どうも、CHASUKEです。
日々の日常や旅先での1コマ1コマを残したい。できれば手軽に。
そんな願いを叶えてれくるのが手ブレ補正内臓の小型アクションカメラ「Insta360 GO」。
本体をワンプッシュすると15〜60秒の短い動画クリップを撮影できます。実際に撮影して編集までをやってみたところ、驚くほど手軽にできてしまった。
特にAI技術による動画編集が凄い。撮影した動画クリップを選択するだけで、SNS共有に適した約30秒の動画にまとめてくれます。これがまた、BGMのリズムにあわせて良い感じでお洒落に仕上がる。
本記事では「Insta360 GO」の特徴を紹介した後に、実際にヘッドマウントして撮影&編集してみたのでレポートします。

「Insta360 GO」とは

長さ5cm弱の親指サイズ
Insta360 GOは、世界最小の手ブレ補正付きカメラです。
本体にあるボタンはたった1つ。
たった18gと軽量で、フルHD動画を撮影できます。全天球カメラではないものの、前方にあるものを超広角に捕らえます。
こだわりだすと無限に時間が取られてしまう動画撮影&編集を、ササッと良い感じに仕上げてくれます。
使い方はシンプルで簡単
- ボタン1つで簡単撮影
- AIが自動でイイ感じに編集
- SNS共有(スマホ保存)
細かい設定は気にせずに撮影して、編集はAIに任せるだけ。これで日常や旅先での風景を手間を掛けずに残すことができます。
もちろんマニュアル編集も可能
▼Insta360公式の2分動画をチェックすべし!

GOの動画解像度は4Kまでの性能はない。けれど、ライフログ的な位置づけのアクションカメラなのでそこまでの性能は必要なく感じる。
▼カメラスペックは以下の通り
サイズ | 本体 :49.4×21.4×14.85 mm ケース:50.46×59.76×25.5 mm |
重さ | 本体:18.3g ケース:43.3g |
動作時間 | 60分 (本体+ケース) |
充電時間 | 本体: 約30分間 ケース: 約90分間 |
ストレージ | 8GB(15秒動画を約100クリップ) |
手ブレ補正 | FlowState (6軸ジャイロスコープ) |
フォーマット | 動画:mp4 写真:jpeg |
動画解像度 (エクスポート時) | 標準撮影:1080@25fps インターバル:2720x2720@25fps タイムラプス:1080@30fps ハイパーラプス:1080@30fps スローモーション:1600x900@25fps |
写真解像度 (エクスポート時) | 1:1出力 :2560 x 2560 16:9出力:2560x1440 9:16出力:1440x2560 |
「Insta360 GO」外観と付属品
パッケージはこんな感じ。
価格は23,800円。
▼盛り沢山なパッケージ内容。

マウント用のパーツが豊富
ハンズフリー撮影を可能にするためのマウントアクセサリーが3種類も同封されています。
▼こちらが本体と充電ケースです。
GO本体はIPX4防水なので、長時間の水中撮影はできないものの、雨や水しぶき、10秒程度水につける撮影は可能です。
GO本体はケースに仕舞うと充電され、iPhoneにデータ転送する場合は、ケースにあるLightning端子でそのまま接続します。
ケースの充電はiPhone・AndroidともにMicroUSBを使って行います。
本体フル充電で約15分の動画撮影ができ、ケースフル充電で本体約3回分の充電できます。
▼さすがは世界最小サイズ。ちっちゃい。


裏面は充電口とボタンに分かれます。
▼充電ケースは常に持ち歩く必要があります。
ポケットに入れて収まるサイズ感なので、手軽に撮影できるのは嬉しいですね。
▼見たことあるフォルムだなと思ったら、、、AirPods Proとそっくり。

