どうも、荷物の転送サービスを使って海外製品を輸入してみたCHASUKEです。
海外限定のガジェットが欲しい!
海外ストアから直接日本へ発送可能なら良いのですが、たいていが発送不可となってます。
そんな時に便利なのが、荷物の転送サービス。
海外のお店からそのまま日本配送できない荷物を代わりに受け取り、家に郵送してくれるサービスです。今回、低価格(手数料2ドル/箱)で使いやすいと評判の「Planet Express(プラネットエクスプレス)」を使ってみました。

過去にeBayで買い物したことがあるが、慣れない英語のやり取りでかなり苦労しました。なんとか商品を手に入れたが、想定外にお金と時間をロスする苦い思い出があります。
今回のPlanet Expressを使って感じたのは「シンプルでわかりやすい」ということ。サイトは日本語表示で、リクエストや手続きの対応も早くて文句無しのサービスでした。
▼無事にアメリカから輸入できました。

BOSE製サングラス「Bose Frames」

これはリピートしたいと思えるサービスだったので、体験レポートを兼ねて使い方を紹介します。
「海外の製品を手に入れたい」「だけど、はじめてだから不安」と個人輸入を躊躇している人の参考になれば幸いです。初心者にもオススメです。
サイト上部にある日本アイコンから日本語に設定できます
荷物の転送サービス『Planet Express』とは?
業界最安クラスのサービス価格
Planet Expressの売りは、業界最安値クラスの転送サービスです。
支払費用は、発送手数料、国際配送料、オプション費で構成されているのですが、なんと発送手数料はたったの2ドル/箱です。

また国際配送料は、会員登録前にサイトからチェックできるので安心です。
個人輸入・転送サービスの仕組み
Planet Expressに登録すると、自分専用のアメリカ住所がもらえます。
海外の通販サイト(今回はAmazon.com)で日本に発送できない製品を、Planet Expressでもらった住所に配達し、届いた荷物を自分の住む日本住所に転送してもらいます。
▼イメージはこんな感じ。
Amazon.comから日本に直接発送できなくても、Planet Expressを経由することで発送が可能になります。
Planet Expressのざっくり利用手順
詳細な使い方は、次章から画面付きで説明しますが、事前にざっくり流れだけ。
step
1サービス登録・住所取得
Planet Expressにアカウント登録し、アメリカの専用住所をGETします。
step
2海外ストアで注文
アメリカの通販ストアで買い物をします。注文時にSTEP1で取得した住所を届け先にします。
step
3荷物の転送手続き
Planet Expressの専用住所に荷物が到着したら、日本への転送手続きをします。
ここでは、梱包材追加などのリクエストが可能です。また、到着速度や保険有無で価格の異なる配送業者を自由に選択できます。
かかる費用はこのタイミングで支払います。
step
4日本で荷物の受け取り
あとは、自宅に届くのを待つだけ。

Planet Expressの使い方(体験レポート)
実際にサービスを利用したので、体験レポートとして使い方を紹介していきます。
Planet ExpressはPCだけでなくスマホ・タブレットからブラウザ経由で操作可能。実際に、今回の注文操作は全てiPadで行いました。

事前に送料がチェック可能!
▼Planet Expressにアクセスし、会員登録前に送料をチェックできます。
▼必要な情報を入力してボタンを押すだけ。
輸送情報は上記の通り。
Planet Expressの住所となる「California Gardena」を入力しておきましょう。

Planet Expressで会員登録
さて送料を把握したら、サイトにアクセスして会員登録します。
サイト上部にある日本アイコンから日本語に設定できます
▼Planet Expressのサイトは日本語対応してます。安心して操作できます。
ログインの横にある「新しいアカウント」から会員登録します。
▼会員登録に必要な情報を入力します。
言語を「日本語」にすれば、日本語表示になりますが、個人情報はアルファベット入力が必要です
住所などは後ほど入力します。ここではログイン情報の入力のみ。
▼入力が完了すると、登録したEメールに「Account activation」が届きます。
このリンクでアカウントが有効になります。
続いて、住所登録です。
先ほどと同様、日本語表示ですが、アルファベットでの入力が必要
僕は以前に海外ストアで買い物経験があり、英語での住所入力は慣れてましたが、初めての方は不安だと思います。日本語を住所→英語変換にしてくれる便利なサービス「JuDress」を使いましょう。
変換された住所を入力していけばOKです。また、会社名や納税番号は空欄にしました。

