iPhone8と同じ外観ながら、iPhone11 Proと同じ高スペックCPUを搭載したiPhoneが登場しました。64GBモデルで44,800円の超コスパモデル。
それが、iPhone SE(第2世代)

特に最新に拘らない嫁は「iPhone6s」を使い始めて3年。64GB容量もパンパンで乗り換える絶好のタイミングだった。
iPhone SE(第2世代)のポイント
- iPhone 11 Proと同じCPU搭載
- ホームボタンあり(指紋認証)
- 安い(128GBで5万円)
- カメラの性能アップ
- Apple Payが使える
- ワイヤレス充電
- 1m防水対応
「ホームボタンあり+指紋認証」の使い勝手は変えたくないけど、カメラや処理性能はアップさせたい。コンビニでクレジットカード出すのもしんどくなってきたとのこと。
iPhone SE2はこれら全ての要望を満たす、まさに欲しかったiPhoneでした。
唯一、イヤホンジャックがなくなった事にガッカリしていたけど、Lightning端子付きのイヤホンが同梱されてたので問題なし。
ジャーン!!!!
久々にこのサイズを持つと薄さにビビりますね。
ということで、本記事では、iPhoneSE(第2世代)の開封レビュー、iPhone6s/7とのスペック比較を書いていきます。

iPhoneSE2の開封レビュー(外観と付属品)
予約が15分遅れただけで、当日配送分が完売してしまった。さすがは、高コスパiPhoneだけある。
64GBが常にパンク状態だったこともあり、128GBのレッドを選んだ。それでも税込54,780円だった。これは家計に優しすぎる。
レッドを購入する度に、期間限定で新型コロナウィルス(COVID-19)対策に寄付されるとのこと
▼箱の中身はこんな感じ。
- iPhoneSE(第2世代)
- 5V1A電源アダプタ
- Lightningケーブル
- EarPods(Lightning端子)
- ステッカー類
▼(PRODUCT)REDは黒と赤のツートンカラー。ボディはつるつるテカテカのスベスベ。さすが、Apple製品だ。
Appleロゴの位置が中央にある。
見た目はiPhone8ですが、ロゴの位置で判別がつきます。
▼ディスプレイは4.7インチで、指紋認証ホームボタン付き。

