IRKitをホームAppに登録したら、Siriに電気やテレビを操作してもらえたよ◎

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どうも、こんばんは。
ついにSiriにテレビや電気をお願いしだしたCHASUKEでございます。

最近、GoogleやLineからホームアシスタント機能を搭載したAIスピーカーが登場し、どんどん利用が広がってきていますね。

これらと会話することで、家の中の温度や照明、テレビや音楽、施錠やカメラなど、あらゆるネットに繋がった家電を操作できます。ただし、、、対応したスマート家電ならば。

日本国内では、これらAIスピーカーに対応した家電製品は少ないのが現状です。また、ネットワーク接続できるスマート家電(IoT家電)は高価でもあり、全部揃えるにはお金がかかります(.. )

ここで活躍するのが『IRKit』です!!

実はこれを使うことで、スマート家電でなくても手元のスマホやAIスピーカーでの家電操作が可能となります。さらに、IRKitをHomekit対応させることで、Siriちゃんに操作をお願いすることができます♪

今回は、IRKitの紹介を兼ねて、Siriに電気やテレビをつけてもらうところまでをやってみました。(※なお、プログラミング的なところの詳細は先駆者の方々に失礼なので、リンクを参考にしてみてください)

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IRKitとは

リモコン信号である赤外線を受信して記憶し、覚えた赤外線を送信させることができる、いわゆる学習リモコンです。赤外線の学習・送信はIRKitの専用アプリで実行できるので、リモコンがある製品の全てを操作できます^^

また、クラウド上のIRKitサーバを経由していますので、外部ネットワークからでも信号が送信可能です。例えば、家から離れた会社にいながら部屋の電気やテレビを操作できるってことです!!

また、iOS10からプリインストールされた『ホームApp』にIRKitが記憶したリモコン信号を登録すれば、IRKitの専用アプリだけでなく『ホームApp』内やSiriからも操作ができるようになるのです。赤外線の届く範囲で家電操作が可能なので、1部屋に1台用意できたら最高な環境ができちゃいますね♪

この素晴らしい機能をもったIRKitは2014年から発売されており、定価7,700円です。少し前まで、在庫不足で価格高騰しておりましたが、再販が決定して安定して購入ができます。

[追記2017.12.8]

現在Amazonでは販売されておりませんが、スイッチサイエンスにて購入が可能です。

商品ページはこちら

IRKitの専用アプリで使ってみる

必要なもの。
・IRKit本体
・無線ルーター
・MicroUSB&電源アダプタ
・アクセス用のスマートデバイス

▼意外と小さいです。
irkit1

▼中身はこんな感じ。
irkit2

箱の中身
・本体
・MacアドレスとWiFiパスワードの紙
・取扱説明書

▼シンプルで洗練されたデザイン。
irkit3

では専用アプリから設定していきましょう。アプリ内の指示に従って操作していけば、簡単に完了です。

▼アプリはこちらから。

IRKitシンプルリモコン

IRKitシンプルリモコン
無料
posted with アプリーチ

▼IRKitの電源を入れて、WiFi設定する

irkit7

▼とりあえず、テレビの下あたりにセット。

irkit6

電源接続するために、電源アダプタとUSBケーブルが必要です。電源コードを繋ぐと、赤く点滅しますので、自宅のWiFiパスワードを入力しましょう。ちなみに2.4GHzの802.11b/g/nなWiFiのみ対応とのことなので、注意しましょう♪

▼次に[設定]-[Wi-Fi]から『IRKitXXXX』に繋ぎます。

irkit8

IRKitXXXXのパスワードは同封されていたアレです♪
無事にIRKitXXXXにつながると『すばらしい!』と言ってもらえるので、自宅のWi-Fiに戻しましょう。その後、『IRKitを発見しました!』とメッセージが出ました。

[2016.12.13追記]

※ネットワークにIRKitが表示されない人へ

ルーター取替のため、IRKitを再設定する際に、ネットワーク上にIRKiXXXXが表示されない事象が発生しました。IRKit開発者に公式アプリ経由で問い合わせたところ、USBケーブルや電源アダプタの影響で当事象が発生するとの回答をいただきました。「USBケーブルとACアダプタをApple製か日本製にしてお試しください」とのことです。アドバイス通りApple純正のACアダプタとUSBケーブルを取替えて何本か試したところ、すんなり設定完了できました^^

▼いよいよ赤外線を登録します。

irkit10

IRKitに向けて、リモコンの覚えさせたいボタンを押します。IRKitが反応して、アプリ側も画面が切り替わるので、設定すれば完了です。

あとは、この登録したボタンを押してみてください。最初はものすごく感動しますよ!!