最後にある「Form 1583」は郵便物をPlanet Expressが代理で受け取るために必要な書類です。必ずチェックしましょう!
▼ようやくダッシュボード画面が表示されました。ここも全て日本語なのでわかりやすい。
アメリカでの荷物の配送先になる住所は、左上にある「お客様のアメリカの住所」に表示されます。表示には、住所取得にはデポジット(預かり金)が必要です。

Planet Expressで住所取得
▼デポジットの入金には様々な方法が選べます。
僕的には「PayPal」や「Amazon Pay」利用が手軽かつ安心でおすすめ。
住所表示には最低5ドル(※Bankwireのみ50ドル)のデポジットが必要。残りの配送料は、必要額が確定したら追加入金すればOK
おおぉー。「お客様のアメリカの住所」が表示されました。カリフォルニア州です。
セキュリティのため隠してますが、ちゃんと電話番号まで付いてます。
▼Googleマップで位置を確認すると、Planet Express倉庫が表示されました。

米国Amazon.comで製品を注文
今回はAmazon.comで注文しました。
▼冒頭でもお伝えした通り、「Bose Frames」を購入します。
「Deliver to Japan(日本への配達)」として、商品ページを見ると「This item does not ship to Japn(日本への発送は不可)」とあります。こうなれば転送サービスの出番じゃー。
ちなみに、Bose Framesは「Alto/Rondo」の2パターンがあります。
せっかくなので、両方を同時に注文しました。
▼注文の確認画面がこちら。
住所(Shipping address)には、Planet Express住所を登録してます。また、使用するクレジットカードの住所とは異なるので、請求書送付住所(Billing address)には、日本の現住所を登録しました。
ちなみに、米国Amazonプライム会員ではないので、Planet Expressに到着するまでに5日間かかった。アメリカは日本と違いでかいので時間がかかるのかしら..

荷物の転送手続き
キタキタァァー!!
荷物(パッケージ:Aという名前)が届いた。
サイトに写真が2枚追加されており、拡大して確認できます。
さっそく日本へ転送といきたいところですが、ここでは次のことをしました。
- 日本への送料確認
- 特別リクエスト(5ドル/回)
- 税関申告書の登録
- 発送手続き(メールアウト)
全てボタンが用意されているので、操作は簡単ですが、1個ずつ説明していきます。
日本への送料確認
「発送料金の計算」ボタンから荷物を選ぶだけで、配送料をチェックできました。
配達スピードと保険有無で値段は変わりますが、最安で16.25ドル。3日で届く優先プランが最高で42.7ドルでした。
配送料は覚悟してましたが、最安16.25ドルには驚いた。
特別リクエスト(5ドル/回)
Planet Expressでは基本的に届いた荷物をそのまま転送します。
しかし、Amazonのダンボールは商品に対してデカいため、無駄に送料が高くなる可能性がある。これを回避するために、特別リクエストで「荷物の詰め替え」を依頼しました。荷物から製品を取り出して、可能な限り小さいダンボールに詰め変えてもらいます。

▼「スペシャルリクエストを追加」ボタンから依頼できます。
ここは英語で書くべきか迷ったんですが、そんな得意でないので、日本語で書きました。テンプレートにベストな文があったのでチェックしてます。
リクエストが送信されて、4時間後に対応完了とのメール連絡が来ました。Planet Expressの対応は素早いですね。

