どうも、CHASUKEです。
ラトックシステムのスマート家電コントローラ(家電リモコン)『RS-WFIREX3』がGoogleアシスタント標準のスマートホーム機能に対応しました。
CHASUKE
Googleアシスタントのスマートホーム機能は「Direct Actions」とも呼ばれます!!
さっそく、スマートスピーカー「Google Home」で試してみました。今回はスマートホーム機能を使って、出来ることや設定方法を紹介いたします。
Direct Actionsでできること
『Direct Actions』とは、Googleアシスタント標準のスマートホーム機能です。
照明のオン/オフ、エアコンのモードや温度設定などのシンプルな家電操作を音声でできるようになります。以下のように、スキル名の呼び出しが不要でシンプルな音声操作ができます♪
「OK Google. エアコンをオンにして」
ちなみに、『Conversation Actions』というカスタム機能も使えます。こちらを使うことで、テレビのチャンネルやボリューム変更など細かい音声操作が可能です。こちらは、以下のようにスキル名の呼び出しが必要となります。
「OK Google. 家電リモコンを使って、テレビのチャンネルを5にして」
▼こちらの表に、それぞれでまとめられている。
スマートホーム機能では、「照明」と「エアコン」が最大50台設定できます。これはRS-WFIREX3を複数台で各部屋に設置している場合に、2台目以降の本製品に登録されている家電も指定できます。
CHASUKE
照明とエアコン以外も操作可能ですよーー!
通常であれば、「エアコン」と「照明」しか登録できないスマートホーム機能ですが、それ以外の家電を登録する方法があります。
その方法とは、「照明アイコンの全灯/消灯」に操作したい家電の赤外線信号を割り当てれば良い。これにより、ロボット掃除機など多くの家電で代用できます。(※詳しい設定方法は、後ほど実践)
Direct Actionsの設定方法
家電リモコンに学習させたリモコン信号をGoogle Homeから操作できるようにします。
家電リモコンアプリの設定
Googleホームアプリで家電リモコンを利用するには、家電リモコンアプリ側でGoogle Homeで利用する家電を選択しておく必要がある。
▼家電リモコン一覧のメニューから「Googleアシスタントの設定」を選ぶ。
AIスピーカー連携機能を利用するには、ログインする必要があります。(※ユーザ登録はアプリを初めて起動した時に実施済み)
▼Googleアシスタントの設定ができる。今回はスマートホーム機能を登録するので、「スマートホーム」を選択します。
こちらにスマートホーム機能に連携する家電リストが表示されるが、まだ未登録なため何も表示されていない。
▼追加を押すと、アプリ内に登録可能な家電リストが表示されます。
ここではリビングにある2つの照明のうち、「テレビの照明」を登録してみました。選択したリモコン情報が、それぞれの音声ワードに紐づけられました。
スマートホーム機能に登録できる家電は、「照明」と「エアコン」のみ!!
専用アプリ内では、「テレビ」や「ロボット掃除機」などの家電も登録してあるのだが、これらは選択肢に出て来ない。あとで実践してますが、「照明」として任意の家電を登録して音声操作することが可能です♪
▼こちらでは、電源/冷房/暖房オンといったワードに、温度を設定できます。
ここでは、「冷房をオンにして」や「暖房をオンにして」というワードに対して、設定する温度を指定できます。
なお、スマートホーム機能で「冷房で25度にして」と設定変更ができるので、ここで設定し直す必要はないです♪
Googleホームアプリの設定
続いて、Googleホームアプリで、デバイス登録していきます。
▼スマートホーム設定のデバイスタブから「+」をタップします。
このデバイス一覧に「家電リモコンスマートホーム」ってのがある!!
▼ログインして登録します。
▼認証が成功すると、先ほど登録した家電が表示され、部屋を指定できます。
Google Homeでは、部屋を指定することで部屋単位で照明オン/オフ操作などが可能になるので、ちゃんと割り振りをしましょう。
▼これで無事にスマートホームのデバイスに家電リモコンの情報が登録されるはずです。
Google Homeから音声操作が可能になりました!!
デバイス解除方法
アプリ側でリモコン情報を変更したり追加した場合、再度デバイスを登録し直す必要がある。その場合、デバイス解除してから再登録すればOKです。
▼「+」ボタンから解除します。
▼リンク済みデバイスをタップすると「アカウントのリンク解除」が選べる。
これで、デバイスのリンク解除が可能。
使ってみて思ったこと
GoogleアシスタントのDirect Actions(スマートホーム機能)に対応してくれたおかげで、照明やエアコン操作が、今まで以上に手軽で使いやすくなった。
反応速度は改善
今回のアップデートにより、遅かった反応速度は改善されています。カスタム機能もスマートホーム機能も、2〜3秒で反応してくれます♪
▼公式サイトにも記載がありました。
エアコンのステータスは確認不可
これから夏なので、エアコンを使う機会が増えて楽しみなんだが、エアコンのステータスがアプリから確認できないのが痛すぎる。(※これは、カスタム機能も同様)
例えば、冷房27度とかに設定して、「冷房オン」として、エアコン画面を表示しても現在のステータスは表示されない。当然、エアコン付属のリモコンにも情報表示されないので困る。
照明アイコンで任意の家電が登録可能
Conversation Actions(カスタム機能)とGoogleホームのショートカット機能を組み合わせれば、シンプルな音声操作で幅広い指示ができます。
例えば、「家電リモコンを使ってテレビをつけて」を「テレビをつけて」というショートカット登録をすれば良い。
だが、煩雑化を防ぐためにできれば、ショートカット機能には頼りたくない。試しに、「スクリーン」という名前で照明アイコンを使って、中身は「テレビ電源ON/OFF」の赤外線を割り当ててみた。
この登録情報で、問題なくGoogleホームアプリのスマートホームに表示され、音声操作できるようになった♪
最後に
家電リモコン『RS-WFIREX3』はセンサー内蔵でコンパクトかつ赤外線の到達範囲もかなり広い。使っていて安定感があります♪
さらに、今回のアップデートで、AlexaとGoogleアシスタントのカスタム/スマートホームの全スキルに対応したことになる。
▼これだけの機能を持ちながら、価格6,872円(2018.6.19時点)で販売中。
今後も家電リモコンに期待!!
現在、専用アプリからセンサー情報を活用した「センサーアラート」機能が使えますが、センサー値を使ったマクロ(自動化)処理が使えると面白いですね。さらに、IFTTTやサーバアクセス用のAPI公開されるともっともっとスマートホーム化が捗りますね。
ラトックシステムでは、市場が求める機能の追加や改善など本製品のアップデートを進めていくとのことなので期待しましょう!!
それではまた。