今までさまざまなスマホジンバルに手を出してきたCHASUKEです。
定評のあるモデルを使えば、しっかり手ブレ軽減できるのですが、個人的にはどうしても持ち運びやすさ・装着のしやすさに不満を感じてました。

そして今回、僕が感じていた欠点が解消されたスマホジンバルした。それが「PowerVision S1」です。
特徴の1つが折りたたみ時のコンパクトさ。iPhone12と並べるとこの通り。重さはリンゴ1個分の298gです。

厚みはiPhone約2倍ほど
ジルバルへの取り付けは、マグネット式で手軽に脱着できるのが嬉しい。

ということで本記事では、超小型の3軸スマホジンバル「PowerVision S1」をレビューします。
概要および特徴から解説し、デザインや付属品、実際に使ってみた感想まで書いていきます。
▼試しに撮影した映像も後半に載せてます。
今までのスマホジンバルとは一味違い、「これはヤバいw」と感じた1台。ぜひご覧ください。
▼Makuake発ですが、一般販売を開始してます。

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
スマホジンバル「PowerVision S1」の概要
レビューの前に、PowerVision S1の概要をまとめてます。ざっくりどんなものかわかります。
- 3軸スマホジンバル
- ポケットに入るコンパクトさ
- マグネット式で脱着カンタン
- 三脚スタンド内蔵(外付けも可)
- 専用アプリで様々な撮影が可能
- 最大15時間の利用が可能
- モバイルバッテリー機能搭載
- パススルー対応
PowerVision S1は多機能。それでいて、気軽に使える工夫が詰まったスマホジンバルになってます。

PowerVision S1 の特徴
PowerVision S1は、ジーパンに入れて持ち歩けるほどのコンパクトさ。
小さめのポシェットやサコッシュに入れて、手軽に持ち歩けます。折り畳みも組み立ても簡単です。
そして、スマホとジンバルはマグネットで脱着できます。スマホ側に装着するアタッチメントは、3パターンから選べます。

さらに、モバイルバッテリーとしても優秀。ケーブルを繋いでスマホを急速充電するだけでなく、ワイヤレス充電やパススルーによる同時充電にも対応。
バッテリー容量は4,120mAhとなってます。
2時間でフル充電し、最大で15時間使えます。具体的には、ジンバル利用3時間して、iPhone12 Proを60%充電できる。
最後に、専用のジンバル撮影アプリ「Vision+S1」で使える機能について。
写真や動画撮影(最大4K60fps)だけでなく、ザッとこれだけの機能があります。
撮影モード/撮影機能
- ジェスチャー操作
- タイムラプス
- パノラマ撮影
- AI自動追従・顔認識
- スローモーション
- スマート編集
人気ジンバルと同様、さまざまな機能を揃えてます。また、PowerFollowという機能により、別アプリでジェスチャーや自動追跡を使うこともできます。
内蔵する三脚を使って、Tiktokなどのライブ配信、リモート会議といった場面にも、時代に合った使い方ができるジンバルとなってます。

スマホジンバル「PowerVision S1」の外観と付属品
PowerVision S1は、小型ながら多機能な3軸スマホジンバル。前述した通り、折り畳み時のサイズは約14.2×5.8×2.8cmで、重さが298gです。
今回はブラックをレビューしますが、他にも2種類(グリーン/ブルー)のカラーが選べます。

本体のデザイン
▼グリップの滑らない感じがとても良い。
メーカーロゴのある丸印の箇所でワイヤレス充電が可能となってます。
▼操作パネルがこちら。奥に見えてますが、充電はUSB-Cポートになってます。
4つのボタン(電源ボタン・撮影ボタン・ズームボタン・操作スティック)で操作して使います。
▼ジンバル操作からスマホ撮影まで親指一本で軽々と操作できます。
カメラのインアウト切替、縦横の向き変更、位置リセットまでスマホに触れることなく操作できます。

