どうも、CHASUKEです。
10.1インチのAlexa搭載スマートディスプレイ「Amazon Echo Show」を購入しました。
購入当初は、Echo Showの画面の大きさに驚いたものの、慣れれば大したことはない。むしろ広い部屋では、画面が大きい方が間違いなく使いやすい。それにデカいスピーカーのおかげで、音質もばっちり。リビングに迫力のある音楽を流せます。
ということで本記事では、10.1インチのアレクサ搭載スマートディスプレイ「Echo Show」の使い方や使用感を書いていきます。
「スマートディスプレイで何ができるの?」「使い心地はどう?」など気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
2021年3月に新型モデル「Echo Show 10」が発売予定。なんと首振りスマートディスプレイです。
スマートディスプレイ Echo Show の特徴・スペック
Echo Showは、Amazonが販売するスマートディスプレイの最上位モデルです。Echo Spotの画面が2.5インチに対し、Echo Showの画面は10.1インチあります。
こちらの動画を再生すれば、Echo Showで使える機能が大体わかります。
▼できることリスト
- 10インチHDスクリーン
- 高音質スピーカー
- スマートホームハブ
- インターネット閲覧
- カメラ映像の確認
- ビデオ通話
- フォトフレーム
冒頭にも書いたけど、やはり本体が大きいので、快適な動画視聴やブラウジング、パワフルな音楽再生が可能な1台に仕上がってます。
Echo Show発売後に、小型モデル「Echo Show 5」「Echo Show 8」が登場しており、スペックを比較すると下記の通り。
モデル | Echo Show | Echo Show 8 |
---|---|---|
日本発売 | 2018.12.12 | 2020.2.26 |
価格 | 27,980円 | 14,980円 |
本体サイズ (mm) | 251×230×172 | 200×135×99 |
重さ | 2,560g | 1,037g |
画面サイズ | 10.1 | 8 |
解像度 | 1280×800 | 1280×800 |
カメラ画質 | 5MP | 1MP |
スピーカー | 2インチ 10W×2 | 2インチ 10W×2 |
パッシブ ラジエータ | 搭載 | 搭載 |
Dloby デュアル | 対応 | 非対応 |
ハブ機能 | 対応 | 非対応 |
外部端子 | 3.5mm ステレオジャック | 3.5mm ステレオジャック |
モデル | Echo Show | Echo Show 5 |
---|---|---|
日本発売 | 2018.12.12 | 2019.6.26 |
価格 | 27,980円 | 9,980円 |
本体サイズ (mm) | 251×230×172 | 148×86×73 |
重さ | 2,560g | 410g |
画面サイズ | 10.1 | 5.5 |
解像度 | 1280×800 | 960×480 |
カメラ画質 | 5MP | 1MP |
スピーカー | 2インチ 10W×2 | 1.65インチ 4W×1 |
パッシブ ラジエータ | 搭載 | 非搭載 |
Dloby デュアル | 対応 | 非対応 |
ハブ機能 | 対応 | 非対応 |
外部端子 | 3.5mm ステレオジャック | 3.5mm ステレオジャック |
Echo Showの外観と付属品
Echo Showは2.5kgを超える重さ。当然、箱もずっしりと重たい。
Echo Spotのパッケージ内容
パッケージを開封し、中身を取り出すと、、、Amazonの買い物バック風の包装になってました。
▼大きいパッケージでしたが、付属品は最小限しか入ってません。
付属品
- Echo Show本体
- 電源アダプタ(30W)
- 取扱説明書 × 2冊
購入当初はそのまま使ってましたが、ビデオ通話を多く利用するため、角度調整スタンドと画面保護フィルムを購入しました。画面のアンチグレア効果、子供の目線合わせも便利です。もう標準装備で良いじゃん。
【Echo Show 反射防止】角度調整スタンドと液晶保護フィルムを追加購入した!
