PC関連

NAS購入で迷った挙句、Synology DS218playを選んだ理由

どうも、CHASUKEです。

どーーーん!!!!!

もうすぐ産まれて来てくれる我が子のために、スマホやPCにある写真や動画を簡単に共有できるネットワークハードディスク『NAS(ナス)』を新調しました!!

今回購入したのは、ハードディスク(HDD)が別売りタイプのNASキットで、以下の3点です。

その総額54,179円をポチり。いやぁ、我ながら思い切りました!!

 

万が一、HDDが壊れてもデータが消滅しないRAID1(※同じデータを2本のHDDに保存)、写真や動画、音楽などのデータの管理機能が充実していること。また、色々とイジれてワクワクするようなNASを探しました。

NASの選択肢は多くあり、決定するまでに結構悩みましたが、最終的に、Synology「DS218play」にたどり着きました。

今回は、どうしてこの、Synology「DS218play」モデルを選んだか理由を書いていきます。※僕の主観が大いにありますが、NAS購入をお考えの人の参考になれば幸いです^^

そもそも、NAS(ナス)って?

NASは、データをためるためのハードディスク(HDD)ですが、USB接続して使うものとは違い、ネットワーク(LAN)に接続して使うHDDです。略さずに言うと「Network Attached Storage」となります。

 

ネットワークに接続できると、メリットがたくさんあります。本体が屋根裏部屋にあっても、スマホやPCから複数人が同時に、写真や動画を保存したり・閲覧することができます。もちろん、家の外からでもアクセスできるので、データの一元管理が捗るアイテムです♪

イメージ的には、iCloudDropBoxGoogleドライブなどのオンラインクラウドサービスにデータを置いて、どこからでも自由にアクセスできるイメージです。しかし、オンラインクラウドサービスは、動画など大容量データをアップロードするとすぐに無料枠を超えます。使用量を増やすには、月額利用料が必要です。つまり、少量(2〜15G)のデータ共有としてなら使えますが、家族の一生分の写真や動画、音楽、テレビ録画などの保存用としては適しません。

せっかく撮影した写真を、現像せずにPCやHDDの中で眠らせてるだけでは、面白くありません。いつでもどこでも見たり、見せたりできる状況を作っておけたら最高ですよね。

データを手軽に蓄積/活用したいなら自宅にNASを導入するのが超おすすめです。

Synology「DS218play」を選んだ理由

僕がNASを選んだ条件は以下の通り。

  • RAID1(レイド1)対応
  • 拡張性が高く遊べるもの
  • アプリ/アドオンの充実さ
  • クラウドとの同期
  • 外見の格好良さ
  • 転送速度のサクサク感

お金に余裕があれば、一番性能が良いものを買えば間違いはありません。我が家はそんなに余裕はないので、必要なスペックを考えて、オーベースペックなモデルを購入しないように気をつけました^^

 

「完成品タイプ」か「NASキット」か?

僕は「NASキット」を選びました。

違いは、NASのHDDがすでに内蔵されてて、購入してすぐに利用できるのが「完成品タイプ」です。好みのHDDを別で用意して組み込んで設定をしてから利用できるのが「NASキット」です。

完成品タイプは、手軽に使えるメリットはあるが、拡張性に乏しく、最初に購入した容量しか利用できません。それに比べて、NASキットは将来容量が不足した際に、本体そのままで、HDDのみ取替できるのがメリットです。もしHDDが壊れたとしても同様。

▼我が家では、4年前からバッファロー製の完成品タイプの「LS410Dシリーズ」を使ってます。RAID0でもうすぐ5年目で、そろそろ替え時だと感じていた。

完成品タイプでも、ファイル共有はもちろん、iTunesサーバ機能やUSBデバイスサーバ機能、タイマーON/OFFなどの基本機能が使えていますが、写真や動画、音楽などのメディアファイルを管理するWebアプリやスマホアプリのショボさを感じてました。

SynologyなどのNASキットは、パッケージやアドオンを追加できたりと拡張性が非常に高いのが特徴です。それに加えて、PCアプリやスマホアプリが非常に充実してて、NAS内の写真を詳細検索できたり、Amazon Photoなどクラウドサービスと同期をとれるので、闇雲に貯めている写真を探す手間が省けそうです。

という理由で、初期費用は高くなるが、長く使える「NASキット」を選んだ。

▼初めてNASに挑戦するなら、完成品タイプが手軽でおすすめです。僕が購入した4TBのRAID1構成だと42,999円とNASキットより1万円以上安くなる。容量も2TB,4TB,6TBと選ぶこともできる。

 

NASメーカーはどれにする?

