どうも、CHASUKEです。
年末年始の旅行に向けて準備しておきたいのがモバイルバッテリー。
iPhoneやiPad、MacBook、カメラなど旅行中に充電したいガジェットは盛り沢山。また、家族旅行であれば、家族全員分のバッテリーをまかなえる20,000mAhを1台持っておきたいところだ。
ということで、cheero(チーロ)の大容量モバイルバッテリー「Power Plus 5 Premium 20000mAh」を購入してみました。
1つの機器に対し、USB-C PD(パワーデリバリー)対応で60Wの入力・出力できる凄いモバイルバッテリーです。
もう少し補足すると、下記の3つのポートで3台同時(合計90W)に高速充電できます。
- USB-C(最大60W 入力・出力)
- USB-C(最大18W 出力)
- USB-A(最大12W 出力)
さらに、cheeroのモバイルバッテリーはAnker同様に人気があり、特に安全面での評価が高い。
高品質な電池を使用しているため、安心して使えるのも大事なポイントです。実際、僕の普段使いも同じPower Plus 5の10,000mAhモデル。信頼のメーカーだったのですぐに購入しました。
ということで本記事では、「cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh」のレビューを書いていきます。
パワフルなスペックの「cheero Power Plus 5 20000mAh」
こちらが「cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh」です。
本体は黒色で、高級感のあるアルミケースが特徴的です。スクエアな形がスタイリッシュでカッコいいです。
さすがは超大容量20,000mAh。普段は10,000mAhを使っているのでデカく感じます。
パッケージ内容
- バッテリー本体
- USB-C to USB-Cケーブル
- 取扱説明書兼保証書(1年間)
本体充電用のUSB-Cケーブル(0.5m)が付属するのは有り難い。あとで紹介しますが、本体を高速充電するには60W出力の充電器が必要となります。
製品スペックをチェック
製品スペック
- サイズ:153×68×25mm
- 重さ :425g
- 入力 :USB-C(PD60W)
- 出力 :USB-C×2、USB-A×1
3台同時で合計90Wまで - 本体充電時間:2時間
- 使用推奨回数:500回
これ1本で、iPhone 11が約4.5回、最新iPad Proが約2.5回分の充電ができます。
iPhoneは45分間で75%、iPad Proは2時間10分で100%のように高速で充電が可能。
さらに、60W出力なのでMacbook Pro (2018)にも1時間20分で84%まで充電できるパワフルなスペック。
ただ容量が大きいだけでなく、高速・高出力で充電できるモバイルバッテリーなのです。
入出力インターフェースをチェック
天面に、1%刻みで残容量がわかるデジタルインジケータ、USB-C×2、USB-A×1が並びます。側面にはボタンが1つだけのシンプルさ。
▼ボタンをカチッと押すと、この通り残容量が表示されます。
よくあるLED点灯数で知らせるタイプより、残容量が明確で使いやすい。
本体サイズ感をチェック
大容量なモバイルバッテリーを購入するときに気になるのが、サイズ感。
数値的にサイズを比較すると、同じ20,000mAhクラスの中でもコンパクトな方なのがわかる。だが、実際にはどれほどのサイズ感なのか、iPhoneや手持ちの10,000mAhモデルで比較してみました。
▼左からPower Plus 20,000、Power Plus 10,000、iPhone XSを並べてみました。
「cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh」はiPhoneと横幅はほぼ同じで、少し上下に伸びる感じです。
▼iPhoneと厚みを比較してます。
iPhoneがケース無しであれば、ちょうど3台分重ねると同じくらいの厚みになります。
▼ちなみに、Power Plus 10,000mAhと厚みは全く同じでした。
容量的には2倍ですが、体積比で見るとトータルで2倍強の大きさとなっている。
実際に各ポートで充電してみた結果
3台同時に高出力の急速充電をすれば、みるみる残容量は減っていく。
だけど、このバッテリーの凄いのは、本体を最大60Wで充電できるところ。なんと20,000mAhがたったの2時間でフル充電できちゃいます。
▼実際にどれほどの充電能力があるのか、以下内容で性能をチェックしてみました。
- USB-C(最大60W)の入力
- USB-C(最大18W)の出力
- USB-A(最大12W)の出力
- USB-C(最大60W)の出力
USB-C(最大60W)の入力ポート
まずバッテリー本体への充電について。
▼付属のUSB-Cケーブルと61W出力充電器を使って充電した結果がこちら。
ワオォォ!
