerお馴染みのパッケージです。
USB-Cハブだけでなく、専用のトラベルポーチも同梱されてました。
「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」は、1本のケーブルで繋ぐタイプなので、MacBookでもiPadでも汎用的に使えます。僕の経験上、USB-Cポート2つ使うタイプより動作が安定して使えると感じてます。
サイズは29×4×1.1 cmで、重さは74gです。
カラーはMacBookのスペースグレーに似てます。表面はなめらかで手触りは良好。MacBookの手触りと似てます。
▼手に持ったときのサイズ感はこんな感じ。
7ポート搭載なので、コンパクトサイズとまではいかないが、大きすぎず適度なサイズ感。
▼サイドに左から、USB-C(USB3.1 Gen1)、USB-A(USB3.1 Gen1)が2つあります。左のLEDは使用時に点灯します。
▼反対サイドの左から、HDMI(4K)、SD、microSD、USB-C PD(100w入力)となります。
USB-C PDは反対側にあったデータ転送用とは違い、PC本体の充電用ポートです。MacBook Pro 16"に最適な100w入力ですが、落とし穴があるので、後ほど検証してみます。
▼USB-Cのコード長は20cmで、やや太め。根本はしっかりと保護されてます。
▼反対側はつるつるで何もありません。ここにLANポートがあったら最強でしたね。
▼付属のトラベルポーチが地味に嬉しい。コードがぶらぶらしないように収納場所まであります。
ポーチがあるので、特にガジェットポーチに入れることなく、カバンに放り込めます。
出先でササッと取り出せて使い勝手良ろし。
MacBook Pro 16インチで使ってみたレビュー
使い心地
さて、MacBook Pro 16インチに接続するとこんな感じ。僕のMacはシルバーで、色が少し違うけど、質感は似てるので相性は良い。
ケーブル長20cmなので、PCスタンドで持ち上げて使ってる場合でも問題なしです。
▼実際の利用シーンはこんな感じです。これでもまだUSB-Aポートが1つ空いてます。
▼ちゃんと認識出来ています。
冒頭にも書きましたが、不満はなく使えています。ハブを引っ張ったり、ケーブルを頻繁に抜き差ししても、意図せずに切断されたことはありません。もちろん、SSD以外にもHDMI画面表示やマウス、キーボードをUSB-A接続して使うこともできます。
SDデータ転送速度は最大104MB/s、USBデータ転送速度が最大5Gbps(500MB/s)でスピーディーな仕様です。この速度を出すには、USB3.1対応のSSDが必要なのでご注意を。
▼例えばこんなやつ。
MacBook Pro 16インチには、Thunderbolt 3(USB-C)が4個付いてますが、そのうちの1個にデバイスを集約できる使い勝手の良さも感じます。
▼アクションカメラなどでmicroSDを使う機会も多い。SDカードだけでなく、別口で直接挿せるのが嬉しいポイント。

▼データ転送やHDMI画面出力に使った後でも、発熱はそれほど感じられない。
素材やら内部構造やらで上手く熱を逃しているようだ。
充電性能
MacBook Pro 16"のApple純正アダプタは96w出力です。USB-C PDにそのまま繋げば、100w出ると期待したのですが、結果は上にある通り「83〜84w」でした。
どうやらUSB-Cハブ側で15〜20wを使用するようです
つまり、30w電源アダプタのMacBook Airで使えば、10w供給となってしまいます。そのため、20w追加した50w以上出力の電源アダプタを使わなければ、充電スピードが落ちてしまいます。
MacBook Pro 16"の場合、Thunderboltから直接充電するのが良さそうです。
▼参考に、Anker 7in1 プレミアムUSB-Cハブの充電実測値は下記の通り。参考にApple純正96w充電器の結果も合わせて。
計測時 | Anker 7in1 プレミアム | Apple純正 96w |
---|---|---|
00:00 | 5% | 9% |
00:10 | 14% | 20% |
00:30 | 36% | 42% |
01:00 | 66% | 74% |
01:50 | 98% | 100% |
01:53 | 100% | - |
環境により結果は異なるので、参考値程度ですが、開始バッテリー残量を考慮してもほぼ同じスピードで充電できた。
使用する充電器などに注意は要るものの、USB-Cのポート数が少ないMacBookやMacBook Airでは、十分な出力のUSB-Cは非常に重宝します。
iPad Pro 11インチで使ってみたレビュー
使い心地
「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」は、iPad Proにも対応しています。
僕はiPad Pro 11インチで使ってて、こちらもディスクの読み込み、HDMI画面表示とも安定してます。iPad Proにはやや大きく感じてしまうが、やはりMacBookと兼用で使えるのがナイス。
Magic Keyboardや、Smart Keyboard Folioに入れて使うことがほとんどですが、ケーブル長はちょうどといった感じです。
▼こちらも同時に複数のデバイスを繋いでも問題無しで認識してます。
ポータブルSSDやSDカード経由でデータ授受することも意外と多い。iPadで参照して、クラウドにササッと取り込めるのは便利です。
iPad ProはUSB-Cポートが1つだけなので、USB PD充電込みの1台で全てをまかなえるUSB-Cハブの有り難みを感じます。
充電性能
iPad Proでは、USB PDにより最大30wで急速充電ができてます。
ただし、先述したとおり、「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」では15〜20wがハブ自体に使われます。50w以上の充電器を用意する必要があるのでご注意を。
▼同じAnkerの「PowerPort Atom III 60W」を合わせて使うのがおすすめ。
最後に(まとめ)
7種類のポートを1台で使える「Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ」をレビューしました。
Anker 7in1 USB-Cハブ まとめ
- サイズは 29×4×1.1cm、重さ 74g
- トラベルポーチ付きで持ち運び◎
- 安定の使用感。信頼のANKER製品。
- 1台で7種類のポートをまかなえる
- LANポートは無し
- USB PD(100w対応)
- PD充電時は約20wの考慮が必要
- 各種MacBook、iPad Proで使える
まさに、安定性、必要なポート、持ち運びやすさを備えたマルチメディアUSB-Cハブでした。
極稀にWi-Fi使えない場所もあるので「LANポート無し」を許容できれば、とりあえず選んでおけば間違いのないUSB-Cハブと言えます。
USB-Cハブが欲しいけど、どこまでポートを揃えるか決めきれてない人には、良いのでは。
▼今回紹介したUSB-Cハブ。
▼有線LANも必要という方には「Anker + 7-in-1 USB-C」がおすすめ。
▼複数画面出力がしたいという人には「Anker PowerExpand 8-in-1 USB-Cハブ」がおすすめ。
それではまた。