どうも、CHASUKEです。
Appleから新型スマートスピーカー「HomePod mini」が登場しました。HomePodが登場してから約2年半ぶりの新型モデルとなります。
ミニという名の通り、サイズと価格がスリム化されてます。1世代前のデカい方が税別32,800円だったのに対し、今回のミニは税別10,800円です。
デカい方の2台ステレオ構成は価格的に断念しました。しかし、今回は「この価格であれば」とは2台まとめて購入してみた。
ぴったりサイズの特注ダンボールに包まれて届いた。この時点から、凄くワクワクさせてくれる。
本記事は、HomePod miniの音質や基本操作、ステレオ再生での使い方を紹介していきます。

HomePod mini の外観と付属品
こちらがHomePod miniのパッケージ。本体色は、白と黒が選べますが、僕は白で統一しました。
▼蓋を開けると、こんな感じに収まってました。
箱も小さかったけど、中身の3割ほど付属品。つまり、スピーカー本体想像以上にミニでした。
リンゴを真横に切ったようなフォルムで、上部はTouchサーフェス仕様。そして、HomePodと同様に、表面は継ぎ目が一切ないメッシュ生地で覆われてます。
サイズは、横97.9mm × 高さ84.3mmで、重さは345gです。適度な重さで安定感があります。
▼大人の手なら、片手で余裕で掴めるほど。
▼ソフトボール的な握り心地で、思わず投げたくなる。
滑り止め加工された底面には、Appleマークあり。
ケーブルは直付で取り外しは不可。ファブリック素材で覆われた太いケーブルも特徴的です。質感はかなり良い。
ケーブルの先端は、USB-C端子となってます。バッテリーは搭載されていないので、付属の電源アダプタで給電しながら使用します。
▼HomePod mini の付属品はこちら。
- HomePod mini
- 20W USB-C電源アダプタ
- マニュアル類
USB−C電源アダプタは、Appleストアで2,200円で販売されてるもの。なんかお得感があります。
▼簡易マニュアルと大きめのスッテカーも同梱。

HomePod mini の初期設定
初期設定は驚くほど簡単。
ケーブルを付属の電源アダプタと接続すると、天辺で白い光がフワフワし始めます。
しばらくすると低音が鳴り、iPhoneを近づけることで設定を開始できます。
近づけるとホームに設定画面が現れた。
設置する場所や、パーソナルリクエストの利用などを聞かれます。
最後に、HomePod miniをカメラで映すだけ。
これで初期設定は完了。Wi-Fi設定など細かいのは、全てiPhoneから引き継がれます。

僕は2発あるので、この設定を2回やりました。
ホームアプリを見ると、このように設置場所に「HomePod」が登録されてるはずです。
ちなみに、2つのスピーカーを設定しても、自動でステレオ構成になりません。
上画像では、HomePodアイコンが2つありますが、ステレオ構成に設定すると、アイコンが1つにまとまります。

HomePod mini の基本操作と音質
HomePod miniは、スマートスピーカーです。Hey Siriから、天気やタイマー、音楽再生、家電操作までを音声で操作できます。
また、音声操作以外にも、Touchサーフェスから下記のタップ操作が可能です。
タップ操作
- タップ:再生/一時停止
- ダブルタップ:次のトラック
- トリプルタップ:前のトラック
- タップ長押し:Siri呼び出し
- +マーク:音量を上げる
- -マーク:音量を下げる

音楽の再生方法
HomePod miniはApple製品なので、今のところ、Apple Musicのみで使える機能が多いです。
音声操作であれば、「Hey Siri おすすめの曲を再生して」と言えば、音楽が再生されます。ただし、音声操作できるのは、Apple Musicのみ。
音楽再生中のiPhoneを近づけて、HomePodに転送するHandoff機能も、Apple Musicのみ。
現在、Amazon MusicやSpotifyなども対応を進めているとのこと。Apple Musicがメインでない人は期待大です。
音声やHandoff操作は使えないが、SpotifyやAmazon Musicなども、iPhoneアプリからAirPlayでHomePod miniで再生できます。
▼例えば、Spotifyアプリのデバイス選択で「AirPlayまたはBluetooth」を選びます。
こんな感じで、先ほど書斎に登録した「HomePod mini」デバイスが選べます。
AirPlay2に対応するデバイスは複数選択して、同時再生も可能。音ズレ無しできちんと再生されます。

