どうも、CHASUKEです。
高画質フルHDで撮影できる『Arlo Q (アーロキュー)』を試してみました。NETGEARの製品なので、とても高品質です。
我が家では同じArloシリーズの子守用カメラ『Arlo Baby』を以前から利用しているが、調子が良いので別モデルを購入してみた。
https://chasuke.com/wp/arlobaby1/
https://chasuke.com/wp/arlobaby2/
今回購入したモデルには、子守に特化した機能やポータブルで利用できるといった特徴はないが、『Arlo Q』は安定して綺麗でくっきりとした映像を撮影できるスタンダードなモデルです。常時電源供給が必要で、本体のみで自宅のWiFiに無線接続して利用できます。
最近、NETGEARのホームカメラは、小型画面付きAIスピーカー「Amazon Echo Spot」の認定機種となり話題になった。これでスマホアプリを開かなくても、音声操作で手軽にEchoデバイスからリアルタイム映像をチェックできるようになった♪
では、『Arlo Q』の機能や性能をチェックしていきます!!
開封&設定
パッケージは、前回紹介したArlo Baby同様にオシャレさん。
開封(アンボックス)
さっそく開封して、パッケージ内容をチェックしていきます。
- Arlo Q 1080p HDホームカメラ
- USBケーブル(10ft = 約304.8cm)
- USB電源アダプタ
- 壁掛けプレート
- 壁掛け用ネジ
- クイックスタートガイド類
『Arlo Q』は常時USBケーブルによる給電するタイプなので電池は不要となる。
▼ガイド類がたくさん入ってた。
購入から30日以内にユーザー登録し、製品登録しないとサポートが受けられないとのことなのでご注意を。監視カメラ作動中と書かれたステッカーも同封されていた。
意外と小さい本体サイズ
シンプルでカッコいいデザインです。
カメラレンズ周りには暗視撮影用の赤外線ライトで囲われている。こちらは屋内専用モデルであり、防水対応はされていない。
本体サイズ「幅70 × 高さ114 × 奥行71 (mm)」で意外と小さめなカメラです。ちなみに重量「168g」となっている。無線通信方式は、IEEE 802.11n対応で2.4GHz/5GHzどちらのネットワークも利用可能です。
▼側面には、設定で利用するSyncボタンと初期化用のResetボタンがあります。
ボタンはこれだけ。
▼首部分をグリグリと動かして、撮影方向を変えられます。
残念ながら高さを変えることはできないが、設置場所が斜めになっていても平行方向に微調整することができる。
▼こんなに見上げることも可能。
グリグリ動かせると言っても、カメラ向きを反り返したりはできない。向きの調整には限度があります。
▼スタンド部分には、6箇所の滑り止めが付いているが小さいため強力ではない。
スタンド部分はマグネットになっており、金属部分に引っ付けておくことができる。これ意外と便利。それ以外にも、スタンドに付属の壁掛け用プレートを被せて、ネジで壁に固定することができます。
ワイヤレスカメラなので、電源さえ確保できればどこでも設置できるのは良いですね。
設定に5分かからない
設定にはArlo専用アプリを利用します。とっても簡単。
初めてカメラを利用する場合はユーザー登録が必要になるが、それ以外のカメラ追加は5分もかからずにアプリから映像が見えるようになった!!
▼Arloアプリはこちら
▼追加するデバイスを選択する。
▼続いて、自宅のネットワークに接続する。
青色のランプ点灯するまで、側面のSyncボタンを押し続ける。
▼設定を進めると、アプリ上にQRコードが表示される。これをArloカメラに見せてやる。
これで、同期処理ができるみたい。
▼しばらく待つと、デバイスが検出された。
これで設定は完了。とってもスムーズだった♪
Arlo Qを使ってみた
『Arlo Q』で使える機能を試してみた。
高画質フルHDで暗闇もバッチリ!!