▼ダッシュボードから詰め替え後サイズを確認できます。結果がこちら。
詰め替え前
詰め替え後
数値的にはだいぶ小さくなってる。
▼気になる配送料の変化がこちら
3日で届く優先プランが42.7ドルから34.31ドルへ大幅に下がってますね。
僕は優先プランを選ぶ予定なので、5ドルかけてリクエストして正解だった。しかし、2ドル程度しか下がらなかったプランもあるので難しいところです。
1つの荷物の詰め替えは特別リクエストで依頼可能ですが、複数の荷物を詰め替えるには「同梱発送プラン(10ドル)」の加入が必要です。複数ストアで買い物するなら絶対にお得です。
税関申告書の記入
日本へ荷物を配送するためには、税関申告書の入力が必要です。この申告内容で関税にかかる費用が決まります。
▼「関税申告書を記入」ボタンから簡単に登録できます。
原産国は「Made in Chaina」とか製品に印字されているアレです。マレーシアかと思いきや、実際には中国でした。また「電池はありますか?」について、Amazon.comの製品ページに記載があったので迷うことはなかった。
複数の製品がある場合は、「+ADD」で追加して申告しましょう。
当たり前ですが、製品価値で嘘の申告をすれば法律違反になります
発送手続きと入金
最後に発送手続き(メールアウト)をします。
「メールアウト」では優先的に配送手続きをしてもらえるオプション(+3ドル)が選べます。少しでも急ぎたい人はこちら。
僕の場合、優先オプション無しで4時間後に発送完了の連絡がきました。
▼早く手元に欲しかったので、配送業者は一番早く届くFedEx Priorityプランを選択しました。
▼ここでも追加サービスが選択できます。
- Add extra bubble wrap(追加の緩衝材を入れる)
- Remove invoices for gift item(ギフト用に請求書を取り除く)
- Add extra tape / security tape(追加のテープで包装を補強する)
- Apply fragile sticker on package(荷物に割れ物注意シールを貼る)
綺麗な状態で欲しかったので、追加の緩衝材オプションを付けました。これはダンボール内に可能な限りプチプチを入れてもらえます。
ここまで選ぶと、必要な費用が表示されます。(※後ほど公開)
この費用をデポジットと同じ方法で入金します。最初に5ドル預けているので、その差額だけ入金すればOKです。

荷物が到着!トータルでかかった費用と日数
発送されて待つこと2日。無事に荷物が届きました。郵便局から配達されました。
さすがはPriorityプラン。圧倒的な早さに驚いた。中身もしっかり守られ、外箱の角にさえ潰れがなく大満足。

トータルでかかった費用
▼こちらがPlanet Expressでの明細です。
- 配送料金:36.31ドル
- 追加オプション:7ドル
合計で、43.31ドル(約4,800円)でした。
僕の場合、2つの製品を輸入しているので、1つ当たり21.65ドル(約2,400円)で輸入できた事になります。
まとめ買いを増やしたり、配送プランを変更すれば、さらに節約ができます。

トータルでかかった日数
製品が手元に届くまでの時系列をまとめました。(※全て日本時間で記載してます)
参考
- 5/31 3:32
Amazon.comで注文完了 - 6/5 6:28
Planet Expressに商品到着 - 6/5 23:42
リクエスト依頼(再梱包) - 6/6 4:17
リクエスト完了(再梱包) - 6/6 8:50
Planet Expressで発送完了 - 6/8 11:00
手元に到着
AmazonからPlanet Expressまで想定外に時間が掛かったが、それ以降はトントン拍子でした。
最後に(使ってみた感想)
アメリカの荷物転送サービス「Planet Express」を利用してみました。
初めて転送サービスを使った僕でしたが、シンプルでわかりやすい画面構成のおかげで、問題なく個人輸入ができました。また、サイトは日本語表示で、アクションが起こる度にメール連絡が来るので、とても安心感がありました。

海外にはハイテクガジェットが沢山ある。これまで日本配送不可で入手を諦めていたけど、転送サービスのおかげで完全に壁が取り除かれた。冒頭でも書いたが、1荷物につきPlanet Expressの手数料は2ドルのみ。無駄な支払いが無いので、今後も是非利用したいと思えるサービスでした。
ヤフオクやメルカリでリスク付きで割高な商品を購入している人は、転送サービス「Planet Express」の利用をおすすめしたい。
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それではまた。