どうも、CHASUKEです。
これまた面白いガジェットを買いました。
それが『LaMetric Time(ラメトリックタイム)』というアイテムです。
▼こちらです。

ドット表示がなんともキュートな置き時計ですが、ただのデジタル時計じゃないんです。
ネット上から様々な情報を取得して表示できるスマートな時計です。
▼例えばですが、こんなの表示できます。
- お天気
- YouTubeのチャンネル登録数
- インスタやTwitterのフォロワー数
- メディアサイトのビュー数
表示機能がとても優れているので、スマート置き時計、スマートクロックやスマートディスプレイと呼んでも良いかもしれません。
Amazonで2万円を超える良いお値段でしたが、デスク上の置き時計が古かったので「どうせ買うなら面白くて楽しい時計がいい」ということで購入してみました。
LaMetricの面白いところは、表示機能やボタンアクションを自作するための「SDK(API)」が公開されているところ。また、自動化サービス「IFTTT」にも対応しており「Twitterのアクションをトリガーにお知らせする」という仕組みも簡単に作れます。使い方次第で自分だけの便利デバイスにできるアイテムです。
本記事では、スマート置き時計「LaMetric Time」の開封から基本的な使い方までレビューしていきます。

LaMetric Timeの外観・付属品
Amazonで販売元が『LaMetric』となっているものを購入。
世界最大の輸送会社であるFedEx(フェデックス)から、荷物が届いた。発送元は香港のようです。
FedExでは輸入時にかかる関税などの費用を立て替えます。その後、費用を請求してきます。
メモ
購入当時(2016年11月)は関税として、後から別途1,300円を請求されました。払わずにいたら催促がきました。
早速開封していきます。
箱は小さめ。意外と小さいデバイスであることに気付いたw
英語のパッケージでした。
▼裏面はなにやら楽しそうですね。
パッケージの隅っこが潰れちゃってましたが、気にしない。
▼パッケージ内容はこんな感じ。
パッケージ内容は以下の通り。
- LaMetric Time本体
- microUSBケーブル
- USB電源アダプタ
- 説明書(英語のみ)
【追記】現在は日本展開しており、日本語説明書が同封されます
デバイス表面はマットな素材で滑りにくくなっており、良い質感です。
▼本体とiPhoneと比較するとこんな感じ。
上部に3つのボタン(Left、Home、Right)があります。スマホから操作以外にも、このボタンでアプリ選択やアクション操作が可能です。
ディスプレイ部分は、左側の表示ピクセル(8×8)と、右側の表示ピクセル(29×8)の2つで構成されています。
本体サイズは「縦7cm×横22.5cm×幅4cm」となります。意外とコンパクトです。
メモ
【追記】2017.12
デスクの手が届くところに置いて使っています。購入当初は「ちょい小さいかも」と思ったが、このくらいのサイズ感で良かったと思えてきた今日この頃。
▼背面には、microUSBポートとイヤホンジャック。
電源供給はUSB給電できるので、プラグ変換などの心配いりません。
▼両サイドはスピーカーとなっています。
サイドには、音量ボタンと電源ボタンが付いてます
LaMetric Timeは、音楽やラジオのためのBluetoothスピーカーとしても使えます。
LaMetric Timeの設定
専用アプリが用意れています。
初期設定として、LaMeticTimeを自宅のネットワークに接続する必要があります。
アプリを起動し、表示内容に従って設定していくだけで簡単です特にネットワーク設定のトラブルはなくスムーズに終わりました。

LaMetric Timeで出来ること
まずはこちらの製品ムービーをチェックしてみてください。
これヤバいでしょ?
僕はこれ見て「うわぁー面白い!」って感じて、Amazonですぐにポチりました。

スマホアプリを使って操作ができます。アプリを開くとこんな感じ。
上の画像左が、デバイスに追加されているアプリ。既に時計、スピーカー、タイマーなどが最初から追加されています。
「+」ボタンを押すと、ズラリとアプリ一覧が表示され、任意に機能を追加できます。
LaMetric Timeのアプリは、自由に開発が可能。デベロッパーページを公開しており、自作アプリを一覧に公開できます。つまり、アプリストアのように作ったアプリを共有できます。
アプリを利用してLaMetric Timeでできることをいくつか紹介。
標準アプリ
時計表示やアラームが利用できます。
また、ストップウォッチやタイマー機能も別のアプリとして準備されてます。
ラジオ・音楽アプリ
Bluetoothスピーカーに接続して、スマホの音楽を再生できます。曲を再生すると曲名表示や曲に合わせてゲージが踊るのが、なかなか可愛いです。
ボタンが1つしかないので操作が難しいですが、ラジオや音楽アプリを使って再生することもできます。
情報表示アプリ
これがLaMetric Timeの一番の売りです!!
好きな文字をティッカー表示させたり、Googleアナリスティクス、FacebookやTwitter、インスタ、YouTubeなどなどフォロワー数の表示もできます。リアルタイムにフォロワー増加するとテンションがあがります。表示は日本語対応されてますが、ドットが荒く読みづらいですね。
また、設定からテキスト表示のアニメーションを「Scroll」もしくは「Typewriter」に変更できます。が選択できます。
▼違いはこちら。
ボタンアクション系アプリ
ボタンを使ってアクションを起こせます。
「IFTTT Button」や「IFTTT Indicator」というアプリを使って、簡単にIFTTT連携ができます。
メモ
IFTTTとは、世にある様々なWebサービス同士を連携することができる海外のWebサービス。詳しくはこちら。
例えば、LaMetricのボタンをIFTTTトリガーとして、自動化の仕組みを作ることができます。
自分だけのオリジナルボタンが簡単に作れるってワクワクしますね。

最後に
LaMetricTimeは、海外クラウドファンディング「KickStarter」で資金を集め、2015年末に完成し製品。その後、日本語表示に対応し、日本で販売されています。
ボタンを押して家電操作などのアクション、必要な情報を表示したりと便利に使えるスマート置き時計でした。さらに、APIやIFTTTで拡張性が非常に高い。
残念ながらマイクが搭載されていない。今の時代であれば、音声操作も組み合わせたら、さらに面白いデバイスになったかも。
価格は2万円となかなか高いですが、期待通り、遊べるデバイスで満足してます。今後は、自作アプリを開発してみようと思います。
個人利用だけでなく、仕事場やショップ用にもオススメです。
それではまた。