我が家には、Arloカメラが2台あるので、アプリから同時に映像をチェックできている。画面上が「Arlo Baby」で、画面下が今回の「Arlo Q」からの映像となる。
画面左が通常撮影で、画面右が電気を消して真っ暗な状態で暗視撮影したもの。暗闇でもカメラ付近にある赤外線ライトのおかげで、くっきりと撮影できている。十分に確認できる。
録画の設定からビデオ解像度「1080P、720P、480P、360P、240P」を選択できる。視野角は固定130度で変更はできないようだ。
▼こちらは全画面表示(720P)で撮影したイメージ。
ネット環境により違いがでると思うが、家の中でも外出先からでも約2〜4秒ほど映像の遅延がある。動いてからカメラ映像を確認すると、少し前の自分を見ることができて何か面白い..
ちなみに映像は、16倍までデジタルズームできる。
手動撮影、双方向の会話機能が利用可能
映像のすぐ下に、様々な機能ボタンがあり操作がスムーズに行える。
現在、撮影中の映像をすぐさまスナップショットしたり、動画撮影することが可能です。
また、カメラ側の音声も拾える上、アプリから自分の声をカメラ側に届ける双方向音声通話ができる。離れた場所で試してみたが、普通に会話ができてなかなか使える。だが、いきなり居ないはずの人の声が聞こえたら恐いw
動作・音声検出による撮影・通知機能
動作や音声を検出して、自動で撮影したり、メールやプッシュ通知でお知らせを受けれる。
これらは『モニタリングモード』ごとに細かく設定が可能。デフォルトで用意されているモードだけでなく自作したモードも追加できます。
設定できる内容は、動作や音声検知のON/OFFだけでなく、動画撮影時間(15〜120s)、検知する感度調整、アクティビティゾーン、アラート通知方法などがあります。
こちらも警戒モードをオンにしてみたが、感度が良く、けっこう離れた箇所の動きでもちゃんと検出してくれます。カタログ表記では約15mまでを検知可能とのこと。すげー。
自宅にいるときに、警戒モードにしておくと、とんでもない量のプッシュ通知とメールが飛んでくる。スケジュールや、ジオフェンス(位置情報)で警戒モードをON/OFFするモードもあるので、うまく使い分ける必要がある。
撮影した写真・動画をチェック
撮影した写真や動画は、ライブラリに保存される。無料(Basic)プランでは、ファイル1GB分をNETGEARが用意したクラウドで保存できるので、かなりの量を貯めておける。また閲覧やダウンロード、共有が簡単にできて、振り返ると面白い。
▼撮影した写真や動画はライブラリでチェックできる。
▼有料プランを契約すれば、さらに多くの容量を保存可能。
IFTTTでモニタリングを音声操作
Arloカメラは、自動化サービスIFTTTに対応しているのも特徴のひとつ。
Arloシリーズにより使える機能が違うようです。「Arlo Q」であれば、以下の機能が利用できる。
【トリガー】
- 動作検知したら
- 音声検知したら
【アクション】
- 警戒モードをオンにする
- 警戒モードをオフにする
- 動画撮影(時間指定可)する
例えば、Googleアシスタントと組み合わせることで、Google Homeに「警戒モードにして」と言ったら「警戒モード」をオンにできる。また、アクションとして動画撮影が使えるので、動作や音声検知以外の他のデバイスセンサーを利用した自動撮影としても利用できそうだ。面白そう。
▼IFTTTの使い方はこちら
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
インターネット経由で映像を確認可能
MyArlo(https://arlo.netgear.com/#/cameras)にアクセスしてweb上から登録カメラの映像を確認することもできます。
パソコン利用中なら、こちらのが見やすい。
最後に
記事中では試してないが、カメラの共有設定も簡単に行える。共有が承認されたユーザーはカメラからの映像を覗けるようになる、夫婦で共有して子供やペットの見守りができますね。
また、検知機能が優秀なので、店舗や会社での防犯用としても十分に使えそうだ。様々な場所、用途で利用できるネットカメラです。
次回はEcho SpotからArloカメラを使ってみたいと思います!!
それではまた。