バッテリー本体に19.6V × 2.87A ≒ 約56Wあたりで充電されているのがわかります。(※チェッカー矢印は電流の方向を表す)
充電を眺めてたけど、1分で1,2%という面白いペースでバッテリー残量が増え、1時間で75%まで充電できました。なんと、2時間弱でフル充電が完了しました。このスピードには驚いた。
ちなみに60Wで給電するためには、PD対応の最大60W充電器が必要なので、この機会に揃えておきましょう。
USB-C(最大18W)の出力
続いて、最大18WのUSB-Cポートです。
▼iPhone XSにてUSB-C to Lightningケーブルで充電した結果がこちら。
iPhoneに9.03V × 1.74A ≒ 約15.7Wあたりで充電されています。素晴らしい。
▼バッテリー残量の推移はこんな感じ。
No | 経過時間 | バッテリー残量 |
0 | 0分(充電前) | 17% |
1 | 10分 | 37% |
2 | 30分 | 68% |
3 | 60分 | 88% |
iPhoneの使い方によって結果は異なるので参考までに。
また、PhoneをPD充電(最大18W)するには、iPhone8以降とApple認定された充電ケーブルが必要なのでご注意ください。
iPhone・iPadを高速充電するための「USB-C to Lightningケーブル」も揃えておきましょう。
USB-A(最大12W)の出力
USB-Aポートでは、5V2.4Aの最大12Wの急速充電ができます。
また、こちらのポートは「AUTO-IC」という機能があり、機器に応じた最適な給電を自動で行ってくれます。
▼無印iPadをUSB-A to Lightningケーブルで充電した結果がこちら。
iPadに4.73V × 2.23A ≒ 約10.5Wあたりで充電されています。
最近のデバイスはUSB-Cポートに統一されつつあるが、まだまだUSB-Aデバイスは多い。1ポート分用意があるだけで非常に心強い!
USB-C(最大60W)の出力
先日買ったばかりのMacBook Pro 16インチで試してみました。純正は96Wの電源アダプタ付属だが、60W出力あれば時間がかかるものの、バッテリー残量が減ることはない。
▼給電は最大の60Wが出てました。
経過時間 | MacBook Pro 16 バッテリー残量 | Power Plus 5 バッテリー残量 |
0分(充電前) | 8% | 100% |
10分 | 14% | 87% |
30分 | 30% | 58% |
60分 | 53% | 5% |
このあと5分も経たずに力尽きました..
約半分の充電ができました。これなら13インチのMacBookやAirであれば、十分使えます。
モバイルバッテリーでPCを充電する発想はなかったので、この結果は驚きでした!
安全性能の高いcheeroモバイルバッテリー
最後に紹介しておきたいのが安全面について。
cheero製バッテリーの安全性能
- 厳しい検査基準をクリアしたセルのみを採用
- 品質管理者による徹底した安全確保
- 過充電・過放電・短絡・発熱時の自動停止
- 本体139℃で回路をクローズする追加ヒューズ搭載
Amazonの製品ページには、低価格なものの安全面の記載がないモバイルバッテリーが非常に多い。安いものに目が行きがちだが、安心して安全に使える製品を選びましょう。
最後に(まとめ)
cheero Power Plus 5 Premium 20000mAhをレビューしました。
Power Plus 5 20000mAhまとめ
- スクエア形で高級感のあるアルミボディ
- 超大容量20,000mAh
- USB-C(PD60W・PD18W)、USB-A(12W)の3ポートを搭載
- 3台同時に利用可(合計最大90W出力)
- バッテリー本体への充電時間は2時間
- ノートPCも高出力で充電可能
- 安全性能の高いcheero製品
大容量かつ高出力・高速充電ができるモバイルバッテリーでした。
また、同時に3台利用できるので、旅行や出張だけでなく、ガジェット多めな人には様々な場面で使えそうです。60W出力でノートPCも充電可能なので、電源のない場所でのPC作業にも使える1台です。
大容量・高出力・3台同時利用と欲張りなモバイルバッテリーをお探しの人にオススメです。
初回分のみ6,280円(600円OFF)
それではまた。