どうも、CHASUKEです。
スマート学習リモコン『eRemote mini(イーリモート ミニ)』を購入しました。eRemoteは5,000円台で買える低価格な学習リモコンですが、十分な機能が備わっています。
ということで「eRemote mini」でできることや使い方を紹介していきます。
例えば、eRemote miniを使えば、スマホからテレビやエアコンの操作ができます。また、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーと連携し、音声操作することも可能です♪
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2019.3月最新の使い方を紹介します!!
我が家では、家電の音声操作を導入して1年以上経ちますが、もうこれ無しの生活は考えられないくらい定着しちゃってます。手が塞がった状態でも声でテレビや照明をON/OFFできるのは便利すぎます。最高です。
生活をスマートにしたい方、お年寄りに便利な音声操作を実現したい方、学習リモコンの購入を検討されている方などなどの参考になれば幸いです。
『eRemote mini』の特徴・できること
eRemote miniは、ネットワークに接続できる赤外線学習リモコンです。
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スマート学習リモコンとも呼ばれてます
学習リモコンの基本機能は、利用している家電のリモコン情報を学習・送信できる機能です。
スマート学習リモコンは、ネットワークに接続されているため、スマホアプリやスマートスピーカーからリモコンの送信を制御できるわけです。
あたかも既存の家電がスマート化したかのように見えます。
現在、数多くのスマート学習リモコンが販売されており、機能・使い方はそれぞれ違います。『eRemote mini』の特徴・できることは以下の通りです。
- スマホからの家電操作
- 外出先からの家電操作
- 複数家電の一括操作(シーン機能)
- タイマーによる赤外線送信
- エアコンを自動制御する快眠モード
- スマートスピーカーからの家電操作(Alexa, Googleアシスタント)
- IFTTTによる自動化
3つ目の「シーン機能」とは、学習リモコンに覚えさせたリモコン情報を組み合わせたセットを作成して、一括送信できる機能です。
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シーン機能とも呼ばれてます
eRemote mini の開封と初期設定
『eRemote mini』はAmazon.co.jpで5,528円(2018/11/20時点)で購入できます。同様なスマートリモコンとしてはコスパの良い製品です。
パッケージ内容をチェック
▼箱の中身は「本体」「microUSBケーブル」「取扱説明書」となっています。
専用アプリ「eHome」の設定
eRemote miniは、専用アプリにデバイス登録して利用します。初回はアカウント登録が必要となりますが、無料で利用できます。
▼アプリはこちら。
アプリのダウンロードし、デバイス登録からネットワーク接続(2.4GHz)の初期設定していきます。アプリデザインが頻繁に変更されるため、以下の公式マニュアルを参照がおすすめです。
ネットワーク製品の初期設定で、セットアップ失敗したときの対処方法も載っています。
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画面イメージ・動画付きでわかりやすい
リモコン情報の登録方法はとても簡単
リモコン情報を登録してみます。
▼ホームタブから登録済みのeRemoteを選択すると、リモコンパネルが4つ表示されます。
エアコン、テレビ、照明など各家電のリモコン情報が専用画面から追加できます。また「カスタム」というのは、どんな赤外線情報でも登録できる汎用的なものです。
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エアコン、テレビ、照明以外ならカスタムから登録!