▼本体構成については、下記が参考になります。
マイク/カメラボタンを長押しすると、電源オン・オフができます。
カラーは、黒系の「チャコール」を選びました。他にも白系の「サンドストーン」が選べます。
画面上にカメラが1つ、マイクに関しては合計8つも備わってます。このマイク性能のおかげで、「アレクサ呼び出し」の聞き取り性能もばっちりです。
▼背面にはスピーカーが内臓され、こんな形状。
ずっしりと迫力のあるサウンドを、部屋全体に届けてくれます。
▼Echo Showは充電式ではありません。背面中央にある電源用ポートで給電しながら使います。
左のmicroUSBポートは、有線LAN接続で使います。右にあるポートは、盗難防止ワイヤーの取り付けに使います。
初期設定はデバイス上で簡単に
設定はとても簡単です。
コンセントに繋ぐと自動で電源が入ります。あとは、画面の表示内容にしたがって、AmazonアカウントやWiFi接続の設定するだけです。
▼はい、設定完了です。
ホーム画面はこんな感じ。デカいですねー。
設定で時計や天気などの画面表示は変更できます。その他、カレンダーや話題のニュース、リマインダー、通知情報なども表示可能です。画面が広いので、表示できる情報量も多いです。
画面下に見える「アレクサ、名前の由来は?」というメッセージが常時表示されます。邪魔なので、消したいのだが設定が見つからなかった。
スマートディスプレイ Echo Show の使用感(レビュー)
大画面かつ高音質のEcho Showは、家族が多く集まるリビングに最適でした。
ここでは、僕がよく使うおすすめ機能をいくつか紹介していきます。
Amazon Photos デジタルフォトフレーム
「Amazon Photos」はプライム会員が使える特典です
僕は普段から写真をいっぱい撮る。なので以前から「デジタルフォトフレーム欲しいな」と思ってました。どうせならスマホ連携のスマートフォトフレームがいいなと。
Echo Showなら出来るんですよね。Amazon Photosアプリでアルバム設定すれば、簡単にEcho Showに表示する写真を変更できます。
▼Amazon Photosのアルバムをホーム画面に設定すれば、スライドして写真を見ることができます。
家族みんなで思い出の写真を眺めると、自然と笑みがこぼれ、思い出話が始まる。家族の会話が増えますよ。
ちなみに、Amazon Photosに人物登録していれば、「〇〇の写真を見せて」と言って、写真を探すこともできます。これが面白すぎて人やモノ、場所で色々と試しました。
夜の時間帯は「おやすみモード」に設定し、写真がチラチラしないようにしています。
時間でおやすみモードを設定できます。
パワフルな音質でリビングのBGMに最適!
Echo Showの音質は良いです。
パッシブラジエーター搭載のおかげで重低音のしっかり効いたカッコいいサウンドを楽しむことができます。Echoシリーズ単体としては、最高レベルの音質です。我が家のリビングは、ダイニングにも繋がっており、最大で17畳ほどあるけど、ボリュームは十分です。音割れすることなく、部屋全体に音楽を流すことが可能です。
画面上には、曲名やアーティスト情報、歌詞も表示できます。これこそ、画面付きの良いところですよね。
Amazon Music Unlimitedなら7,000万曲以上から選曲できます。他社の音楽サービスも使えるので、Amazon Musicに縛られないのも、嬉しいポイントです。
音楽サービス
- Amazon Music
- Apple Music
- Apple Podcasts
- Spotify
- dヒッツ
- AWA
- Spotify
- うたパス
- Tuneln
Echo Showでプライムビデオ再生
プライムビデオはプライム会員限定サービス
Echo Showならば、大画面でプライムビデオを楽しむことができます。
これで、プライムビデオのメニューが開きます。
これで、お気に入り一覧が表示できます。
ウォッチリスト以外から観たいタイトルを探すこともできますが、全て音声操作となり、やや大変です。