iPhone6sにはあったイヤホンジャックがiPhone SE2にはない。だが、付属イヤホンはLightningに接続できるので、これまで通り使える。
iPhoneSE2は、最大18wのUSB PD充電に対応した機種。付属の電源アダプタでは5wでしか充電できないため、出番はなさそうだ。
iPhoneSE2の凄いところ(iPhone6sと比較)
iPhone8とのスペック比較
iPhoneSE2は、iPhone11 Proと同じCPUを備えているが、見た目はiPhone8と同じモデルです。
外観を同じにすることで製造コストを抑え、非常にコスパの良いiPhoneに仕上がっている。
まずは、iPhone8との比較を見て欲しい。
QQQQQQ | iPhoneSE2 | iPhone8 |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ | 同じ |
サイズ | 138.4×67.3×7.3mm | 同じ |
重さ | 148g | 同じ |
カメラ 画素 | アウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 700万画素 | 同じ |
CPU | A13 Bionic | A11 Bionic |
メモリ | 3GB | 2GB |
バッテリー | 1,821mAh | 同じ |
急速充電 | 最大18w対応 | 同じ |
認証方法 | ホームボタン指紋 | 同じ |
防水性能 | IP67 (水深1mに30分) | 同じ |
無線充電 | ○ | 同じ |
Apple Pay | ○ | 同じ |
NFCタグ | ○ | ✕ |
デュアルSIM | ○ | ✕ |
Wi-Fi6 | ○ | ✕ |
CPUとメモリ以外にも、Wi-Fi6・デュアルSIMと違いはあるものの、ほぼiPhone8と同じ。カメラ性能を見ると、iPhone SE2の画素数こそ同じだが、白トビを抑える「スマートHDR」や背景をぼかす「人物ポートレート」機能が搭載されている。
性能のサクサク感やカメラ機能、そこに不満が無ければ、iPhone8から乗り換えるメリットは少ないと思う。
ちょこっと追記
iPhone SE2は「Background Tag Reading」に対応し、個人用オートメーションでNFCタグが使えます。これにより家電操作など面白い使い方が可能です。
-
iPhoneとNFCタグを使った家電制御が便利すぎる!【Siriショートカット】
iPhone7・iPhone6sとのスペック比較
では続いて、さらに旧世代のiPhone6s/7と比較してみた。
QQQQQQ | iPhoneSE2 | iPhone7 | iPhone6s |
---|---|---|---|
画面 | 4.7インチ | 同左 | 同左 |
サイズ | 138.4×67.3×7.3mm | 138.3 x 67.1 x 7.1 | 同左 |
重さ | 148g | 138g | 143g |
カメラ 画素 | アウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 700万画素 | 同左 | 同じアウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 500万画素 |
CPU | A13 Bionic | A10 Fusion | A9 |
メモリ | 3GB | 2GB | 2GB |
バッテリー | 1,821mAh | 1,960mAh | 1,715mAh |
急速充電 | 最大18w対応 | ✕ | ✕ |
認証方法 | ホームボタン指紋 | 同左 | 同左 |
防水性能 | IP67 (水深1mに30分) | 同左 | ✕ |
無線充電 | ○ | ✕ | ✕ |
Apple Pay | ○ | 同左 | ✕ |
NFC 読み込み | ○ | ✕ | ✕ |
デュアルSIM | ○ | ✕ | ✕ |
Wi-Fi6 | ○ | ✕ | ✕ |
上の表はスライドして比較できます
結果を見れば、iPhone6sやiPhone7ユーザーがiPhone SE2にするメリットはとても大きいことがわかる。
性能だけでなく、出来ることがかなり増えます!
iPhone6sと外観を比較
▼嫁が使い古したiPhone6sと並べてみると、サイズは全く同じ。
イヤホンジャックがなくなり、ステレオ再生が可能になっている。
ホームボタンは物理ボタンからタッチセンター式になった。物理ボタンでないのに、指先にクリック感を与える不思議なボタン。

▼カメラ外観の違いはこんな感じ。
iPhone SE2ともにシングルカメラなので、iPhone 11のように超広角や望遠撮影はできない。iPhone 11で人気のナイトモードも非対応。
iPhone SE2は、iPhone6とカメラ画素数は同じだが、CPUの性能UPに伴い綺麗な写真が撮れるようになった。適当に撮影してみたけど、ライトユーザーであれば十分に満足できるほどです。
▼ボタン配置は同じ。
iPhone SE2とiPhone6sは本体サイズが若干異なるため、今まで使ってたケースは使えない。
iPhoneからiPhoneへのデータ移行は超お手軽
iPhone同士のデータ引き継ぎはとっても簡単。
▼古いiPhoneを新しいiPhoneに近づて、「続ける」とすると、移行手続きが開始されます。
続いて、青いモヤモヤが出てきて、それをiPhoneで囲むだけ。
64GBあったので、結構時間はかかりましたが、無事に全てのデータが引き継がれました。
実は、移行前にiPhoneのバックアップを取って、、、みたいな準備を時間をかけてしたのだが、これは全く不要でした。
とにかく引き継ぎは簡単。近づけるだけ。
iPhoneSE2と同時に購入したいアクセサリー
iPhoneSE2用の保護フィルム
保護フィルムは、NIMASOのガラス保護フィルムを選びました。迷ったらとりあえずニマソです。
iPhoneSE2は、iPhone8と同じ形状と言いつつ、縁のアール部分に個体差があるようです。
つまり、これまでのiPhone8の保護フィルムを貼ると、フィルムの端が浮く場合があるようです。僕が購入したiPhoneSE2ではなりませんでしたが、NIMASOが発売日に調査した結果、200台試して7台で同事象が発生したとのこと。
NIMASOサポートによると、もし浮いても購入後に送られてくるメールで報告すれば、返品不要でiPhoneSE2用に交換してくれるとのこと。
とりあえず、NIMASOの保護フィルムを選んでおけば安泰ということになります。
▼貼り付けガイドがあるので、器用とか不器用とか関係無しで貼り付けれます。
▼貼り付け後はこんな感じ。隅はケースが干渉しないように少し空きがあります。
見ての通り、NIMASOのガラスフィルムで浮くこと無く綺麗に貼れました。