テレビリモコンの追加
▼例えば、テレビのリモコン登録の場合、こんな感じになります。
登録したいテレビメーカーを選択して、電源を消してから「次へ」を押すだけ。
これでリモコン情報が登録されます。簡単です。
▼次の画面で追加されたリモコン情報が適正なものかテストできます。
電源やチャンネル、音量など、全部で8項目ほどチェックします。
▼テスト後に使えるリモコン情報がこちら。ほぼ全ボタンが使えるのには驚きです。
数字ボタンを押すと、チャンネルパッドがサブ画面表示されます。ボタンを押すと、ブルっと振動して反応するのが良い感じ。(※振動は設定からON/OFF可能)
テレビから一番遠くなる部屋の隅(5m)から、学習した赤外線を送信しましたが問題なく動作しています。(※垂直:最大180° 水平:最大360°方向 有効範囲:約8m以内)
▼リモコンパネル内にある「More」を押して、不足しているボタンを追加できます。
個別にリモコン情報を覚えさせます。例えば、番組表が見たいなら、そのボタンを覚えさせます。
▼覚えさせるときは、eRemote miniに向かって、リモコンボタンを押すだけでOK。
▼各家電の操作パネルから「タイマー」が設定できます。
「タイマー」と「カウントダウン」の2種類の機能を用途に合わせて使えます。
時間指定で任意の赤外線を送信する「タイマー」では、朝起きる時間にエアコンをつけたり、見たい番組の時間になったらテレビをつけるといったことが可能です。
今から指定時間後に赤外線を送信する「カウントダウン」では、1時間後にテレビを消したり、照明を消したりといったことが可能です。こちらは時刻を意識することなく設定できますね。
テレビ以外のリモコン設定も同様
同様にエアコン、照明、カスタム(任意の家電)が追加できます。
▼エアコンの操作パネルは、現在のステータスが見えて良い感じです。
面白い機能が、指定した時間帯に自動でエアコン操作をさせることができる「快眠ボタン」です。
これを使えば、エアコンが寒くて夜中に目が冷めるといったことを防げます。また、夜間に限らず24時間どの時間帯でも選択できるので、寝室だけでなく、リビングのエアコンにも利用できます。
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この機能は一押しです
▼照明は、ON/OFF以外に常備灯なども設定できます。
我が家のリビングには、2つのシーリング照明があります。
eHomeアプリに2つの照明を追加して、1台のeRemote miniからそれぞれ別々の操作ができています。ただし、同じ赤外線だと別々の操作ができませんのでご注意を。
チャンネルを変えれる照明であれば、別々の赤外線で操作可能になります。
https://chasuke.com/wp/remocon_channel/
▼カスタムパネルは汎用家電で利用するため、シンプルな操作画面です。
これはボタンひとつひとつを登録していきます。
登録作業は手間ですが、空気清浄機や扇風機、リモコン付き家電ならなんでも登録できて、スマホで一括管理できるのはとても便利ですな。
CHASUKE
赤外線操作できるロボット掃除機を追加したよ
アイコンや部屋画像は変更可能
デフォルトが画像左、カスタマイズ後が画像右です。
部屋のイメージ画像や各家電のアイコン画像を変更するだけで、どんな家電かわかって直感的に利用できるようになります。それに、使い込んでる感が出るw
CHASUKE
面倒だけど、オススメの設定ですねー
複数の赤外線をまとめて送信(シーン機能)
覚えた赤外線をまとめて送信する機能が「シーン機能」になります。
シーンの「+」ボタンから新規登録ができます。
画像右のシーンは、ビデオレコーダーにある録画一覧から削除するときに使うもの。
我が家のレコーダーでは複数のボタン操作が必要なのが手間でした。シーン機能で「削除ボタン」→「左ボタン」→「決定ボタン」という削除の一連操作を一括指示できるようになった。
このように学習済みの赤外線を繋いで、上から下へ送信することができます。面白いのが、赤外線と赤外線の送信間隔を「0秒〜5分」に設定できるところ。
CHASUKE
活躍の幅が広い機能ですよコレ!
スマートスピーカーで音声操作する方法
Amazon Echo(アレクサ)やGoogle Home(Googleアシスタント)と連係することで声による家電操作を簡単に実現することができます。
CHASUKE
AIスピーカーのテレビCMで見るやつですね
eRemote miniでは、どちらのスマートスピーカーとも連係することができます。どちらも同じではなく、できることに違いがあります。
購入前に違いをしっかりチェックしておきましょう。
アレクサでできること・使い方
Amazon Echo(Alexa搭載デバイス)とeRemote miniを連携することで、使える音声操作のリストが以下になります。
照明、エアコン、テレビなど専用画面にて登録したリモコン情報については、音声コマンドが用意されています。
テレビや照明は、ON/OFF以外にチャンネル変更など細かな操作が可能です。また、エアコンに関しても、現在は温度変更などの操作が可能になっています。
カスタムにて登録した「その他家電」も登録時に「照明パネル」として登録することで、Alexaにて音声操作が可能になります。こちらもON/OFFのみ。
CHASUKE
図にはありませんが、シーンもAlexaに連携可能です!これはデカい♪
eHomeのリモコン情報を連携する
Alexaアプリにて、スマートホームスキル「eHome」を追加することで利用できます。スキル追加方法は以下の公式マニュアルを参考にしましょう。
