どうも、こんばんは。
先日、ふるさと納税で手に入れた27インチ液晶モニターを利用してデュアルディスプレイ環境を手に入れたCHASUKEでございます。→前回記事はコチラ
ワイド画面は良いのですが、それを支える純正スタンドが大きくて場所が取られてます。それを改善すべく、モニターアーム導入を考えてました。
今回ちょうど良いタイミングで『Loctek(ロックテック)』様から、シングルモニターアーム『D8』の商品提供のお話をいただきました!
事前の導入候補として、『Loctek D8』と『Amazonベーシック』のモニターアームで迷ってましたが、『Loctek D8』はお世辞抜きで機能・品質は申し分なく、机の上が思っていた以上にすっきりになって気分もスッキリしました!!
設置・取付していく上で戸惑った点もあったので、しっかりレビューしていきます!
▼『Loctek D8』は、上げ下げが楽なガス圧式にも関わらず、7,000円弱(10/28時点)とリーズナブルな価格ですね。
▼ホワイトも可愛い^^
まずは『D8』の取付結果から
モニターアームにして、どうなったのかをBefore/Afterでお見せします。
▼机の上が、スタンドにこんなに場所を取られてました。
設置してあるテーブルが離れているため、利用する際は、スタンドを近づけて回転させて使ってました。これが重たい重たい。
スタンドを頻繁に移動するので、なかなか物は置けませんでした。
▼スタンド周辺がこんなにスッキリしました。
もうスタンドごと移動する必要がなくなりました。
壁際から画面だけギュイーンっと持ってこれます。そして、使い終わったらギュイーンっと壁際に戻せますのが便利!
さらに机上が綺麗なんで作業が捗ります。やっぱりゴチャゴチャした見た目じゃ、ヤル気もでませんからね。
モニターアーム『D8』を組立・設置する
『D8』の特徴
モニターアームには様々な製品がありますが、Loctekさんの『D8』の特徴は下記の通りです。
- ディスプレイ1枚を吊るすことができるシングルモニターアーム
- 10-30インチに対応
- ディスプレイの昇降がスムーズなガス圧式
- USB3.0の延長ポート付き
- 2-9kgのモニターに対応
- VESA規格75x75mm 、100x100mmに対応
- 多関節で上下左右前後、画面の角度も自由自在な位置調節が可能
『Loctek D8』を開封する
▼パッケージはこんな感じ。
Loctek(ロックテック)は2016年夏頃から日本向けに販売を開始したようですが、パッケージの説明はちゃんと日本語で書かれてます。安心ですね。
▼裏面には、商品の特徴が記載されています。
▼蓋を開けると、金属たちがギッシリと詰まっています。
▼全部取り出してみた。配送時に傷つく心配がないパッケージは好感が持てる。
▼パッケージ内容はこれだけ。意外と少ないんですw
▼入っているもの。
- アーム本体
- クランプ式取付パーツ一式
- グロメット式取付パーツ一式
- ネジ・工具一式
- コードカバー・粘着シートなど
- カスタマーサービスの連絡票
- 取扱説明書(日本語)
カスタマーサービスの連絡票に、可愛いイラスト付きで「お気軽にご連絡ください」とありますが、TELは中国のもの。これじゃ気軽にできませんw
モニターアームの取付って何から手をつけて良いのかわからない。取扱説明書にある日本語の絵付き組立解説はとても助かりました。
取付用に工具が揃っているのも嬉しいですね!
『Loctek D8』を組立てる
組み立てて、取り付けていくわけですが、簡単に手順はこんな感じ。
- 取付方法を決める
- ディスプレイのスタンドを外す
- D8をテーブルに固定する
- D8にディスプレイを取り付ける
以上で完成。とっても簡単です♪
最初に、取付方法は2パターンから選択します。
取付方法 | メリット・デメリット | |
---|---|---|
グロメット式 | テーブルにボルトを通して挟み込んで設置 | テーブルに穴を空ける必要がある。穴さえ空けれちゃえばどこでも設置が可能。しかも強力。 |
クランプ式 | テーブルを上下から挟み込んで設置 | テーブルに穴を空ける必要がないため、誰でも簡単に設置可能。 |
▼下の絵(※取説から抜粋)と一緒に見るとわかりやすいです。
今回、僕はクランプ式にしました。テーブルに穴を空けるのは大変だし、移動させるかもしれないので。
クランプ式の制限である天板の厚さ20-120mmも大丈夫でした。
▼さてと、今回取り付けるディスプレイのスタンド部分を外していきます。
『iiyama ProLite XB2783HSU-B1』では、背面のネジ位置がVESA(ベサ)規格 100x100で設計されており、問題なくアームの取り付けができます。モニターアーム『D8』では100x100の他に、75x75の規格にも合うように作られています。取り付けるディスプレイを購入前にチェックしときましょう^^
続いて、アーム本体をテーブルに固定していきます。
▼コイツです。バンドを取って袋から出すと、生きているかのように伸び上がりました。
バランスを取ってやれば、こんな感じにその場に立たせることもできます。
▼テーブルの中央あたりに取り付けます。位置取りは慎重に!
メタリックブラックなアーム本体、ロボットアームのようでカッコいいですね。ディスプレイも黒なので良い仕上がりになりそうだ。
▼位置が決まれば、本体にパーツを取り付けていきます。
▼パーツをねじ止めして、テーブルと接する部分にクッションを貼り付けます。
▼挟み込み用のパーツを取り付けます。ネジ穴はテーブルの厚さによって調節しましょう。
▼こんな感じ。
さぁ、「あとはテーブルに挟み込むだけっ♪」
と思っておりましたが、、、こんなになっちゃった(><)
そうなんです、僕が使っているテーブルは裏面に縁がついており、うまいこと固定できないのです。ちゃんとそこまで考えてなきゃダメですね。
ここで、まさかの「グロメット式しなきゃだめ??」と頭を過ぎりましたが、「当て木で何とかなりそう」ってことになり、すぐさまホームセンターへ。
▼木を購入してきました!
