どうも、我が家のIoT化を進めているCHASUKEです。
Google HomeやAmazon EchoなどAIスピーカーの導入により、簡単に声で家電が操作できる時代になってきました。
各部屋にAIスピーカーを設置してあれば良いのですが、スピーカーが近くに無いと、家電を音声操作できないのは不便な話。
iPhoneユーザーの私にとったら、家のどこに(家の外でも)いても「ヘイ、Siri!!」これで操作できたらな、と思うこともしばしば。
今回、TOMTOPから送られてきた『Koogeek スマートソケット』を使うことで、今使っている電球を簡単にHomekit化することができちゃいます(**)スゴイ!!
この製品のポイントはAppleのHomekit対応していること。
▼Apple WatchでSiriにお願いしても、この通りです...
Koogeekの電球ソケットを使って、廊下の照明をスマート化してみましたので、Homekitの設定方法や利用してみた所感を書いていきます!!
それでは、いってみましょう!!
Koogeekスマートソケットの特徴
平凡な電球にスマートソケットを履かせて使うだけ。これだけで、以下のようなことができちゃいます!!
- 自宅で使っている各電球(E26)をそのままスマート化できる
- LEDだけでなく、25Wまでのエジソン 白熱、省エネ、ハロゲン電球に対応
- 自宅内外から照明の遠隔操作ができる
- オン/オフだけでなく、タイマー、消費電力の監視ができる
- Wi-Fiで直接通信するため、レスポンスが早い
- Apple Homekit対応のため、ホームアプリに登録可能
- さまざまなiOSデバイスのアプリ、Siriから操作が可能
LEDだけでなく、どんな照明でもスマート化ができるのが面白いところです。また、WiFiで直接通信できるのでとても反応が早いですし、Homekit対応なのでAppleユーザとの相性抜群です♪
開封と設定
よく中国サイトから発送される製品は箱がボコボコになっているイメージですが、今回TOMTOPから送られてきたものは、綺麗でしたw
開封して動作を確認
パッケージは海外製品のため全て英語で記載されています。製品名は「Koogeek SMART SOCKET SK1」です。
▼開けてみると、ソケットがしっかりと固定されてました。
取説も全て英語です。台座と取説内にHomekitの読取シールが貼ってあります。後でこれを読み取ってホームアプリに登録していきます^^
▼綺麗でツルツルすべすべです。さすがはApple対応製品です。
▼上から覗き込むと。
ここに、スマート化したい電球をねじ込めばOKです。ソケットの内も外もE26口金ですのでお間違いなく。
今回、我が家の廊下照明をIoT適用していくわけですが、今使っている電球がこちら。
我らが庶民の味方ダイソーのLED電球(E26)。これをスマート化するべ!!
▼これはアイスクリーム。いや、雪だるまのようだ。
スマートソケットには電源ボタンとその上にLEDインジケータが装備されています。
電源ボタンで照明ON/OFFを切り替えることができます。また、LEDインジケータは初期設定をする前は緑色にゆっくり点滅します。緑色LEDの意味は以下の通り。
- ゆっくり点滅:ネットワークに設定待ち
- 速く点滅 :ネットワークから切断状態
- 点灯 :スマートソケットがオン
- 消灯 :スマートソケットがオフ
それにしても、スマートソケットがダイソー電球の間に入ることでとってもボテっとサイズアップしてしまった。どれくらい長くなるかiOS11の新機能ARアプリを使って比較。
約5cmほど長くなってしまいます。電球を覆い被せるタイプやシェードが短い照明器具にはマッチしない可能性があるので注意!!
Apple HOMEアプリに登録
さて、いよいよSiri化させるためにHOMEアプリに追加していきます。
準備として、iPhoneのWi-Fi接続先を2.4GHzにします。設定が終われば、5GHzで利用できるので一時的変更します。
準備ができたら、iPhoneにプリインストールされているHOMEアプリを起動します。(※削除済みの方は、ストアから再インストールできます)
▼Homekit製品は、HOMEアプリ内でアクセサリと呼ばれます。これを追加していきます。
カメラでHomeKitコードを読み込みます。もうソケットを天井などに取付済みの場合は、パッケージ内や取説にコードがあるのでそちらでもOK。読取に時間がかかる場合もあるので、30秒くらいじーっと待ちましょう。
▼うまくいくと、アクセサリが選択画面に表示されます。
ネットワークアクセスを許可しましょう。
▼Siriが認識するアクセサリ名と部屋名を入力する画面になります。
これでホームボタンのアイコンタップで廊下の照明をコントロールできます。さらに、Siriさんに「廊下の電気をオン/オフにして」「廊下の電気をつけて/消して」などのリクエスト可能になりました^^
カチッと点灯、カチッと消灯。とってもスムーズで反応がいいです!!
実際にHOMEアプリやSiriで操作してみた
我が家の廊下のセット。
結構な伸び具合です。
▼うまいことカバーに収まってくれた。
▼アイコンタップで消灯。
カバーに覆われてWi-Fi状況が不安でしたが、全然使える!!良好です^^
▼アイコンタップで点灯。
こちらも問題なし。廊下の照明って夜家から帰ってきたときだけでなく、どの部屋に行くにも使うので家のどこからでもリモート操作できるのはとても便利です♪
▼Siriでの操作もバッチリです。
Siriにお願いすると通常は「はい、(電気名)をオン/オフにしました」という返事ですが、たまに「お任せください」とか「何でもお望み通りにいたします」や「承知しました」などアレンジきかせてきますw
これで我が家の廊下が一気に未来化されました!!
ちなみに、Siriはよく「電気」と「天気」を聞き間違いするので「照明」という言葉に変えましたw
Koogeekアプリで消費電力をチェック
HOMEアプリからは照明ON/OFFが可能なだけです。だが、Koogeekが提供しているホームアプリを利用することで消費電力のチェックが可能です。
▼先ほど登録設定したホームアプリと同期しているため、廊下グループに電気というアクセサリが存在しています。
このアイコンをタップで照明オン/オフができます。今回は、長押しして消費電力の確認とタイマー設定をしていきます。
▼詳細画面で、消費電力グラフの月をタップすると、日単位の使用量を確認できます。
まだ使い始めなので、数値は低いですね。それにしても消費量が可視化できちゃうなんて面白い。使用量を監視すれば、その時間帯に誰かが家に居たって証明もできちゃいますからね^^
▼タイマー機能も充実。
寝室などに取り付ければ、照明を目覚まし代わりに使えます。照明オン/オフどちらもタイマー予約できます◎
最後に
ここでは試してないが、AppleTV(第3世代以上)やiPadがあれば、自宅ネットワーク外からでも照明のON/OFF状態の監視、消費電力の確認ができます。照明操作としては微妙ですが、玄関のロックキーやカメラ(第4世代のみ)などは需要がありそうですね。
https://chasuke.com/wp/appletv4k/
AmazonやGoogleに遅れをとっているAppleのAIスピーカー「HomePod」。今後の登場によりますます「Homekit」への期待が高まっています。まだまだ日本で販売している対応製品は少ないですが、一足先にKoogeekでHomekit体験してみてはいかがだろうか。
Philips HueなどのZigbee通信と違い、直接WiFi通信できるのでハブが必要ありません。ソケット1つあれば照明のIoT化が可能なのでお手軽です。
ここの電球だけスマート化したい!!って方にはちょうど良い製品ですね。