指紋認証センサー対応ホームボタンシール
iPhone SE2の表面は、全色がこんな感じ。
ちょっとした味付けとして、アルミ素材で質感の良いボタンシールを貼ってみました。
このシールを使えば、指紋認証センサー対応で、機能性を損なわずにカスタマイズできます。女性に人気なので、嫁にプレゼントしてみた。
▼ペタッと貼るだけで、イメージが変わります。

▼スライドして比較できます。


イイ感じのアクセントになった。
▼他の人と被りたくない人におすすめ。
赤が似合うiPhoneケース
サイズとボタン配置は同じなので、ケースはiPhone7/8のものが使い回せます。
今回は、iPhone6sからの乗り換えなので、買い替えが必要なのだが、まだ迷ってます。
せっかくなので、赤色「(PRODUCT)RED」が似合うケースを選ぶ予定。
▼超極薄0.3mmで人気なのが、memumiのレッドケース。
装着感がないほどの着け心地!
▼ソフトなTPU素材とハードなPC素材を組み合わせて、耐衝撃性を高めたSpigenのクリアケース。
信頼のシュピゲンブランド。防御力高めで安心できる。
▼薄さで選ぶなら、厚さ0.5mmのTORRASの保護ケースが良さそう。
レッドのケースで統一できます。ガラスフィルム付きでお得!
▼耐衝撃性とカスタマイズ性を兼ね揃えたiPhoneケースもおすすめです。
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高さ3.5mまでの落下保護性能を持つ
USB PD対応の充電関連
iPhone SE2は、最大18wで急速充電が可能です。USB PD(Power Delivery)充電器や置くだけ手軽なワイヤレス充電器が使えます。
iPhone SE2は大きくスペックUPしたものの、バッテリー持ちが心配。充電アクセサリーに関しては、適切なアイテムを揃えておきたい。
小さくて軽いUSB PD充電器(1口で最大18W出力)は、1口なら「Anker PowerPort III Nano」、2口なら「Anker PowerPort Ⅲ Duo」がおすすめです。
小さく軽い、そして高出力。
そして、USB PD対応の充電ケーブルとして、おすすめしたいのが「Belkin DuraTek Plus」です。超耐久性があり、5年保証付き。
モバイルバッテリーもやはりUSB PD対応を揃えておきたいですね。
普段使いにぴったりの「cheero Power Plus 5 Stick」なら、18w出力できます。
最後に、ワイヤレスに置くだけ充電器ですが、Apple WatchとiPhoneやAirPodsの3台を同時充電できる「SliceCharge Pro」を使ってます。
他製品にはないデザイン、6つのコイル内蔵、USB-C端子、MFi認証というハイスペックで、満足度は非常に高いです。
最後に(まとめ)
以上、iPhone11 Proと同じ高性能CPUを搭載したiPhone SE(第2世代)の開封レビューでした。乗り換え機種との比較や、おすすめのiPhone SE関連アクセサリーも紹介させて頂きました。
予約開始たったの15分で当日配送分が売り切れたように、iPhone SE2は超人気のコスパ抜群モデルです。
iPhone8ユーザーであれば、Wi-Fi6やデュアルSIM対応、処理速度が上がる程度ですが、iPhone6s/iPhone7ユーザーであれば、使い勝手はそのままで、沢山の新機能を使うことができます。
乗り換えるなら今。それではまた!