僕は「Synology」というNASメーカーを選びました。

NASキットを購入しようとしたときに、候補となるメーカーは4種類ほどあります。

 

こちらのメーカーを比較したページをチェックして「Synology」か「QNAP」で迷いました。どちらもアプリが充実しています。

決め手となったのは「Synology」で採用されている独自OS「DiskStation Manager」の存在。ブラウザー上でデスクトップのように使えるDSMの中の「パッケージセンター」と呼ばれる機能を追加できる場所で、自分に必要なパッケージ(※一覧はコチラ)を追加していくことが可能です。ここから、写真管理、音楽管理、動画管理、Webサーバ、DBサーバなどなど本当に多くの機能を追加して楽しむことができます♪

DSMのイメージが湧かないなら、テスト用に用意された環境を実際に使ってみることができます。→DSMのライブデモはこちら

拡張性の高いNASキットで色々とやりたい場合は、ネットの情報が頼りです。Synologyの公式ページでのナレッジベース(※もちろん日本語)が充実してるのに加え、Amazonでも人気が高いため、他のユーザーからの情報も豊富です。

それに、僕的にQNAPよりもSynologyの方が外観が好みでした^^

 

Synologyのどのモデルにするか

最終的に「DS218play」を選びました。

まずは、ベイと呼ばれるHDDを搭載するユニットがいくつ必要か。

RAID5で運用すれば、容量を節約することができるが、4ベイ搭載モデルが必要になりコストもサイズも大きくなる。そこまでの性能は不要と判断し、RAID1が使える2ベイモデルで絞りました。

そうなると、候補は、「DS218j」「DS218play」「DS218」「DS218+」の4モデルに絞られた。性能は「DS218j」から「DS218+」の順番に良くなっていきます。(※DS718+もありますが割愛)

▼「DS218j」は4つの中で一番安く、20,380円 (2018.5.13時点)

「DS218j」は、メモリが「512MB」と小さく、同時アクセスや複数アプリを動作させることを考えるとやや不安が残る。それに加え、4K Ultra HDに対応したビデオコード変換機能(※NAS内に保存された4K動画などを本体でデコードする機能)がないので、候補から外した。スマホなどからサクサクなストリーミング再生可能なメディアサーバとして考えていたので、ビデオコード変換機能は外したくなかった。

 

▼「DS218+」は4つの中で一番高く、34,606円 (2018.5.13時点)

「DS218+」は、メモリ「2GB」に加え、拡張して最大6GBまで増やすことができる申し分のないスペック。ファイルシステムとして「Btrfs」を選ぶことができたり、メールサーバ、仮想サーバとしても利用できるので面白さはMAXです。

ただ、僕のNAS利用方法として、オーバースペックに感じた。それに、「DS218j」からプラス14,000円はちょっと手が出せなかった。予算に余裕があったら、これにしてたが..

 

「DS218play」と「DS218」で迷った

価格は、DS218playが24,150円 (2018.5.13時点)

価格は、DS218が28,122円 (2018.5.13時点)

主なスペックの違いが、こんな感じ。

DS218playDS218
価格 (Amazon)
2018.5.13時点
24,150円28,122円
メモリ1GB2GB
ホットスワップ不可可能
USBポート数USB3.0 × 2USB3.0 × 2
USB2.0 × 1
サイズ16.5×10.0×22.6cm16.5×10.8×23.3cm
重量0.87kg1.3kg

ホットスワップとは、電源を落とさずHDDを交換できる機能ですが、個人で使うので不要ですが、一番気になったのが、メモリ容量の違い。

DS218の方は、DS218playの2倍の容量を持っている。CPUは同じなので、メモリが大きい方がサクサク動くのは間違いないですが、どれほど性能に違いが出るのか使ってみなきゃわからない。ただ、性能については、こちらのページにあるように、そこまで違いがないようだ。

4,000円の違いなので、上位モデルにしようとも思ったのですが、USB2.0ポートが前面に増設されるて、見た目がスッキリしていない点やサイズや重量も小さい方が扱いやすいと考えた結果「DS218play」にすることにした。

ちなみに、Synologyの製品ページでモデルの比較ができるので、違いをより細かく確認できます。僕はコレとにらめっこしながら決めました。

最後に

悩んだ挙句、「DS218play」を購入しました。

HDD(ハードディスク)は、NAS用として24時間365日の安定稼働に定評のある「WD Red 4TB」をRAID1用に2枚購入しました。現在のNASで1.5TB分ほど使ってますが、Synologyの機能を存分に利用するともう少し容量が必要になると思い、倍に増やした。

1枚で14,900円(2018.5.13時点)と出費がかさみますが、思い出をケチるのは嫌なので大きめのHDDを選択。

 

Synologyの独自OS「DSM」や、充実した拡張機能を使うのは、とても楽しみだ。しばらく運用してみて、おすすめな利用方法や実際の使用感をレビューできたらなと思います^^

それではまた。

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CHASUKE

IT企業につとめる30代サラリーマンブロガーです。当ブログでは、実際に使ってよかった役立つガジェットや製品をお届けしてます。面白い機能や素敵なデザイン、少し尖ったアイテムが特に好きです。ご質問・ご意見は「お問い合わせ」まで。レビュー依頼もお待ちしております!

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