ホームAppに登録して、Siriから使ってみる

普通に使う分でもかなり便利なIRKitですが、iOS10からプリインストールされている『ホームApp』に登録することでSiri経由の操作が可能になります。

irkithome

IRKitを『ホームApp』にどう登録するか

『ホームApp』には「HomeKit対応」の製品が登録できます。HomeKitとは、Appleが提唱するスマート家電用のプラットフォームです。iPhoneで家中の家電を思い通りにコントロールできちゃいます。

対応された製品には「Works with Apple HomeKit」のラベルがあります。対応製品としては、Philips Hue(フィリップス ヒュー)という照明ランプが有名です。実は、このランプ自体がHomeKitに対応しているわけではなく、ランプまでの中継機であるHueブリッジがHomeKitに対応しています。

本来なら上記のようなHomekit機能が搭載された製品を購入して『ホームApp』に登録し、家電制御しますが、

Homekit機能をエミュレートできる『Homebridge』という機能をNodeJSサーバーのどっかに稼働させておくことで、『ホームApp』に『Homebridge』を追加できます。

この追加した『Homebridge』にはたくさんのプラグインが存在し、IRKitアクセス用プラグインを利用することで、IRKitの送信操作をホームAppに追加することができるのです。

※具体的に後ほど実践します!!

▼ホームAppに登録後の家電制御の動きは、超ざっくりですがこんな感じ。

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上記の図では、『homebridge』を稼働しておくサーバに『ラズベリーパイ』を使用しております。

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私のラズパイはバージョン2ですが、これから購入するならWiFi、Bluetooth内蔵のバージョン3がオススメです。さらに言うと、日本製が品質が良いです。

設定に少し知識が必要になりますが、ラズベリーパイとか興味のある人は丁度良い練習になると思います^^

ラズパイ3を導入する際は、スターターキットを利用するとセットアップに悩まずに簡単です。→ラズパイスターターキットの体験記事はコチラ

Homebridgeを稼働させる

具体的には、ラズベリーパイに『Homebridge』を設定して、プラグインを導入して、設定ファイルを作成する手順が必要になります。その際、こちら↓↓のページを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

プラグイン作成者である@senyoltwさんのページ:
[リンク]赤外線リモコンで操作する家電をHomekit対応にする、homebridge-irkitの使い方

ラズパイ導入から詳しく記載しているコチラのページ:
[リンク]Raspberry Pi + HomeKit + IRKit = Siriで家電を音声操作できるようにする

ホームAppにIRKitアクセスを登録する

▼これです。アクセサリを追加します。

irkit11

▼同じネットワーク上にHomebridgeが稼働しているサーバがあればこのように表示されます。サーバ設定時に登録したPINコードを入力します。

irkit12

▼無事にHomebridgeが追加されたら、こんな感じで表示されます。

irkit13

今回は、電気のOnOff、テレビのOnOffを登録してみました。

▼そして、、、

irkit4

で、で、できた!!
これはこれで、さらに感動。

▼もちろんAppleWatchのホームAppでも。

sirihomekit1

こっちのがお手軽!!

▼さらにシーン『ただいま』を設定してみる。

irkithome2

シーンというのは『ただいま』という言葉をかけると、テレビをオン、電気をオンにするという一括操作が可能になる。
だが、IRKit経由のため、2つの信号が同時にIRKitに行ってしまい動かなかった。1つなら動いたので、好きな言葉でSiriに家電操作してもらえそうだ^^

こんな感じでおうちハック完了です◉

設定する上でハマった点

HomeKitを設定する上で、ハマった点を備忘録で記載しておきます。

①IRKitへcURLコマンドでAPIアクセスする際に、
「curl: (52) Empty reply from server」というエラーが返ってくることがあった。原因はよくわかりませんが、IRKitを再起動することで回避できました。

②Homebridgeプラグインであるhomebridge-irkitのバージョン5では、設定ファイルの書き方が若干変更されています。irkit_urlではなくirkit_hostでホスト名のみ指定すればOKのようです。あと電源を抜き差ししているとIPアドレスが変わっちゃいますので、IRKitのローカルDNS名で記述した方が良さそうです。

③テレビの近くだと動作が不安定だった。テレビの周りにあるネットワーク機器が邪魔していたのか、コンセントからの電圧不足か原因はわかりませんが、場所を変えたら何の問題もなく快適になりました。

最後に

今回は、Siriにお願いして家電を操作してもらうことを目標として『Homebridge』の設定からホームAppに登録までやりました。

ですが、Siriにこだわらなくても通常利用でもとっても使いやすく便利なガジェットです。手元のスマホアプリから簡単に家電を制御できちゃうので^^

▼実はリモコンが付いてない製品も、赤外線リモコン対応のコンセントで問題は解消します。

▼別に赤外線にこだわる必要はありません。KoogeekのスマートコンセントはHomekit対応だったりします。詳細は下記の2記事を参考にしてください。

① Siriで音声操作が可能!! スマートコンセントを購入してみた。

② IoTコンセントでリモコンがない家電を『Siri』で操作する!!

以上、IRKitを使ってSiriに家電操作してもらう!!ってお話でした。