▼付属パーツの利用例はこんな感じ。
本体とマウントアクセサリーには、強力なマグネットで張り付きます。
ケースやパーツから本体を取り出すときも、結構な力がいるほどです。
スノーボードやスケートボードといった激しめなスポーツに使っても、横から強い力が加わらない限り、落ちる心配は要らないだろう。
メモ
厚めのスウェット生地でもギリ張り付くけど外れやすくなる。意外とキャップに取り付けるのが目立たなくて良かった。
「Insta360 GO」撮影と編集
基本的な使い方
ボタンは本体ロゴ部分にあります。
長押しで電源ON/OFFで、1回タップして30秒間準動画を撮影します。
ざっくりと以上w
その他のボタン設定
専用アプリのボタン設定で、下記タップパターンを動画、写真、スローなどの撮影モードに割当できます。
- 電源OFF時の1回タップ
- 電源ON時の1回タップ
- 電源ON時の2回タップ
- 電源ON時の3回タップ

実際に撮影してきた
ちょうどコストコに行く用事があったので、ついでに撮影してきました。
▼撮影スタイルはヘッドマウントで。
ダウンジェケットを着てたので、服への取り付けは出来なかった。
ちょっと怪しいかなと思って、嫁に見てもらったら服に貼るスタイルよりキャップにあった方が違和感がないとのこと。

例えばの動画クリップですが、ノー編集でこんな感じで撮影されてました。
画質はイマイチながら、手ブレ補正がしっかり効いてヌルっとした映像が撮れてます。
それにしても、この広角には驚いた。音もちゃんと拾えてますね!
アプリで動画編集してみた
撮影した動画をスマホに保存したり、アプリで動画編集するためには、充電ケースに入れて接続する必要があります。

【追記】Lightning延長アダプタを使ったらそのまま使えました。
いちいちケースを外すのは辛いので、これで使おうと思います。
Amazon | Lightning延長コネクタ
今回はマニュアル編集も出来ますが、AIによる自動編集を試してみました。
2ステップで完了です。
step
1テンプレートを選ぶ
Insta360アプリで[ストーリーズ]-[テンプレート]で進むと、必要枚数が異なった動画テンプレートが表示されます。その中から自分のイメージに合う動画を選びましょう。
テンプレートは、10個以上用意されてます。
step
2クリップを選んで編集する
テンプレートを選んだら、必要な枚数分のクリップを選びます。
自分の好きなクリップを選んでもよいが、「スマート編集」を押すだけで、テーマに合ったものをAIが自動で選んでくれる機能も面白いです。
選び終わって「次」に行くと、AIによる自動編集が始まり、15秒〜30秒ほどに編集されます。
自動編集に対し、共有ボタンを押せばスマホに保存されます。

完成した動画がこちら
BGMに合わせて、30秒あるクリップのこの部分を使うとかも全て自動で完成しました。
▼別のテンプレートでも作ってみました。
目が回りそうなテンプレートですが、これはこれで面白い動画ができた。
Insta360 GOを使ってみた注意点
使っていて気づいた注意点を書きます。
手軽に撮影&編集ができるInsta360 GOですが、撮影した動画を全部残そうと思うと大変でした。
GOの内蔵メモリは8GB。アプリで動画編集するには一旦、動画をカメラからインポートする必要があります。
僕の場合、1クリップ30秒で動画撮影していたので、HD画質なので容量はそれなりにあった。あれもこれもとインポートし、アプリ容量が一気に15GBまで増えてしまった。
容量が大きいスマホであれば問題ありませんが、ギリギリの容量を使っている人は注意が必要です。
▼PCをUSBで接続すれば、動画ファイルが取得できた。

このままでは再生すらできないが、PC編集ソフトを以下からインストールすることでMP4などの形式変換できる。データを残しておきたいなら色々と工夫が必要となる。
Insta360 | 360度編集ソフトウェア
最後に(まとめ)
Insta360 GOを購入レビューでした。
画質性能はイマイチなものの、撮影と編集の手軽さはピカイチのアクションカメラでした。ハンズフリーで一人称視点からの撮影ができる面白いカメラです。
データ管理が大変なものの、時間を掛けずにお洒落に動画を共有したい人にはおすすめです。
それではまた。