そのため、スマホアプリでウォッチリストに登録してから、Echo Show再生がおすすめです。これが一番スムーズです。
音声操作でサクッと動画再生できるので、「時間があるから少しだけ」みたいに気軽に再生できるのが良いです。
10.1インチあれば、家族みんなで観るにはキツいですが、1人で観るならば、快適です。何気にふらっと再生してまるっと2時間見入っちゃうこともあります。
動画の操作も音声で簡単。
ちょっと横やりが入っても、「アレクサ、5分戻って」、聞こえづらい部分があったら「アレクサ、20秒戻して」など動画再生の細かく操作できます。
Webブラウザで調べ物・YouTube
Echo Showでは、ネット検索が使えます。
リビングに置いておけば、手軽に調べ事もできるんですよね。例えば、郵便物の料金だったり、遊園地などの入場料だったり。
ちなみに、ネットの使い方が面白い。
そう言って、素直にGoogleのページを開くアレクサちゃん。素敵です。
まぁ、音声で的確な回答が得られればベストなんでしょうが、Googleと違い検索系は少し弱いです。
その他、ブラウザ経由でYouTubeを再生できます。
これで1発で開けます。
YouTubeアプリは非搭載で、ブラウザ経由なので少々使い勝手と画質が悪い。やはり、Gooleのサービスでは「Google Nest Hub」には敵いません。
ちなみに、検索で入力するキーボードでは、日本語入力ができない。マイク音声であれば、日本語入力ができますが、よく観るサイトやページは、ピン留め機能を使うのがおすすめ。
ディスプレイを活かしたAlexaスキル
画面を生かしたスキルが用意されています。
中でも料理レシピのスキルが便利です。例えば、「DELISH KITCHENスキル」を使えば、美味そうなレシピの作り方手順・必要な材料と合わせて、要点を抑えた動画で作り方をチェックできます。どれも美味しそうで、不思議と料理したくなる。
他にも、クロネコヤマトのスキルで再配達申し込み。アレクサ対応のネットカメラでペットや赤ちゃん部屋の様子をライブ再生などといったことがことができます。
知識があれば、自分専用のオリジナルスキルも作れます。Nature Remoのセンサー情報を使って、こんなの作ってみました。
「欲しいアプリが無ければ作れば良い」という発想にはなかなか慣れないですが、開発ドキュメントや環境も充実してるので、開発ハードルは意外と低い。挑戦してみると面白いかもです。
ビデオ通話・メッセージ・呼びかけが便利
なんだかんだ、これが1番使う機能。
寝る前の子供の顔が見たくて、会社帰りによく使います。
スマホにテレビ電話しても気づいてもらえないことが多いのですが、Echo Showの「ビデオ通話」ならすぐ気づいてもらえる。それに、「呼び出し機能」を使えば、応答操作が不要で、すぐに顔が見えてホッコリしますね。
ディスプレイから家電操作
Echo Showにはスマートホームハブが内臓されています。
これがあれば、Zigbee規格の照明(Philips HueやIKEA TRÅDFRI)のハブとして機能します。本来なら、Wi-FiからZigbee通信に切り替えるための専用ハブ(Hueブリッジ、TRÅDFRIゲートウェイ)が必要だが、これが内臓されているイメージです。
我が家の照明は全て、アレクサで操作できるのに設定しており、基本的には音声操作してます。マイクも多く搭載されており、騒がしい場所でもちゃんと声を拾ってくれてます。
また、Echo Showでリモコン操作もできます。複数の操作を一括設定できる「定型アクション」もタップ操作が可能です。
Echo Show レビューまとめ
Echo Showは、ビデオ電話だったり、フォトフレームだったり、家族のコミュニケーションに必須アイテムとなってます。
検索系の質問や、YouTube再生には微妙な感じでしたが、大画面で操作性はよく、Amazonのサービスとの連携はばっちりです。また、広い空間に置くのであれば、10.1インチクラスのスマートディスプレイが最適だと感じてます。
2021年3月に新型モデル「Echo Show 10」が発売予定。なんと首振りスマートディスプレイです。