どうも、Oculus Goにどハマり中のCHASUKEでございます。
高性能なPCは不要、ケーブルレスで使えるVRマシン『Oculus Go(オキュラスゴー)』を購入してみました。
ダンボールVRを卒業します。#OculusGo #スタンドアロンVR pic.twitter.com/jj18cTtewc
— CHASUKE (@chasuke__) May 21, 2018
ダンボールVR(スマホVR)が流行った2年前くらいから「Oculus Rift」や「PSVR」「HTC VIVE」などハイエンドVRマシンが一般向けに登場しましたが、なんせ敷居が高かった。
VR処理に耐えれる高スペックPC+VR本体が必要で、なかなか踏み出せませんでした。幸いなことに、知り合いが全部持ってたので触らせてもらい満足してました。それに比べて、スタンドアロン型として十分なスペックの『Oculus Go』は、税込2,3800円と破格の安さ。
ダンボールVR(※1500円程度)と比較するとお値段はグッと上がるが、性能はもちろん、フィット感やスマホ取付などの煩わしさはなくなる。
もう発売して少し時間が経っているので、今更感はあるが購入からファーストインプレッション記事を書かせていただきます!!
『Oculus Go』購入から設定まで
Oculus GoとMirage Soloで迷う
Oculus Goを結果的には購入したのだが、約1週間後に発売されたLenovoのスタンドアロン型VRマシン『Mirage Solo』と迷った。
単純にスペックを比較すると断然『Mirage Solo』が勝る。また『Oculus Go』は、3DoF(3自由度)では360度を見渡せるのに対し、『Mirage Solo』はしゃがむ、ジャンプ、VR空間を移動することも可能だ。
▼このイラストがわかりやすかった。
いらすとやのおかげで、スタンドアローン型HMDの違いを説明するスライドが10秒で出来た pic.twitter.com/N1XWJy3sUO
— 荻野雄季@11/6までに-19.7kg (@YuukiOgino) May 24, 2018
最終的には、こちらの比較ページを参考にし、価格の違いやソーシャル系コンテンツなどを踏まえ、Oculus Goが主流になると予想し、決定♪
迷ったが32GB版を購入
Facebook傘下であるOculus公式ホームページから購入できます。
サイズは2種類あり、価格とディスク容量が異なります。
32GB版 | 64GB版 | |
---|---|---|
価格 (送料込) | 税込23,800円 | 税込29,800円 |
コンテンツ 保存目安 | HD映画3本 ゲーム10本 アプリ20本 | HD映画7本 ゲーム20本 アプリ40本 |
僕はあまりゲームをやらないし、映画見るにしても、ストリーミング再生すれば保存する必要はありません。
ただ、Oculus Goは、映画を本体に保存して、病院の待合室、通勤電車の中でも楽しめるスタンドアロン型。迷いましたが、価格の安さに惹かれたのもあったので、32GB版を購入した。まぁ、2時間の映画3本も保存できたら十分ですよ。バッテリーが持ちませんw
今のところ、容量に困ることなく使えています..
ちなみに、注文ページの住所や氏名は、英語で入力しました。日本語だと名前や住所が自動翻訳されて最悪届かない危険性とのこと。
海外から送られてきます。注文から4日後には手元に。
超絶に早くて素晴らしい。
パッケージ内容(開封)
多くの方々がレビューされておりますが、コメントを添えながら!!