ざっくりカットはしてくれたものの、細かいところまでのカットはできないとのこと。あとは紙やすりでひたすら頑張りました。汗だくになりながら、木を擦り続けましたw
▼その結果、すんごいピッタリのができました。汗だくになった甲斐があった。
さぁ、続きます。
▼こちら側にもクッションを貼り付けるのを忘れずに。
これでようやく、取り付け完了です。
続けて、先ほどスタンドを外しておいたディスプレイを取り付けていきます。
▼今回取り付けるディスプレイは100x100なので上部を赤枠に引っ掛けます。
モニターを掛けるポジションが上の写真のようにズレてますので、回して位置を合わせます。これどうやってズレを直すのか地味に悩みましたが、強めに回せばOKでした。
▼事前にディスプレイ側の上部2つに軽くネジをはめておいて、引っ掛けます。
引っ掛けてから、残りのネジを締めていきます。この方法で1人で簡単にできました。(※注意事項には安全のため2人で作業を行なってくださいとの記載はありますがね)
ちなみにネジとディスプレイの間に、「状況によってワッシャーを使う」とありましたが、今回の液晶モニターでは付けない方が良いみたい。挟むとうまく引っ掛けれませんでした。
ひと通りできた!
▼前からみると、こんな感じ。
スタンド周辺がとってもコンパクトで、良いですねー!満足です。
▼クランプ式の場合、後ろを少し開けておく必要があります。だいたい2.5cm空きました。
これで設置は完了です!!
モニターアーム『D8』を使ってみた感想
ケーブル管理がとっても楽ちん
これまではディスプレイ背面にケーブルを抜き差しするときに、いちいちスタンドを前に出す必要があったので大変でした。
▼前に引っ張れるモニターアームなら楽々です。
▼さらにずっと付けっ放しの電源コードは、金属アーム内に収納しておけます。
すこし見えにくいですが、アーム内を通しています。
ディスプレイを前後左右上下に移動させることを考えるとケーブルは関節部分でゆったりさせとくのが良いと思います。
自由自在に位置調整が可能
これぞアームモニターを利用するメリットですね。『Loctek D8』も十分に威力を発揮してくれます!!
▼Amazonの商品説明から抜粋。
▼前にビュイーンっといっぱい伸ばしてみる。
MAXに伸ばした状態でも、ボルトで耐荷重の調整をしっかりしていれば、画面やアームの角度はしっかり状態をキープしてくれます。
調節ボルトの締め付けが緩いと、垂れてくるのでご注意を!
▼これだけ前に重心を持っていくと、心配になりますが、支え部分は全く浮いてないし、テーブルもひっくり返ることもなさそうでした。よかった。
取説の注意事項によると、「2ヶ月ごとに接続部分の固定状況をチェックすべし」とのことです。
▼下はテーブルに付くまで行けました。
▼上はここまで。めちゃめちゃ高いとは言えませんが、僕の利用範囲としてはバッチリです。
ある程度、高さを出せば、27インチの画面を90度回転させて、縦画面にも利用できます。縦長で利用したい時やデジタルサイネージ用途でもバッチリ使えます。
▼ちなみに、背面はすぐ壁ですが、僕の食卓兼作業机から画面を自分の方向に向けれます。いやぁ、これがやりたかったんですよ♪
▼さらにさらに、画面の傾き調整も自由自在なので、椅子に寝そべった状態でもブラウジングが可能となりましたw
いろいろな角度にしていると、ニュートラルな状態に戻すのが大変になってきます。カチッとする仕組みで、ここがニュートラルな状態だよってわかるようになってたらなお良いと思いました。
USB3.0の延長ポートが便利
あのコンパクトな支え部分に、USBポートが2つも付いています。こちらは後ろからUSBケーブルが伸びているので、延長ケーブルの用途で利用できます。
▼コチラですね。中が青いのはUSB3.0の証。
僕の場合、テーブルの下に配線やUSBハブを隠してるので、事前にD8の延長ケーブルを挿しておけば、カメラやiPhoneを緊急で充電したい場合などは、上の支え部分からサクッと供給できるようになりました。今までは、テーブル下の狭い空間でコソコソやってたので、地味に助かってます^^
ただし、実はこのUSBポート2つ付いてますが、延長ケーブルも2本後ろから伸びてます。この辺りの配線事情は結構シビアなので、1本の延長ケーブルで2つのポートが利用できたら良いなと思いました。
とはいうものの、今後テーブルの下に、新たにデスクトップPCを増設しようと企んでるので、そこからUSB3.0を引っ張り込んでおけば、対応するポータブルHDDをいちいちしゃがんでセットする必要がなくなりそうなので、とっても使える予感がしております!
最後に
モニターアーム、とっても快適です。
机の上がとってもスッキリするし、画面をビューンっと伸ばせて自由自在に位置調整も簡単です。D8のスタンド部分は、心配になるほどコンパクトですが、位置をしっかりとキープしてくれます。
僕が迷っていた同じガス圧式である『Amazonベーシックのモニターアーム』と比較すると、半額以下で購入(10/28時点の比較)できます。D8はコスパ抜群すぎますね。
利用条件(モニターサイズ・重量)がクリアされているなら、『D8』は高品質で間違いなくおすすめです!
▼今回ご紹介したLoctek(ロックテック)さんの『D8』
▼シングルモニター以外にも様々なモニターアームを取り揃えているようです。