どうも、CHASUKEです。
海外クラウドファンディングで支援していた「Knocki(ノッキー)」が送られてきました。振り返ってみるとINDIEGOGOにて2016年末に支援してました。

Knockiは、壁やテーブルの表面に貼って、付近をノックしてアクションを起こせるスマートデバイス。あらゆる家具をスマート化できると言っても過言ではないアイテムです。

アクションを起こせるノックパターンは10個あり、隠しコマンドを叩いてるようで面白いです。
本記事では、ノックするスマート製品『KNOCKI』で出来ること、使ってみたレビューを書いていきます。
使うたびにワクワクする製品。生活をアップデートし、未来化したい人にオススメな製品です。

Knockiで出来ること
Knockiで出来ることは、プロジェクトサイトにあった製品ムービーでサクッと3分で確認できます。
▼まとめるとこんな感じ。
- ノックでアクションが起こせる
- 乾電池で動くのでケーブルレス
- 様々なスマート家電と連携可能
- IFTTT対応で自動化が簡単
KNOCKIは「こんな未来あったらスゲー」と思って支援してみた製品でした。
製品レポートも英語でよくわからず、全然送られて来ないから諦めてたけど、無事に送られてきました。

Knockiの外観・デザイン
こちらが「Knocki」です。本体と付属品をチェックしていきます。
▼箱の中身を全て取り出してみた。
乾電池で稼働するため、ケーブル類がない。それだけで非常にシンプル。
- Knocki本体(乾電池付)
- 本体マウント
- クイックスタートガイド
- 両面テープ、固定ネジ
説明書もシンプルなのは、使い方もシンプルということ。
あとで触れますが、アプリから簡単に設定して使うことができました。
▼本体サイズは「3 × 9cm」です。思ってた以上にコンパクトなので驚きました。
表面にはLEDインジケータが1つだけ。側面や裏面にはボタン・スイッチ・ポートなどは一切なく、非常にスッキリしたデザイン。
Knockiは振動を検知して動作するため、マイクも無い!
▼本体裏に注意書きがありました。
「アプリで指示があるまで、電源をONにするなよ」とのこと。
▼裏面蓋を開けると、単4電池が4本取り換え可能です。
電源スイッチは蓋の中にありました。
Knockiの初期設定
Knockiは専用アプリに追加して使います。
ココに注意
アプリもガイドも英語ですが、特に迷うことなく設定できました。
Knockiの設定・取り付け手順は以下の通りです。
step
1アプリをインストール
設定には専用アプリを使います。初回はユーザ登録が必要です。
step
2アプリにKnockiを追加
アプリとKnockiをリンクさせます。
▼はじめに設置場所などを入力します。
設置する物や向きなど、細かいところまで入力します。入力した情報によって、振動判定のアルゴリズムを切り替えているのかも。
step
3ネットワーク設定(Wi-Fi接続)
STEP2に引き続き、ネットワーク設定(Wi-Fi接続)です。
製品箱にあるバーコードをカメラで読み取った後に、Wi-Fi接続できました。基本的にアプリの指示に従えばOKです。
これで、僕のKnockiがアプリに追加されました。設定は10分もあればサクッと出来ました♪
Knockiにアクションを追加する
Knockiは事前に追加したノックパターンとアクションの組み合わせに従って動きます。
どんな具合に設定できるかチェックしていきます。
step
1ノックパターンを選択
追加したKnocki画面の右下にあるボタンから新規追加できます。
ノックパターンは全部で10個。

step
2アクションを選択
ノックされた時に動くアクションを設定します。
見失ったスマホを探したり、プッシュ通知するアクションの他に、スマートデバイス・サービスとの連携が設定できます。
さらにIFTTT側で「アプレットID」を発行して、こちらに紐づけることで、IFTTTのアクションを起動できます。無数のサービスと連携できるIFTTT対応なので、実質アイデア次第で何でも出来る。Knockiの面白いところですね。
▼連携できるスマートデバイス・サービスは以下の通り。
HueやSONOS、TP-Link Kasaは日本でも流通してる製品ですね。個人的には、ノックで音楽再生できるSONOSスピーカーが欲しいところ。まだまだこれから連携サービスが増えていきそうだ。