HomePod miniの単体での音質
HomePod miniは、高性能なApple S5チップと独自のソフトウェアにより、どんな音楽でもリアルタイム分析で音を補正し、良い音を生み出すとのこと。
デカいHomePodが1台しかないので、まずは、HomePod miniをステレオ構成にせず、聴き比べしてみました。
結果から言うと、HomePod miniで十分。音質は驚くほど良い。
重さ2.5kgあるHomePodと比べると、重低音はさすがに弱いが、低音もしっかり鳴ってます。中〜高音域もクリアな音で、聞いてて疲れない。
そして驚いたのがパワフルさ。音量を上げてもブレることなく音質も変わらない。345gのコンパクトボディから出る音には思えないほどです。当然、HomePodのパワフルさには劣りますが、ワンルームや書斎、子供部屋であればミニで十分と言えます。
HomePod miniのステレオ構成での音質
続いて、ステレオ構成で試してみました。
さらにヤバいですw
ステレオ再生すると、音の広がりがワイドになり、ワクワクするほどに音質が向上したのがわかる。ボーカルや楽器の音が身近に感じられ、より臨場感が増します。
単体でも満足度の高い音質で単体利用も考えたが、これを聞いてしまうと、もう戻れない。

▼このステレオ設定は、ホームアプリからできます。
2台追加したHomePod miniのどちらかを長押しし、設定からステレオペアを作成します。作成後は、上画像のようにアイコンが1つにまとまります。
ちなみに、デカい方とミニの組み合わせではステレオペアが作れないようです。
ステレオペア設定で問題が発生した。
設定後に再生しても、なぜか片方からしか音が鳴らない。これにハマってしまい、試行錯誤しました。
最終的に、ステレオペア構成の状態で、同時に電源OFF→電源ONとすることで、修復され2台から音が鳴るように。再び事象が発生することなく使えています。

ステレオ構成で動画や音楽を再生するTips
我が家で1番広いリビングは、デカいHomePodに場を譲り、HomePod miniは書斎で使うことにした。
実は、僕が使ってるPCモニターには、スピーカーが無く、ちょうど探してました。

MacからHomePod miniにサウンド出力する
macOS Big Sur バージョン11.3より、MacからHomePodのステレオ出力が可能になっています。
Macのサウンドをステレオ構成のHomePod miniへ変更する方法は、簡単です。
▼メニュー右上のサウンド設定で、ステレオ構成で表示されているHomePod miniを選ぶだけです。

Apple TVからHomePod miniにサウンド出力する
Apple TVの音声出力をHomePod miniにできます。これで大画面かつ良い音でネット動画を観ることができる。
またこの方法を使えば、iPhoneからAirPlayでキャストしたAmazonプライムビデオやYouTubeの音声もHomePod miniにできます。
▼AppleTVリモコンの矢印を長押しします。
AppleTVの画面右上に、コントロールセンターが表示されます。
オーディオコントロールボタンで、HomePod miniを選ぶことで出力を変更することができます。
HomePod miniを使って、大画面で映画視聴したいなら、AppleTVがあると活躍します。
HomePod mini で家電操作
我が家では、HomePodからSiriを呼び出し、照明やエアコン、テレビ操作ができます。
HomePodで家電操作する方法は、大きく3つある。
- Apple HomeKit
- Siriショートカット
- IFTTT
僕は、Nature RemoやPhilips Hueといったスマート製品を導入し、家電連携を実現しています。詳しい方法が知りたい人は、下記の記事をチェックしてください。
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【Apple HomePod 使い方】Siriであらゆる家電を音声操作する方法!
▼HomeKit対応製品のまとめ記事もあります。
-
ホームアプリで操作できるHomeKit対応製品まとめ【Appleスマートホーム】
HomePod mini まとめ
以上、Appleスマートスピーカー「HomePod mini」でした。
思っていた以上のコンパクトさと高音質で、予定変更して書斎に置くことにした。音声メッセージをやり取りできる「インターコム」の搭載により、リビングのHomePodを送れるのも便利だった。
それになんと言っても約1万円と手の出しやすい価格が嬉しい。HomePod miniは、個人的にとても満足度の高いスピーカーでした。
iPhoneユーザーであれば、全力でおすすめしたいスピーカーです。これからますます進化しそうなデバイスでもあるので、今後が楽しみです!
【追記】吊るして使ってみた!
