どうも、CHASUKEです。
IoT環境センサー『Netatmo Weather Station』の追加モジュールとなる雨量計を追加してみました。自宅専用のリアルタイムな雨量計ができました。
24時間ずっとNetatmoクラウドサーバにデータが記録されます。
CHASUKE
地味に雨の日を楽しんでる♪
前から欲しかったけど、どこに設置しようか迷ってて、なかなか購入できませんでした。
「まぁ、なんとかなるか。」
そんな乗りで、思い切ってポチっと購入してみました。
今回の購入した製品は、農業している人やリアルタイム雨情報が欲しい人には、手軽に雨情報が取れておすすめです。リアルな雨の情報を使って、自動化にも使えます。
CHASUKE
ただの記録マニアです!
さっそく取り付けてみたので、どんな製品なのか、何ができるか含めレビューしていきます。
当製品は雨量計の追加モジュールです。
使用には、親機である「Netatmo Weather Station(ウェザーステーション)」が必要なのでご注意ください。
https://chasuke.com/wp/netatmo/
追加モジュール『Netatmo 雨量計』を購入
パッケージには2015年と書かれており、若干古臭い感じがした。
CHASUKE
合わせて専用マウントも買ったよー
『Netatmo 雨量計』パッケージ内容
- 雨量計モジュール(乾電池2本付)
- 取扱説明書
- 保証書(1年間)
保証書は日本語で記載がありますが、取説は簡単な絵が書かれているのみ。設定はアプリの指示に従えば良いのですが、残念ながら、これだけではわからない。
▼雨量計モジュールです。
雨を受けるための形状になってます。
筒状の本体内にある乾電池で稼働し、親機のWeather Stationと通信して雨データをクラウドサーバに蓄積する仕組みです。全データがいつでも参照できます♪
▼皿の中央で雨を吸い込んで、量を計測します。
▼底から雨水を吐き出します。
底の中央にはネジがあり、固定できるようになってます。
▼底の白い部分を回すと外れます。
これがめちゃくちゃ硬かった。
CHASUKE
プラスチックが割れそうで怖いけど、思い切って回しましょう!
▼中身はこんな感じになってました。
雨量はこの天秤みたいなので計測しているようです。
CHASUKE
画期的なIoT製品も中身は意外と原始的なんすね
▼ネジを回すと単4計乾電池2本と通信モジュールが出てきます。
Amazonレビューによると、乾電池の液漏れによる初期不良が多いようです。使用前に蓋の中身をチェックしておくのがおすすめです。
ちなみに、電池寿命は約1年とのこと。
専用取付マウント
壁に打ち込むためのネジを含め、雨量計を取付セットが入ってます。
▼地面に向かって固定するならこんな感じ。
壁などに固定できない場合はコレですね。これなら雨量計モジュールの底から雨水を吐き出すことができます。
▼壁などに固定する場合はこんな感じ。
僕はこの形でベランダの柵に取り付けました♪
雨量計モジュール取付が不安だったので購入したのが、結果的に大正解だった。これがなかったら上手く使えてなかったと思う。
CHASUKE
綺麗に取り付けたいなら、必須アイテムですな
マンション3階ベランダに設置!
初期設定で親機モジュールと接続
取り付ける前に親機「Weather Station」にモジュール追加する必要があります。
初期設定するにあたり、先ほども言ったように取説は役に立たない。けれど、アプリに従って操作すれば簡単にモジュール追加して計測を開始できましたよ♪
▼Netatmo公式アプリからモジュールを追加します。
▼雨量計をセットアップします。
何やらモジュールに電池を挿入して、、、とか色々書いてあるので手順に従いましょう。
モタモタしてると通信が切れて最初からになる。
CHASUKE
何度か最初からになってイライラしたー
▼上手くいくと、親機が雨量計モジュールを認識します。
▼これで追加されました。
初期設定は完了です。
いよいよ取り付けるぞー
我が家は、賃貸マンションの3Fなので、どこに取り付けるか迷ってたけど、ベランダのこの柵に括り付けることにしたよ。
CHASUKE
この無数の穴に紐を通して括り付ける作戦じゃ
▼専用マウントに付属してた金属製のバンドが非常に扱いづらかった。
この金属バンドはネジを回しながら、調節するタイプのものでした。
調節ネジは非常に硬くて回しづらい上に、金具は手が切れるんじゃないかと思うくらい危険なものだった。それに、そもそもベランダ柵にある穴に通せなかった。
▼屋外利用できる耐候性タイプのインシュロックを使ったよ。
屋外の紫外線が当たる場所で利用できる評判の良いヘラマンタイトン製の結束バンドです。素材は66ナイロンで耐候性グレードとなっています。
▼100本入りで500円で購入できました。
CHASUKE
耐候性と言っても、落下したら最後。月に1度は劣化チェックした方が良さそうだ
▼こんな感じに固定できたよ。なかなか綺麗にできたぜ!
