どうも、PC作業環境の改善に力を入れているCHASUKEです。
これまで、書斎にスマート照明「Hue」を導入したり、モニター背面にHue Playを貼ったりと、色々とこだわってきました。
今回新たにPCモニターに載せて、画面周辺と手元を照らす「スクリーンバー」を導入しました。
購入したのは「スクリーンバーといえば」ってくらい超定番のBenQ「ScreenBar」です。
昔から気になってはいたのだが、「見た目が…」「画面に反射するかも...」「眩しいかも...」と心配事が多くて躊躇してました。ですが、ちゃんと調べて実際に使ってみると、これが全然ちがった。
質感の高いアルミ合金で省スペース、目に最適な明るさ(500ルクス)を維持する自動調光もできます。さらに周りが暗いので、思いっきり作業に集中できる。

ということで本記事では、BenQ「ScreenBar」の特徴や外観、実際に使ったレビューをお届けします。また、上位機種の「ScreenBar Plus」との違いも紹介します。
PCモニターをお使いで「目が疲れやすい」「作業に集中したい」「手元を明るくしたい」という人におすすめです。この記事が参考になれば幸いです。

BenQ「ScreenBar」の主な特徴と選んだ理由
BenQ「ScreenBar」は、モニター掛け式のライトです。画面周辺と手元もきっちり照らします。
BenQ「ScreenBar」の特徴
- シンプルかつ省スペース
- クリップ式で脱着が簡単
- 光がモニターに反射しない設計
- 光が直接目に入らない設計
- 光センサーによる自動調光
- 8種類の色温度に設定
- 14段階の明るさに設定
- USBで電源供給
上記の補足と合わせて、上位機種「ScreenBar Plus」との違いを紹介していきます。
BenQ「ScreenBar」の主な特徴
BenQ「ScreenBar」は、PCモニターに独自開発のクリップで挟んで固定します。
机上スタンドを置くよりも、省スペースなデスク環境が作れます。画面を照らすだけでなく、手元も明るくなるので、読み書きにも使えます。
製品スペックはこちら
光源 | Dual color LED |
---|---|
CRI | 95以上 |
照度 | 最大1000 lux |
光束 色温度 | 2700K : 300lm 6500K : 320lm |
消費電力 | 5V1A = 5W |
サイズ | 45×9.0×9.2 cm |
重量 | 0.53 kg |
導入前は「眩しかったり、モニターに光が反射するのでは?」と心配でしたが、これもしっかり考えられてました。
右の絵にある通り、ScreenBarはモニターに光が当てず、目に優しくを実現した非対称の光学設計となっています。
外部機関により「フリッカーフリー認証」や「ブルーライトなし認証」を取得しており、安全で安心して使えるスクリーンバーとなってます。
明るさは14段階で、色温度は8種類(2700〜6500K )に調節できます。
そしてそして、ScreenBarの最大の特徴は、明るさの「自動モード」が搭載されている点。
パネル部分にある光センサーが、周囲の明るさを計算し、目に最適な500ルクスに自動で調節してくれます。

BenQ「ScreenBar Plus」との違い
「ScreenBar」と「ScreenBar Plus」で迷ったので、その違いと僕が選んだ理由を書いてみます。
主な違いがこちら
ScreenBar | ScreenBar Plus | |
---|---|---|
本体色 | ブラック | シルバー |
操作方法 | 本体パネル | 付属ダイヤル |
照明性能 | 同じ | |
価格 | 11,900円 | 15,900円 |
外観を見比べるとわかるが、光学設計を含め照明性能は全て同じ。
本体の色の違いと、操作するのが本体パネルか付属のダイヤル式かの違いになります。
個人的には、モニター色と合わせて、本体色はブラックが好み。ダイヤル式のが調節しやすいに決まってるが、できるだけデスクに物を置きたくなかった。
これで同じ価格だったら悩んでましたが、4000円の違いがあったので、迷うことなく「ScreenBar」を購入しました。

BenQ「ScreenBar」の外観と取付方法
外観と付属品
BenQ「ScreenBar」のパッケージはこんな感じ。
付属品は「本体・クリップ・USBケーブル(1.5m)」の3つで、どれも品質が凄くイイ。

