どうも、2020年モデルのiPad Pro 11インチを購入したCHASUKEです。
外で使うことが多いiPadと一緒に持っておきたいのがコンパクトな充電器。純正の電源アダプタでも良いけど、ボテっとした形状でかさばりがち。
そこで僕がiPad用に購入したのが、GaN(窒化ガリウム)素材で超薄型を実現した30W出力できるUSB-C充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」。信頼できるAnker製品です。
ということで本記事では、USB-C充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」をレビューしていきます。
最大30W出力でiPhone、iPad Pro、Macbook Airをフルスピードで充電できます。特に30Wをフルに受け取れるiPad Proにオススメです。
▼価格もお手頃。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimの基本情報
「Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim」は、電気を通したり止めたりする回路に発熱が少ないGaN(窒化ガリウム)を使うことで、わずか1.6cmという薄さを実現した充電器です。
本体の薄さに目が行きがちですが、最大30Wの高出力ができる電源アダプタです。
例えば、下記デバイスで高速充電が可能です。
- iPhone
- iPad Pro
- MacBook Air
- Nintendo Switch
サイズは76×45×16mmで、重さは57gとなります。この軽さで30w出力できるなんて信じられない。
表面はメッシュ加工が施され、光の反射でANKERの文字が浮かび上がります。
▼プラグは折りたたみ式です。
ズボンやカバンのポケットにつるっと収まる形状です。見た目もスッキリ。
僕がiPad Proを収納している「Inateck スリーブケース」にも難なく収まるスリムさ。
▼搭載ポートはUSB-Cが1つだけ。
充電中は手前のLEDが控えめに青点灯します。
ポート横のアイコンはAnker独自技術「PowerIQ 3.0」です。接続デバイスに応じて最適な電力を自動供給してくれる優れもの。また、急速充電規格である「USB PD」や「Quick Charge 3.0」と互換性があるのも大きなポイントです。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimのサイズを比較
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimの薄さを感じてもらうため、iPhoneやAirPodsと比較してみました。
▼こんな感じです。
MOFT X(スマホスタンド)を装着したiPhoneとほぼ同じ薄さでした。AirPodsよりも薄いですね。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimは薄いけど横幅に注意
上記のように縦に2口あるコンセントでは、隣に干渉することなく使えます。
本体が軽くて薄い形状のため、重さで抜けてくる心配もありません。
しかしながら、幅があるので、横方向に横に伸びる電源タップには使いにくい。
横幅4.5cmに注意が必要だが、それ以外は持ち運びやすくて便利に使える。
Anker PowerPort Atom Ⅲ SlimはUSB PD対応の高速充電器
Anker PowerPort Atom Ⅲ SlimはUSB PD規格に対応した充電器です。
USB PDはPowerDeliveryの略で、充電ワット数を大幅に上げれるUSBの規格です。
PD規格に対応しているiPhone(iPhone 8以降)やiPad Proでは付属する充電器よりも充電速度を大幅に上げることができます。
例えば、iPadでは純正充電器だと0%からフル充電まで180分以上かかる充電時間が、下記の通りスピードアップします。
- iPhoneXS(最大18w)
→約122分 - iPad Pro (最大30w)
→約135分
当然ですが結果はデバイス状態や環境により、誤差があります
1つだけ注意点があって、PD充電をするにはUSB-C充電ケーブルが必要になります。
iPhoneにおすすめなのが「Belkin DuraTek Plus」です。少し高いですが超耐久の5年保証です。
レザーストラップもお洒落で気に入ってます。
iPad用にも「Belkin DuraTek Plus」があればよいのだが、まだ無い。こちらは超定番「Anker PowerLine II USB-C」を使ってます。
100w対応ケーブルなので様々なデバイスで使えます。MacBook Pro 16にも使えちゃう。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimの出力ワット数をチェック
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slimは、接続したデバイスに応じて電圧を変化させ、下記の通り、最大30wの充電できます。
- 5V × 2.4A = 12W
- 9V × 3A = 27W
- 15V × 2A = 30W
- 20V × 1.5A = 30W
▼iPadを充電した結果がこちら。
結果:14.5v × 1.77A = 25.7W
バッテリー残量により出力ワット数が変化するため、常に30w出力はされない。純正アダプタでは最大でも18W出力なので、1.4倍以上の速度が出ている事になる。少しの時間で大きく電池残量を稼げるのは有り難い。
▼iPhone XSを充電した結果がこちら
結果:8.8v × 1.2A = 10.7w
iPhoneも純正の充電器では最大5Wなので、2倍以上の電力を供給できている。
電池切れして電源OFFになったiPhoneをPD充電器に繋ぐと、驚くべき速さで電源が起動します。これを味わってからずっとPD使ってます。
最後に(まとめ)
Anker PowerPort Atom Ⅲ SlimはUSB PD規格に対応した薄型USB-C充電器です。
やや横幅があるのでNGとなる利用シーンもあるが、ポケットサイズで非常に持ち運びやすいです。
僕はiPad Pro用に購入しましたが、他にも様々なデバイスで使えます。
- iPhone
- iPad Pro
- MacBook Air
- Nintendo Switch
めっちゃ人気なのがうなずけるアイテムでした!
世界最薄と言ったらコレ!