ご近所様には、「また怪しいもの付けたなぁ」って思われるかもしれないねw
▼しっかり固定できてます。
不安なので、後で追加で上下1本ずつ補強しました。ビビり過ぎかなw
CHASUKE
あとは雨を待つだけじゃ。
ちなみに、親機はベランダに面するリビングに置いてある。親機と雨量計は距離にして6,7mあたりです。もちろん壁越し。
▼通信感度は公式アプリの設定から確認できます。
バリバリな状態とは言えないが、無事に通信できている。
雨の日に計測結果を確認!
CHASUKE
雨じゃー!
無事に計測されてます
▼こんな感じで計測できてたよ。
弱い雨だったので、数値がショボかった。
この計測値が正しいのかわからないけど、ちゃんと数値は取れている模様です。
▼公式アプリを横向きにすると、グラフ表示可能です。
▼サードパーティ製アプリもたくさんので、探すと面白いよ。
CHASUKE
ちなみに、公式Webサイトから全データをCSVで出力できますよ
雨量によるプッシュ通知が可能!
公式アプリの設定から、閾値によるプッシュ通知を設定できます。
これにより、最小値にして雨が降ってきたら通知が来るようにしてみました。
計測の仕組みから考えると、シトシトな弱い雨だと計測されるまでに時間がかかりそうだ。つまり、リアルタイムに雨の降り出しに反応するのは難しいだろう。
CHASUKE
もう少し検証が必要してみます
IFTTTで自動化を実現!
IFTTTは様々なWebサービスを連携してくれる定番の自動化ツールです。
「IFTTTって?」という方はこちらをチェック願います。
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
雨量計モジュールのIFTTTでできること
雨量計の計測結果をIFTTTの連携に使えます。
雨量計なので、連携先は通知機能がメインになりますね!
▼連携に使える情報は以下の4つ。
- Rain detected(雨の降り始め検知)
- Rain no longer detected(雨上がりの検知)
- Today's rainfall measurement(本日の降水量)
- Yesterday's rainfall measurement(昨日の降水量)
ここにある「雨の降り始め検知」には期待したいところ。もし正確な通知がもらえるのであれば、よりリアルな自宅専用の雨降り出し通知が可能になる。
CHASUKE
こちらもLINE連携してしばらく検証してみます!
家庭菜園やってる人は、畑に降ったリアルな雨量記録が毎日メールでもらえたら、嬉しいですね。是非、IoTを取り入れましょう。
最後に
Netatmo追加モジュールの『IoT雨量計』を取り付けてみました。
CHASUKE
記録マニアとしては、全データ保持できるのが嬉しいぞ
IFTTT対応なのでスマートホームと相性も良いです。通知の他にも、ゲリラ豪雨みたいなのが襲ってきたら電動シャッターを閉めるなど自動化ができそう。
NetatmoはサーバアクセスのためのAPI公開されているのもポイントです。これ使ってEcho Showに降水量を表示してやると面白そうですね。
CHASUKE
これ実践してみます♪
「ガチめな家庭菜園をしている」「自宅専用の雨情報が欲しい」「記録が好き」という方は、手軽に導入できるのでおすすめです。他にも、機械学習ネタが欲しいエンジニアにも、データを簡単にCSVとして取得できるので使えると思います。
なんか色々と書いてしまったが、これ位にしておきますw
それではまた。