本体素材はアルミニウム合金。マットな質感がとてもカッコいい。
▼バーの中央が操作パネルとなってます。
中央寄りのカメラみたいなのが、光センサーです。
▼裏返すとこんな感じ。
全てLEDになってます。
▼中央にUSB-Cポートがあります。
電源供給には「USB-C to USB-Aケーブル」を使います。長さは1.5mあるので、デスク下までのばすことができます。
▼それと、こちらが独自開発のクリップです。
スクリーンバーは非常に軽かったが、このクリップは重みを感じた。
モニターと接する部分はゴム素材になってて、滑り止めかつ傷をつけないように工夫されてます。
バネのような構造で、引っぱって挟みます。ネジや両面テープで固定する必要はありません。
モニターへの取付方法と使い方(説明書あり)
今回、ScreenBarを取付したのは、27インチの4Kモニター「DELL U2720QM」です。
取付するモニターで推奨の厚みは「1〜3cm」まで。超薄型でもない限り、問題だと思います。

ScreenBarには説明書が同封されてなかった。
本体とクリップを接続して、モニターに挟むだけなのですが、クリップとの接続は、少しコツが必要でした。
▼公式ページにあった説明書を載せておきます。

あとはクリップで挟むだけ。ネジや両面テープを使わずに、しっかりフィットしてます。
DELL U2720QMには、側面にUSBポートが有り、そこから電源を取ることができます。
だが、モニター正面に座ったときに、電源コードが横にはみ出してるのが気に入らず、デスク下から電源を取ることにした。
モニターから電源を取ると、モニターと連動してON/OFFできるメリットがあります。手動でオフが要りません。
▼横から見ると、こんな感じ。
ScreenBarを物理的に回してライトの向きを変更できます。手元の照らす位置をしっかり調節できます。
続いて、ScreenBarのボタン操作について。
操作パネルには4つのボタンがあります。
- 電源
- 自動モード
- 色温度調節
- 明るさ調節
ボタンはタッチ式なので、軽く触れるだけで反応してくれます。

BenQ「ScreenBar」を実際に使ってみたレビュー
まずは、取付前後の比較を見てほしい。
ScreenBarなし
これでも作業できますが、周りが暗いほど、目が眩しく感じる。
ScreenBarあり
ディスプレイの見た目は、イイ意味で変わっておらず、手元が明るくなった。
目への刺激が和らぎ、さきほどよりも目への負担が軽減されているのが実感できる。
実際、この状態で4,5時間ずっと画面を見続けても、これまでより目の疲れは感じない。それと周囲が暗くて見えない分、作業に集中できるメリットも大きかった。

椅子に持たれて、下から覗き込むように画面を見ても、LEDが直接目に入ることはなかった。
細かい作りは分かりませんが、ちゃんと考えれて作られてますね。
▼手元はこんな感じ。
手元も明るくなり、キーボードが見やすい。

続いて、パネルのタッチ操作について。
こちらも特に問題なし。ボタンは4つだけなので、暗闇でも慣れれば、なんとなくで操作できます。
明るさや色温度は、それぞれボタンを複数回タッチして調節できます。
電源を入れると、前回設定を引き継いで利用できます。
調節ボタンの連打に対しても、精度良く反応してくれますが、少し面倒です。
手元で読み書き作業をしたい人で、細かく照明調節したい人は、ダイヤルコントローラー付きの「ScreenBar Plus」がおすすめです。
僕の場合、手動操作は購入した最初くらいで、あとは基本的に「自動モード」で使ってます。

それと、ScreenBarと直接関係ないが、「QuickShade」というアプリが便利です。
クラムシェルモードでもメニューバーからMacの画面輝度を調節できます。

BenQ「ScreenBar」のレビューまとめ
以上、BenQ「ScreenBar」のレビューを書きました。
シンプルで質感の高い外観、考えられた光学設計と、価格に見合った素晴らしいスクーンバーでした。
▼まとめると下記の通り。
良い点はココ
- 素材は質感の高いアルミ合金
- 取り付け・取り外しが簡単
- 自動モードが優秀
- 目が疲れにくく集中力が増す
注意点はココ
- Webカメラ等と一緒に使えない
- 照明の手動調節がやや面倒
PCモニターをお使いで「目が疲れやすい」「作業に集中したい」「手元を明るくしたい」という人におすすめです。また明るさ調節は、自動モードで「お任せ」で良いって人は、ScreenBarを選べば間違いありません。
▼ダイヤル付きコントローラーが必要ならこちら。
