どうも、CHASUKEです。
持ち運んで使えるスマート照明「Philips Hue Go」を購入しました。スマート照明で人気のあるHueのポータブルモデルで、寝室や屋根裏、間接照明としてお洒落な使い方ができます。
スマホアプリやスマートスピーカー、専用スイッチなどを使って、ムードのある優しい明かりを灯せます。本体にあるボタンで単体でも使いやすく、めちゃめちゃ気に入ったアイテムです。
ということで本記事では、Philips Hue Goの魅力や使い方を紹介しつつレビューしていきます。

Hue Goでできること
まずは、コンセプトムービーを見てほしい。タイトルにも入れた「使い方いろいろ」という意味がわかってもらえると思う。
光の目覚まし時計、読書やゲームの明かり、ポータブルな特徴を活かしてアウトドアや薄暗い屋根裏部屋など幅広く活用できます。間接照明として落ち着いた空間作りに使うのもありです。
球体を半分にした形状で、重さは519gと片手で持ち運ぶことが可能。曇り加工されたプラ素材で覆われており、寝る前に布団の上にポイっと置いて使うこともできます。
そして、最大の特徴がスマート機能。スマホアプリはもちろん、スマートスピーカー(Amazon Echo、Google Home)から音声操作、Appleホームアプリ、IFTTTによる自動化と幅広く使える照明です。また、動画や音楽に合わせて明かりや色を変化させる「Hue Sync」という公式アプリも用意されてます。
遠隔操作には、Hueブリッジが必須
Hue Go の開封と初期設定
開封
こちらがHue Goのパッケージ。
▼パッケージ内容。
- Hue Go本体
- 電源ケーブル(2m)
- クイックスタートガイド
外観は乳白色のプラスチック素材で覆われており、弾力性はない。万が一、落としたら割れると思う。
充電用の電源はUSBケーブルではなく、専用ケーブルとなってます。
▼ひっくり返すと電源ボタンがある。
中央に出っ張りがあって、縦置きできるように考慮された作りをしている。
▼サイズは直径15cmで高さ8cmとなっており、重さ519gです。
電源ボタンを押すと明かりがつきますが、到着時は充電が空でした。
▼ケーブルを挿して、再度電源ボタン。
ケース越しにふわっと柔らかく優しい光がついた。
Hue Goは1.5時間の充電で、最大3時間連続で使用できる。ちょっと短くも感じるが、電源を繋いだままの利用もできるので良しとしよう。
▼縦置きするとこんな感じ。
布団やカーペット、ソファにポイっと雑に置けるのが良い。
最大の明るさは数値にして300ルーメンなので、これだけで部屋の明かりを賄うのは厳しい。

電源ボタンによる操作方法(Hueブリッジ不要の単独利用)
Hue Goは、電源スイッチを押して、スマホを使わず単体で操作できる。
操作パターンは2つ
- ボタン1回押し
- ボタン2回長押し
ボタン1回押し
電源ボタンを押すたびに、プリセットされた7種類の照明効果を順番に灯すことができます。
7つの照明効果
- 暖かな白色光
- 自然な白色光
- キャンドル
- 休日の朝
- 瞑想
- 森林浴
- 夜の冒険
例えば、5つ目にある照明効果「瞑想」であればこんな感じ。
これらの照明効果は、自然でダイナミックに調光されるようにプログラムされている。不思議と見入っちゃいます。
ボタン2回長押し
この操作をすると、ランプが様々な色にグラデーションします。好みの色になったら、ボタンを放し、カラーを固定できます。

スマホ操作するための初期設定
前述した通り、Hue Goをスマホなどからリモート操作するには、Hueブリッジが必要です。
Hueブリッジとは?
▼まぁまぁ良いお値段ですが、他のHueシリーズと合わせて使えます。
スマホアプリにて設定したHueブリッジに、今回のHue Goを登録すれば、リモート操作が可能になります。既にHueブリッジが設定してあれば、単純にランプを追加するだけですぐに使えます。
▼Hue Goの電源をオンにした状態で、設定「ライトのセットアップ」を選択する。
現在Hueブリッジに登録中の製品がずらりと並ぶ。この画面の「ライトの追加」を選ぶ。
▼そのまま「検索」をタップ。
すぐに「Hue go 1」を見つけることができた。この時の名前は、デフォルトなので自由な名前に変更可能。ここで付けた名前を指定してスマートスピーカーやSiriによる音声操作を行うことになる。
▼続いて「ルームのセットアップ」について。

スマホアプリからHue Goを操作
これで、リモート操作が可能になった。
調光ゲージ(0〜100%)や、フルカラー(1600万色)から自由にランプ色を変化させることができるようになった。よく使う色合いは、シーンを設定して、調光と色合いを記憶させておくと便利です。
Hue Goの基本操作はスマホで行いますが、iPhoneユーザーなら後述するホームアプリの方が使いやすくておすすめです。
Hue Go のスマートな使い方を試してみた
Hue GoはHueブリッジに追加することで、スマホ操作以外にも様々な操作が可能となる。
ここでは、スマートスピーカーやApple HomeKit、自動化サービスのIFTTTを紹介していきます。
【注意点】電源オフして2時間でスマホ操作不能に
購入前に知っておきたかった情報がこれ。
電源ケーブル無しのポータブル利用で電源オフした場合、スタンバイモードとなり、2時間待機します。このスタンバイモードであれば、スマホなどから遠隔操作が使えます。
しかし、電池消耗を抑えるため、2時間を過ぎると自動で電源オフとなります。こうなると、リモート操作が不能となります。つまり、夜使って、翌日の夜に再び使おうとしても、スマホから電源オンにできません。再度、電源ボタンを押す必要があります。
電源ケーブルを挿しっぱなしで使うのであれば問題ないが、ポータブル利用の場合、これが少し手間となります。

スマートスピーカーから利用
Amazon Echo、Google Homeといったスマートスピーカーに対応してます。
例え、ベッドの中からでも近くにあるEchoにお願いすれば、電源の入り切り、明るさや色の調節まで細かに操作できます。
▼Hueシリーズの音声操作は、こちらの記事を参考にどうぞ。
Appleホームアプリから利用
Hueシリーズは、Apple HomeKitに対応しています。これにより、Apple純正のホームアプリに追加でき、シームレスな照明操作および「Hey, Siri」からの音声操作を可能にします。Apple WatchやMacBookからも操作できます。
▼コントロールセンターから操作が可能。僕は基本的にホームアプリで操作してます。
▼アイコンを長押しすれば、調光やカラーを操作できます。

IFTTTを使って利用
Hue Goは、自動化サービス「IFTTT」にも対応しており、これまた遊べます。
「IFTTTって何?」という人は、こちらの記事で初心者向けに解説しているので、参考にしてみてください。
例えば、「指定温度を上回ったら、ランプの色を赤に」「天気が雨なら、ランプの色を青に」といった感じで通知目的で利用することもできます。他にも、先日紹介したスマートベビーモニター「Arlo Baby」と組み合わせて、夜中に赤ちゃんが泣いら、『Hue Go』を光らせるといった自動化も可能です。

Hue Go まとめ
以上、ポータブルに持ち歩けるのが魅力な「Philips Hue Go」でした。
寝室でのちょっとした明かりだけでなく、屋根裏で映画鑑賞に使ったり、書斎で間接照明にしたり、めちゃくちゃ活用できてます。
「電源オフして2時間でスマホ操作不能」が注意点ですが、これが許容できるのであれば、買って後悔はないと思います。