どうも、家のどこにいても「アレクサ」が呼べる暮らしをしているCHASUKEです。
本記事では、Amazonの最高峰スマートディスプレイ「Echo Show 10」を購入したので、写真いっぱいでレビューしています。
最高峰なだけに、価格は29,980円となかなか。
ですが、Echo Show 10には、部屋をグルっと見渡せるモーション、ビデオ通話や動画視聴に便利なスクリーン追従といった機能が搭載されてます。
画面サイズは、前回モデルと同じ10.1インチとそのままですが、カメラ画質やスピーカー性能がかなりパワーUPしています。

▼発売日にGETしてきました。ずっしりと重量があります。これは期待できる。
今回のEcho Show 10は価格的に「欲しい」と思っても、すぐには手を出しづらいと思います。
本レビュー記事が、Echo Showの購入を検討されている人に少しでも参考になれば幸いです。
僕の場合、Echo Show(第2世代)から買い替えました。ビデオ通話や動画、レシピなどの画面スキルを多く使っているユーザーであれば、間違いなくおすすめできる1台に仕上がってます。
高かったですが、個人的にはめちゃめちゃ気に入ってます。後悔は全くないですね。

Amazon「Echo Show 10」の外観と付属品
Amazon「Echo Show 10」を開封して、外観やサイズをチェックしていきます。

本体は約2.56kgあります。ずっしりと構えて、スピーカーからの良い音が期待できる。
画面は布カバーで保護され、全体的に高級感のあるオーラがあります。
▼画面カバーを外すと、こんな感じ。
正面の画面サイズは「251×230mm」であり、表示エリアは10.1インチ(256.54mm)となってます。存在感がありますね。
画面の中央上にマイク、右上に13MPの高画質カメラが搭載されてます。

スクリーンを手で左右に押すと、ぐるっと画面が回転します。後ろからみると、こんな感じです。
Apple製品でいうと、HomePodにiPadがくっついたような外観。デザイン的にリビングに置けるか気になっていたが、このクオリティなら全然問題ないです。
土台となるスピーカースペック
- 1インチツイーター×2基(ステレオ)
- 2.5インチウーファー
画面の回転に合わせて、スピーカーも同じ向きに回転する構造になっています。
▼横からみると、こんな感じです。
画面は、左右に回転するだけでなく、上下の角度調節も可能(手動のみ)です。
目一杯上げてみると、こんな感じ。
前回のEcho Show(第2世代)では、角度調節にスタンドが必須だったので、これは嬉しい。
画面が見やすく、タッチ操作もしやすい。
▼サイズ比較のために、第2世代と並べてみました。
第2世代は、奥行きが107mmなのに対し、Echo Show 10はスピーカー部分だけで172mmあります。だいぶ違いますね。
▼上部には、3つのボタンとカメラカバーがあります。
ボタンを押して、音量の上下とマイクのオンオフが操作可能です。
▼底面の滑り止めパッドと本体の重量のおかげで、安定した設置ができます。
底の凹みのある部分に、電源ポートが1つあります。
▼Amazon「Echo Show 10」の付属品はこちら。
付属品
- 電源アダプタコード
- クイックスタートガイド
- 回転幅テンプレート
▼電源は専用プラグとなっています。

▼クイックガイドはこんな感じ。
アレクサへの音声操作リストも便利に使えそう。
もう一方の回転テンプレートは、Echo Showの配置場所を決める際に使うものです。
この設置ガイドが綺麗に置ける場所であれば、遠隔地から画面を回転させることができます。

Amazon「Echo Show 10」のモーション設定
Amazon「Echo Show 10」の初期設定では、通常のEchoデバイスと同じ設定に加え、スクリーンの回転範囲などを設定できます。
▼Echo Show 10を起動後、画面に従うだけなので、特に設定で迷うことはありませんでした。
Wi-Fi接続→Amazonアカウントと順番に設定をおこない、最後に画面のモーション設定に入ります。
といっても、難しいことは何もないです。
設置場所(壁ぎわやコーナー等)を選ぶと、回転範囲が自動調整されます。
実際にEcho Showがプレビュー回転した後、微調整できます。
左右のそれぞれで稼働範囲を設定し、待機ポジションを決めて完了です。
これらのモーション設定は、初期設定後でも気軽に位置変更ができます。
画面上部を下にスライドし、設定画面が開けます。
モーションを一時的にOFFにするだけであれば、モーションボタンからスグに操作できます。

Echo Show 10では、基本的に「全てのアクション」に対し、モーション機能で画面追尾しますが、機能制限することもできます。
▼一部のみ、リクエスト時のみなどが選べます。