▼カチカチの箱で、蓋側もクッション仕様でふかふか。
本体カラーは、白だと思ってましたが、グレー(ネズミ色)ですねw
▼箱の中身です。
- ヘッドセット(本体)
- コントローラ(ストラップ、電池付)
- グラススペーサー
- USB充電ケーブル
- レンズクロス
- 取扱説明書(日本語)
取説は分厚いですが、日本語部分は5ページのみ。ストラップやメガネ着用の方でも楽しめるグラススペーサーの取り付け方法が記載されてました。
▼これが本体。外観は、かなりシンプル。
インターフェースは、microUSBポートとイヤホンジャック。
スピーカー内蔵なのでイヤホン無くても楽しめますが、没入スタイルで楽しみたいなら、しっかりしたヘッドホンが欲しいところ。
ちなみに、AirPodsとかもBluetoothトランスミッターがあれば可能なようだ。こちらの記事で検証されてます。
▼Oculus Goの達人たちは、識別用にステッカーチューンをするみたい。
僕もそれっぽいやつをチョイスして貼っといた。
なんか愛着が湧いてきた。
▼手に馴染むコントローラ。これを無くすと何の操作も出来なくなる
上部のパッドではスライドジェスチャーが可能。ゴーグルをつけた状態でも快適な操作ができますが、よくホームボタンと戻るボタンを押し間違えて面倒なことになったりする。
▼この顔が触れる部分のクッション性がヤバイ。『ぷるふか』って言えば通じますかね。
直射日光は絶対にNGとのこと。液晶が焼けてしまいレンズ交換する羽目になるので、野外での使用は厳しそうですね。
▼メガネスペーサーが標準装備されてるのはありがたい。
メガネスペーサーは、レンズを外して装着する必要があり、手軽に付けたり外したりができない。僕は基本的にはコンタクト着用だが、オフの日はメガネっ子。最近はオフの日もOculus Goやるためにコンタクト付けてる。スペーサーの詳しい取付方法はこちら
▼装着方法は、ゴムバンドを伸ばして頭に巻いた後、両サイドと上にあるマジックテープを引っ張って固定するだけ。
初期設定はアプリでサクッと完了
初期設定では、プライバシー設定やネットワーク接続を行います。プライバシー設定は、後でアプリから変更できるので迷う必要はありません。
▼設定にはOculusアプリが必須。
▼ネットワーク設定は、こんな感じでとてもわかりやすい。
指示に従って操作するだけですね。
▼最後に、VR利用の安全に関する注意事項が表示される。
VR酔いは、誰でも頻繁に起こります。健康・安全の項目はしっかり読んでおきましょう。→PDFはこちら
Oculus Goを覗いて感動
ピントを合わせて、見えてきた画質の良さにテンションが一気に上がった!!
正直、期待以上!!
トラッキングが高性能で、360度どこに首を降ってもストレスなく動くし、没入感はしっかりある。それに、ホーム画面のUIがとてもカッコいいし、使いやすい。
▼この画面で、気になるコンテンツをインストールしては試すを繰り返します。
PCやOculusアプリからでもコンテンツを検索、インストールが可能です。海外製のコンテンツが大量にありますが、日本語対応されたコンテンツも少なくありません。
コントローラの操作性も抜群です。驚いたのは、このコントローラのホームボタンを長押しすることで、ビューを目の前に位置修正できること。これのおかげでアッチやコッチを向く必要はない。当然ながら、寝っ転がって天井にビューを持ってくることも可能♪
▼ちなみに、周りの背景は数パターンから選択できる。
最初に困ったのは、当たり前ですがリアル世界が見えないことw
リモコンが行方不明になったり、ブラウザ上でパスワードが必要になったりなど。これに関しては、顔の形により違いはありますが、鼻の下のわずかな隙間を利用できます。これも、きっと皆んなも一緒のはず。
バッテリーがなくなるまでぶっ通しで3時間ほど使い倒した。ゴーグルのクッションの心地は抜群ですが、さすがに頬がスレて赤くなります。波の揺れに慣れてるサーファーは、酔いに強いはずですが、目も疲れるし、頭も若干フラフラ気味になりました。ハマりすぎは注意ですな。
最後に
これは本当に買ってよかったと思える製品でした。遊ぼうと思ってから、バーチャルな世界に行くまでに30秒かかりません。本当にお手軽にVRが楽しめるようになりました。
スタンドアロンVRは最高です。まだまだVRを持っている一般人は少ないですが、気になった方は、是非未来を先取りして楽しみましょう!!
次回は、実際に数日使ってみた感想を書こうと思います。