▼内蔵三脚はここにあります。ホントに簡単便利。
▼こんな感じで、安定して立てることができます。

▼1/4ネジ穴も用意されているので、外付け三脚にも使えます。汎用性が高い。
付属品(ウィザード版セット)
PowerVision S1は、同梱の付属アクセサリーが異なるセット販売となってます。
僕は、マグネット式スマホケースがセットになった「ウィザード版」を選びました。
セット内容(ウィザード版)
- PowerVision S1本体
- Type-C充電ケーブル
- スタートアップガイド
- マグネット式車載ホルダー
- マグネット式メタルプレート
- マグネット式スマホケース
公式ページの「セット内容比較」から違いを確認できます。
スマホケースは、マグネット脱着できるだけではなく、他にも使いやすい仕掛けを備えます。
- 手触りの良いフェイクレザー素材
- 縦横のスタンドとして使える
- そのままワイヤレス充電できる
- 壁やカーマウントとして使える
付属の車載ホルダーやメタルプレートと組み合わせて、ジンバル未装着時でも快適に使えるように考えられてます。
それと、スタートアップガイドは日本語で記載されており、解説動画も充実しています。

スマホジンバル「PowerVision S1」の組み立て・使い方
PowerVision S1の組み立て方法について。
ジンバル本体に手順シールが貼ってあるので迷うことはなかった。カンタンです。
▼まずは、カチャッと蓋を開けます。
▼次に、中身をグリッと持ち上げます。
▼ここまで伸びます。
▼最後にマグネット固定部を2箇所ひねるだけ。
スマホケースの吸着部分を近づけると、バチンッとくっつきます。簡単には外れません。
▼そして、こんな感じ。

続いて、専用アプリ「Vision+S1」で設定していきます。ダウンロードはこちら。

▼アプリを起動すると、すぐに検索されます。初回のみアクティブ化とログインが必要です。
1度ペアリングすれば、次回からは省略できます。
撮影画面のカメラアイコンで撮影モードの変更や水平調整ができます。また、シャッターボタン隣のメニューアイコンから画質変更などが可能です。
この辺りも公式の動画解説が端的でわかりやすかった。
スマホジンバル「PowerVision S1」を実際に使ってみた
実際に散歩がてら、花畑で撮影してきました。使用したスマホはiPhone12 Proになります。

小さめのカバンで十分。
ジンバルを試すのにちょうどイイ感じのデコボコ道で、歩いたり走ったりしてみたので、ぜひチェックしてみて欲しい。
手軽に滑らかな映像が撮れる

いい天気でした。
撮影してきた映像がこちら。
▼約1分ちょっとで音が出るのでご注意を。
ジンバル歩きなどは特に意識せず、片手で普通に撮影してます。

モバイルバッテリーとしても優秀
PowerVision S1はモバイルバッテリーにもなるので、荷物を1つ減らすことができる。
また、USB-Cポートとワイヤレス充電パッドを備え、さまざまな充電方法が使えるのも良かった。
▼普通のUSB-Cモバイルバッテリーと同じように使えます。
▼充電ケーブルを持ってなくても、ワイヤレスに置くだけ充電もできます。
専用スマホケースを着けたまま充電が可能。解説動画(スマホなどへの充電方法)が参考になります。
さらにパススルーに対応しているので、ジンバルを充電しながら、スマホをワイヤレス充電することで同時充電も可能です。


横スライドしてご覧ください

スマホジンバル「PowerVision S1」のレビューまとめ
以上、コンパクトで多機能な3軸スマホジンバル「PowerVison S1」をレビューしました。
▼僕が「使い勝手が神!」だと感じた点がこちら。
- 持ち運びやすいデザイン
- マグネット式の脱着
- モバイルバッテリー機能
本体デザインもカッコいいし、専用スマホケースを着けたまま、充電・スタンド・ホルダー機能が使えるのも素晴らしい。撮影モードや機能も一通り揃ってるし、ジンバル性能も悪くありません。
今回は、顔追従やジェスチャーといった撮影機能まで触れられなかったが、どちらも精度が高く便利に使えてます。子供撮るのにめっちゃ使える。

スマホジンバルを選ぶなら、PowerVision S1のような気軽に使えるものが絶対におすすめ。使いやすいジンバルが最強です。
今回レビューした「ウィザード版」は公式ストアで購入できます。