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Knockiでスマート照明をOn/Offしてみた
手始めに、Knockiをテーブルに置いた状態で使ってみました。
ノックを4回すると、スマート照明「Hue」がOn/Offするよう設定してみると、こんな感じになった。
ノックして動いたときの快感がたまらんw
動画では指で「トントン」してますが、ドアをノックするように「コンコン」がおすすめ。爪が潰れますw
Knockiをテーブル裏に配置する
Knockiはコンパクトで軽量設計なので、テーブルの裏に配置出来ます。もちろん、使うときはテーブルの上をコンコンすればOKです。
▼付属のマウントを3M両面テープで固定します。
▼スマート化するテーブル裏にマウントをペタリと。
Knockiの裏面はこんな感じ。
隙間にマウント部分がハマって固定できます。
しっかり固定できるわりに、苦労せずに取り外しが可能。細かいところまでちゃんと設計されているようです。
▼高さ3cmなので、テーブルの裏に貼っていても、全く違和感ありません。裏を覗かない限り、Knockiの存在に気づきませんね。
84gの軽量ボディで落下の心配はなく、ケーブルレスなので見た目もスッキリです。

いつものテーブルでパソコンしながら「コンコン」して照明が操作できます。
▼こんな感じですね。
もはや魔法です。
これ以外にも、IFTTT対応のスマートリモコンを組み合わせれば、リモコン家電全般の操作ができます。テレビやエアコン、シーリング照明まで何でも来やがれですね。
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Knockiを使ってみた感想
テーブルや壁をノックするだけで、iPhone探せたり、電気やテレビを操作できるときが来るなんて驚きです。

先ほどの動画でもわかる通り、テーブル裏のKnockiの位置を意識する必要はありません。テーブル上のどの位置を叩いても、反応してくれます。この曖昧さ・自由さが良いんですよね。
まだ数日しか触ってませんが、Knockiを使ってて気になった点は、動作は正確なものの、ノックからの反応が若干遅いこと。
ノックしてからアクションまでに約10秒かかります。スマートスピーカーの音声操作に慣れていると、10秒は長く感じ「ちゃんと反応したか」と不安になるほどです。ただし、動作は非常に正確で、しっかりノックすれば誤作動が起こることはないですね。
設定をよく見ると、ターボモードが用意されており、指定時間だけ動作スピードを上げれます。
▼指定できる時間は以下の通り。
30分〜6時間までに限られますが、試してみると約半分の5秒ほどに縮まりました。
標準でターボモードにして欲しいところですが、バッテリーの消耗が激しくなる兼ね合いから制限があるのかも。
さらに、良い点として、Knockiはマイクを使わないことが挙げられます。大音量で音楽を聞いてルときは、音声操作は不利になりますが、Knockiならちゃんと動作してくれます。音声操作とノックを使い分ければ最強ですね。
今後、Knockiみたいな技術が進んでいき、近い将来はスマートハウス分野で、壁をノックできるオプションとか出てきたら面白いですねー。ノックは非常に簡単なトリガーです。大いにありえそうです!
最後に
ノックをトリガーにできるスマートデバイス「Knocki」を試してみました。
これまでにはなかった新しい発想で、個人的には非常に面白いガジェットでした。より良い使い道を考えて、記事に追記していこうと思います。
ちなみに、以前紹介したボタンデバイス「QmoteS」に似てますね。僕的にはKnockiのが自由度が高くて好きですね。
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すでにKnocki公式サイトで、40%offで販売されているようです。気になった人がいましたら、是非チェックしてみてください。
それではまた。