どうも、CHASUKEです。
コンパクトかつ大容量でありながら、最大1GB/sでデータ転送できるポータブルSSDが登場しました。1秒で1GBをコピーできます。
その名も「HypeDisk(ハイパーディスク)」

USB3.1(Gen2)規格に対応し、最大で読込速度1000MB/s、書込速度900MB/sとなってます。一般的にSSDはデータ転送速度が早いが、これほどのスピードのSSDは初めて。それでいて、ポケットサイズなので持ち運びにも便利です。
ということで本記事では、ポータブルSSD「HyperDisk」のレビューを書きます。一言でいうと、滅茶苦茶はやいです。
こんな人におすすめ!
- 画像や動画データをよく扱う
- データ転送をさっさと終わらせたい
- データをよく持ち運びする
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
ポータブルSSD「HyperDisk」の特徴
先にHyperDiskの特徴をまとめておきます。
製品ページに詳細があるので、僕的に凄いと思ったとこを書いておきます。
HyperDiskの特徴
- スタイリッシュなデザイン
- クレカよりも小型サイズ
- 転送速度は最大1000MB/s
- 最大2TBの大容量ディスク
- PC(Mac・Win)以外に、スマホやタブレット・ゲームにも使える
- USB-AとUSB-Cのケーブル付属
HyperDiskに内蔵されるSSDは、一般的な外付けHDDと比べると物理的駆動がないため、耐衝撃/耐振動に強い。それに、動作音も静かで寿命が長い特徴があります。
また、HyperDiskはUSB 3.1(Gen2)というデータを高速転送できる規格に対応しています。
USB3.1(Gen2)とは?
上記は規格の理論値。実際に、HyperDiskで使える転送速度は、メーカー公称値で、読込が最大1000MB/s・書込が最大900MB/sとなっています。
【参考】外付けHDDの実測値
これなら長時間の4K動画データでや大量のRAW画像データでも、バックアップや持ち出しがサクサクできます。これは使い勝手が良さそうだ!
高速ポータブルSSD「HyperDisk」の外観と付属品
こちらがHyperDisk 512GBのパッケージ。サンプル品のためか、最低限の箱に包まれてた。
カラーはブラックとシルバーの2種類が選べます。

マット加工のアルミ合金コーティング
パッケージ内容は下記の通り
- HyperDisk 512GB
- USB-C to USB-Aケーブル
- USB-C to USB-Cケーブル
USB3.1(Gen2)対応のケーブルが2本付属し、どちらの規格でも使えるのが嬉しい。
好みは分かれそうだが、波打つ感じが斬新で個人的には気に入ってる。外装はアルミで冷たくアタッシュケースのようなスタイリッシュさ。
左上に控えめにロゴが印字されている。
超高速データ転送できるSSDには思えない、このコンパクトさ。持ち運びやすい。
512GBモデルのサイズは73.9×42.8×10.7mmで、重さはたったの45gです。バッグに入れてても重さは全く感じません。
【参考】2TBモデルのサイズ

▼サイズはクレジットカードと比較すると、イメージが湧きやすい。

▼端子部分はココにあります。
接続するとLEDが白色に点灯し、データ転送中は点滅する仕様です。
中身と外装にわずかな隙間があり、ケーブルを挿すとカタカタ動いた。気になる程度で実害はありません。
▼他に所有するポータブルSSDと並べてみた。
左から「SanDisk Extreme」「HyperDisk」「FlashGet」です。FlashGetよりは大きくなるが、転送スピードはHyperDiskのが早い。

高速ポータブルSSD「HyperDisk」を実際に使ってみた
USB-CとUSB-Aの両パターンで実際に使って、性能をチェックしました。
結果は実行環境により異なるため参考程度に御覧ください。
▼HyperDiskをPCに繋ぎ、SSD情報をチェックしてみた。

「未命名」と表示された。
MacとWindows両方で使える「exFAT」でフォーマットしてあり、そのまま接続して使える状態でした。
MacBookでUSB-C(USB3.1)に接続したときの性能
愛用のMacBook Proに接続してデータ読み書きしてみました。
▼見てほしいのが、こちら測定結果
ほとんど1000MB/s!
Mac(USB 3.1)測定結果
- 読み込み(Read):946.0MB/s
- 書き込み(Write):884.8MB/s

実際に、DVD約1枚分の4.67GBのデータをHyperDiskに放り込んでみたのがこちら。
人間系だがストップウォッチで測ってみると、上記の書き込み(PC→SSD)が5.68秒。同じファイルの読み込み(SSD→PC)が4.97秒で完了した。
ステータスバーがグングンと進んでいき、とても気持ちが良い。使用中はほんのり温まる程度で危険な熱さになることは無かった。
▼他社製品の測定結果も参考に載せておきます。
WindowsでUSB-A(USB3.1・USB3.0)に接続したときの性能
WindowsPCで、USB3.0とUSB3.1規格の端子に順番に接続してみた。
▼まずは、USB 3.1の測定から。
Win(USB 3.1)測定結果
- 読み込み(Read):840.0MB/s
- 書き込み(Write):826.0MB/s
MacBookのUSB-C接続に比べると、やや速度は落ちるが十分なスピードが出る結果となった。
▼続いて、USB 3.0の測定がこちら。
Win(USB 3.0)測定結果
- 読み込み(Read):412.5MB/s
- 書き込み(Write):411.6MB/s
やはり、USB3.0規格ではガクッとスピードは落ちてしまうことがわかる。
高速ポータブルSSD「HyperDisk」のレビューまとめ
以上、超高速ポータブルSSD「HyperDisk」をレビューしました。とにかく早くデータ転送ができるポータブルSSDで、公称値1000MB/sに近い結果を得ることができた。
今回は試していないが、HyperDiskはiPad ProやAndroidスマホ、PS4に直接挿して使うこともできます。さまざまな環境で使えるのは強いですよね。
それに読み書きが速いので、各デバイスの内蔵ディスクのように使うのも全然できます。実際、MacBookの内蔵ディスクを500GB増やすと約2万円します。
▼スタイリッシュで、コンパクトかつ高性能なHyperDiskはこんな人におすすめできます。
こんな方におすすめ
- データの移動を爆速にしたい人
- デバイスの容量が足りない人
- 持ち運ぶ機会が多い人