Amazon「Echo Show 10」のレビュー
Amazon「Echo Show 10」を設置して、しばらく時が経ったので、感想を書いていきます。
最初のうちは、リビングにある食卓に置いてました。
これはこれで良かったのですが、やはり料理や飲み物がのる場所なので、危険を感じました。Echo Showは衝突検知すると動きが停止しますが、勢いよくぶつかった後では手遅れです。
ちなみに衝突すると、こんなメッセージが表示され、回転範囲を見直しをすすめられます。
ということで、
Echo Show専用としては少し勿体ない気もしますが、円形テーブルに載せることにした。

アレクサが振り向く。もうモーション無しには戻れない!
まず、驚いのがコレ。
「アレクサ!!」と呼ぶと。
こちらを振り向いてくれる。画面が見える。回転する稼働音も一切なく最高。
もう、これ生きてるみたい。
Echo Showに搭載されているマイクとカメラの情報から、居場所を判断して振り向いてるとのこと。一応、この時に使うデータがクラウドに送信されることはないらしい。

YouTubeやAmazonプライムといった動画鑑賞、料理レシピなど、人の動きを追尾して常にスクリーンを正面に向けてくれます。便利ですわ。
▼横に動けば、スクリーンが追従!
最初はうちは「うわぁ、面白いなぁ。」と感じてましたが、今ではこれが当たり前になりつつある。
使い慣れてくると、モーションなしでは完全に物足りなくなります。

カメラ画質が綺麗。見守りカメラやビデオ通話が捗る!
Amazon「Echo Show 10」には今までになかった新しい機能が追加されました。
それが、小さい子供や1人暮らしの高齢者、ペットの留守番に便利な「見守りカメラ」機能です。
▼Alexaアプリのデバイスタブ「カメラ」から、簡単にEcho Showのライブ映像を見ることができます。
13MPの高画質カメラのおかげで、映される画像はくっきり綺麗です。
映像は縦向きでも、横向きでも表示できます。
また、タップ操作でカメラの方向を変えれるのも面白い。自由に部屋中を見渡すことができます。
見守りカメラ機能を使用中は、「家族の方がカメラの映像を表示中です。」とスクリーンに表示されるので、勝手に覗き見される心配もいりません。物理的にカメラカバーを閉めることもできます。
「見守りなら安価なネットカメラで良いじゃん」と思ったかもですが、明らかな専用カメラがリビングにあると、監視してるようで結構抵抗があります。

もう1つ、カメラを使った便利機能が、「呼びかけ」や「コール」といったビデオ通話です。
個人的には、仕事帰りにもうすぐ3歳の娘とのビデオ通話用にEcho Showを置いていると言っても、過言ではない。それほど、よく使う機能です。
これも期待通りで良かった。通話中は自動追尾され、動けば追いかけるし、離れれば拡大もしてくれます。中央に人が映るように表示してくれます。
動きが早いと見失ってしまうことも。残念ながら、ビデオ通話時はアプリからカメラの向きを変更できません。それでも驚くほど優秀なカメラワークをしてくれています。

それと、自分の書斎に設置している「Echo Show 5」から、リビングの様子が見れます。
モーションによる通話機能が、思った以上に便利に使えているので、少し離れて一人暮らしをしている祖母の家に設置を考えています。間違いなく活躍してくれるはずだ。
スピーカー性能向上で音楽も動画も迫力が増した!
前回のEcho Show(第2世代)でも迫力の重低音サウンドでしたが、今回のは、さらに音質が良くなり迫力が増しています。リビングで音楽を聴くときにめっちゃ使えています。
Amazon「Echo Show 10」の内臓スピーカーは、部屋全体に広がる360度タイプではありません。
しかし、人に追尾してスクリーンと一緒にスピーカーも向きを変えるため、人のいる場所に向けて、良い音が届くようになっています。
もちろん音楽だけでなく、Amazonプライムも迫力のある音で楽しめるので、ついつい、のめり込んで見入ってしまいます。
Amazon「Echo Show 10」のレビューまとめ
以上、モーション機能を搭載したAmazon「Echo Show 10」をレビューしました。
カメラとスピーカーのスペックUP、そして新たな機能が加わり、前モデルから完全に生まれ変わったEcho Showでした。
約3万円は高いと感じてしまうが、我が家のように前モデルのEcho Showを使い倒している家庭であれば、その価値は十分にあると感じました。
前モデルのEcho Show(第2世代)は、値崩れして1万円ちょいで売られてますが、それでも僕は新Echo Showをおすすめします。