eHomeスキルをリンクさせて、Echoデバイス向かって「アレクサ、デバイスを検出して」と声をかければ、eHomeアプリに登録したリモコン情報がAlexa側に登録されます。
eHome側で登録した名前を使いたくない場合は、Alexaアプリ側で名前変更が可能です。
CHASUKE
デバイス名が被ると音声操作が反応しなくなるため注意しましょう
音声操作を試してみる
「アレクサ、パソコンの照明を消して」
「アレクサ、ブラビアのチャンネルを1にして」
「アレクサ、ブラビアの音量を2つさげて」
「アレクサ、東芝エアコンを21度/冷房/暖房に設定して」
「アレクサ、東芝エアコンの設定温度/モードは何?」
といった具合に、特に難しい設定は不要で音声操作ができるようになりました。
CHASUKE
音量などの数字認識が悪く感じます。ゆっくり話してやっと通じる感じですね
シーン機能も音声操作が可能
eHome側に登録したシーン機能も、一緒に連携されています。僕の場合、録画番組を削除するシーンを「録画番組の削除」としました。
「アレクサ、録画番組の削除をオンにして」
こんな具合に話しかけると、シーンを発動できます。
CHASUKE
でも、なんか違和感ありますよね
「アレクサ、録画番組を削除して」で動いて欲しいですよね。
そんな時は、Alexaアプリで定型アクションを設定して読み換えることができます。
これで違和感なく、シーン機能を音声操作できます。
「その他家電」は照明で連携する
先に述べた通り、カスタムとして登録した任意の家電は、そのままではAlexaアプリに引き継がれません。これでは僕が追加した「ロボット掃除機」が音声操作できません。
しかし、なんとかなります。
eHomeアプリにて「照明」として登録してやればOKなんです。
CHASUKE
ちょっと強引なやり方ですが、公式マニュアルにも書いてありますぜ
Googleアシスタントでできること・使い方
Google Home(Googleアシスタント搭載デバイス)とeRemote miniを連携することで、使える音声操作のリストが以下になります。
Alexaと比較すると「テレビ」の細かい操作ができません。また、シーン機能も使えません。
テレビに関しては、その他家電と同様に電源ON/OFFのみ。
CHASUKE
Google Homeユーザーからするとガッカリ..
eHomeのリモコン情報を連携する
Google Homeアプリにて、スマートホームスキル「eHome」を追加することで利用できます。スキル追加方法は以下の公式マニュアルを参考にしましょう。
CHASUKE
Alexaとスキルの考え方は同じです
▼マニュアル通りにeHomeスキルを追加すると、こんな感じ。
照明とエアコンのみ連携されていますね。
音声操作を試してみる
「OK Google、東芝エアコンをつけて」
「OK Google、東芝エアコンを暖房25度にして」
「OK Google、パソコンの照明をつけて」
といった具合に、声で操作可能になりました。こちらもとても簡単でした。
CHASUKE
テレビ操作やシーンが利用できないのは残念だけど、エアコン操作は充実♪
シーン機能はルーティン機能でカバー
Alexaには連携できたシーン機能はGoogleアシスタントでは使えない。
しかしながら、Googleアシスタントでは「ルーティン機能」という素晴らしい機能が使えます。赤外線の送信間隔までは制御できませんが、一括操作という意味では、幅広く活用できます。
▼こちらも合わせてチェック!
https://chasuke.com/wp/gh_routine/
「その他家電」は照明で連携が必要
Alexaアプリと同様ですが、カスタム(任意の家電)を連携するためには、eHomeアプリにて照明として登録すればOKです。
IFTTTでリモコン操作を自動化
なんと2019年3月に自動化サービス「IFTTT」に対応しました。
CHASUKE
こりゃかなり嬉しい進化じゃ
IFTTTのトリガーになる無数のWebサービスと組み合わせて簡単に自動化が組めます。
「IFTTTって?」という方はこちらの記事を参考にどうぞ。
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
eRemote miniでは、アクションとして照明・エアコン・テレビの操作できます。他社のスマート学習リモコンとは違い、eRemoteでは細かい操作まで設定が可能です。
▼一例ですが、こんなアクションが使えます。
- エアコンのモード変更
- エアコンの設定温度変更
- エアコンの風量変更
- テレビのチャンネル選択
- テレビのチェンネル上下
- テレビの音量変更
- テレビのミュート設定
- 照明の調光変更
Webhookをトリガーとして利用できるので、知識があればラズパイなど自作センサーと連携することも簡単にできます。
こうなると、さらに活用の幅が広がりますねー。
最後に(まとめ)
eRemote miniでできること・使い方を紹介しました。
5,000円台で購入できる低価格な学習リモコンですが、十分に使えます。非常にコスパが良く、誰にでもおすすめできるモデルです。
小型化の流れで壁掛けが主流となりつつあるが、eRemote miniは置き型タイプです。そこで好みが分かれそうですが、アプリ操作のしやすさと反応速度はトップクラスです。テレビの音量やチェンネルボタンを連打してもちゃんとついてきます。
数多くの学習リモコンを試してきましたが、イチ押しです♪
それではまた。