どうも、CHASUKEです。
Philips(フィリップス)が提供するワイヤレスでスマートな照明『Hue(ヒュー)』 は、ネットワークに接続できるので遠隔での操作が可能。
▼詳しくはこちら
https://chasuke.com/wp/homekit_hue/
スマホから照明が操作できて満足なのですが、いちいちスマホを取り出すことを面倒に思うこともしばしば。
IoTデバイスとの相性が良いHue照明なら、QmoteSやMESHボタン、さらにはAmazon Dashボタンなど様々な手法で物理的なスイッチを手に入れることができる。
https://chasuke.com/wp/qmotes/
今回は、フィリップス純正の物理スイッチ『Dimmer スイッチ』を設定して使ってみました。やはり物理スイッチがあると便利だ♪
『Dimmer スイッチ』でできること
できることは以下の通り
- 電源ON/OFF
- 調光
- シーン5パターン切替
開封&設定
Amazon.co.jp価格で2,826円(2018.6.16時点)となってます。
さて、開封していきます。
こちらがパッケージ内容です。
- Dimmerスイッチ本体(電池付)
- 取り付けパネル
- 取扱説明書
- スターターガイド
▼スイッチ本体は、取り付けパネルに磁石で張り付いて収納可能。
当然ですが、通信で照明を操作できるので配線は不要です。どこでも好きな場所に設置できます。
▼裏面には、磁石が見えます。
冷蔵庫で試してみたが、引っ張る力が強いので落下する心配はありません。他にも、上下の両面シートで壁に付けたり、カバーを外してネジで壁に固定もできる。
▼スイッチサイズ本体サイズ「9.2 × 3.5cm」、重さ「35g」で超軽い。このまま置いとくと、どっか行っちゃいそうw
ボタンを押すとカチカチ音がする。押し心地は悪くない。
背面からリセット操作や電池入替(CR2450)が可能。カタログ表記では、最小電池寿命は3年間とのこと。また、クリック回数50,000回と記載されている。
▼各ボタンは下記の通り
- |(ON)ボタン :押す度に5シーンを切替
- 中央の2ボタン:調光
- ○(OFF)ボタン :消灯
Dimmerスイッチの設定2パターン
基本となる使い方は、ハブとなるHueブリッジにDimmerスイッチとHue電球を登録して、ブリッジ経由で照明を操作する方法です。
もう一つ、Hueブリッジを所有していない場合に、Dimmerスイッチから直接Hue照明を操作する設定も可能です。
Hueブリッジにアクセサリ登録すれば、Dimmerスイッチからだけでなく、スマホやAIスピーカーからのどちらからも操作が可能です♪
Hueブリッジ無しの設定方法
Hue照明とDimmerスイッチを直接繋ぎます。Hueブリッジがないので、当然アプリから操作はできない。
Dimmerスイッチをセットアップモード(スイッチ左上部のオレンジLEDが点滅状態)にしてから以下の手順を行います。
同期方法
同期させたいHue照明を点灯させた状態で、3cm以内に近づけてから「|(ON)」ボタンを押し続ければ完了です。これで、同期が完了。
「|(ON)」ボタンを押す度に、以下の順番でプリセットされたシーンに切り替わる。
- オフにした直前のシーン
- くつろぐ(リラックス効果)
- 本を読む(読書に最適)
- 集中する(集中力アップ)
- やる気を出す(心と体が活性化)
同期解除方法
同期させているHue照明を点灯させた状態で、「|(ON)」ボタンと「○(OFF)」ボタンを同時に押し続ければ完了です。これで、同期の解除ができる。
最大10個の同期って無理?
カタログによると、Hueブリッジにリンクしていない場合、最大で10個のHue照明と同期させて、一括操作が可能とのこと。だが、同期のために3cm近づける必要があり、10個を点灯させて近づけるなんて不可能だと思うんだが..
メリットは?
せっかくのHue照明をDimmerスイッチからしか利用できないのは、あまりメリットがなさそうです。強いて言えば、ブリッジ経由しないのでネットワーク不調の場合でも、Hue照明を操作できるくらいかな。
この程度の利用であれば、もっと安く仕入れできる「IKEA TRÅDFRI(トロードフリ )」のがおすすめです。
https://chasuke.com/wp/tradfri-ikea/
Hueブリッジ有りの設定方法
Hue照明とDimmerスイッチをブリッジ経由で繋ぎます。
こちらはHueアプリにアクセサリ追加する形で設定します。
▼Hueアプリの設定から「アクセサリーのセットアップ」を選択。
▼Dimmerスイッチを追加します。
オプションを選びます。
オプション1ならDimmerスイッチのみをアクセサリに追加しますが、オプション2ならランプも同時に追加してくれるようです。
▼セットアップモードにして、上部LEDがオレンジ色に点滅することを確認
使用する場所(ルーム)を選びます。この辺りは、後から設定が変えられるので適当に。
▼これでセットアップが完了です。
追加されたDimmerスイッチのアクセサリ画面にて、使用する場所を選択します。
▼場所を選ぶと、「|(ON)」ボタンをプリセットのシーンから変更可能。
こんな感じに設定してみた。
Dimmerスイッチを使ってみた
写真じゃ伝わりにくいので、動画でアップしました。(※動画は50秒ほど)
Hue Tapという選択肢
フィリップス純正の物理スイッチは「Dimmerスイッチ」以外にも、「Hue Tap」という選択肢もある。シーン切り替えなど、Dimmerスイッチと同じような機能を持つが、最大の特徴は電池が不要な点。
ボタンを押した力がエネルギーとなり、電池不要で、Hue照明操作を行うことができる。価格はグーンとあがり、6,665円と2倍以上となる。
Hue Motionが面白そう
物理スイッチではないが、他のアクセサリとして、人の動きを検知して照明操作ができる「Hie Motion」がある。
本体に日光感度センサーが内蔵されており、明かりが必要なときにしか点灯しないように設定が可能。また、動きが検知されなくなると、照明は徐々に暗くなり、あらかじめ指定した時間が経過すると自動的に消灯といった自動化もできて、とっても面白そうですね。
Homekitでできること
これは購入してから知ったのですが、Dimmerスイッチは、Apple Homekitに対応しているようです。
▼Dimmerスイッチの4ボタンに対して、アクションを割り当てることができました。
▼HOMEアプリから、ボタンを押した時に何をさせるかを設定できます。
ボタンを押すと、割り当てているHue照明が操作されるのと同時に、設定したアクションが発生するので、少々使いづらいです。
例えば、Homekit対応のKoogeekライトリボンをHue照明に合わせて操作することができますね。
https://chasuke.com/wp/kogeekribbon/
最後に
フィリップス純正の物理ボタン「Dimmer スイッチ」を試してみました。
スマホやAIスピーカーのみのHue操作で不便を感じている人は、試してみてください。価格が高いHue Tapではなく、Dimmerスイッチで十分便利になると思います。
それではまた。