
どうも、家中でスマートデバイスを使っているCHASUKEです。
ネットにつながる製品が増え続けている中、家の隅々で使えるWi-Fi環境が必要に迫られている。そのため、我が家では「メッシュWi-Fiルーター」を導入しています。
メッシュWi-Fiとは?
それとスマホのデータが溢れる今の時代に、合わせて導入しておきたいのが「NAS(ナス)」です。
NASとは?
そして今回、そんな今の時代に合ったメッシュルーターがQNAPから登場した。
▼こちらの「QMiroPlus-201W」です。

「QNAPって、NASメーカーの?」と思った人も多いかも。僕もその1人でしたが、実はこのルーター、QNAPのNAS(QTS)が搭載されてます。簡易NASではなく、豊富なNASアプリが使えます。

ということで本記事では、QNAPのNAS搭載メッシュWi-Fiルーター「QMiroPlus-201W」をレビューしていきます。
外観や付属品、初期設定からメッシュの性能やNASを使ってみた感想を書いていきます。
この記事は、商品を貸与していただきレビュー記事を作成しております。
QNAP「QMiroPlus-201W」の特徴・スペック

QNAP「QMiroPlus-201W」はNAS搭載のWi-Fiルーター。落ち着きのある色合いで、よくあるNASの形状をしてます。
▼さきに製品の特徴とスペックをまとめます。
- 外部アンテナのないすっきりデザイン
- 3つのWi-Fiを備えるトライバンド
- 家全体を覆うメッシュWi-Fi対応
- スマホアプリやブラウザで管理可能
- QNAPのNAS機能(QTS)搭載
- 独自のSD-WAN「QuWAN」対応
まずは、QMiroシリーズの「メッシュWi-Fi」について。

上のイメージのように等間隔に置かれたルーターが相互に通信します。家のどこへ移動しても、接続ルーターが自動で切り替わり同じSSID(接続先そのまま)で通信できます。
従来のWi-Fi中継機には処理能力がなく、単純に親ルーターの通信範囲を広げます。そのため、親への負荷が増大し、不安定や遅延の原因となる。
それに対し、メッシュ対応ルーターは個々が親と同じ処理能力を持っているため、負荷分散され通信が安定します。
▼それと、QMiroシリーズは、トライバンド(5GHz帯×2本と2.4GHz帯×1本)に対応。

上の絵の通り、デュアルバンドよりも1本多くの電波が使えます。これにより、複数デバイスの同時接続数が増大し、通信が安定かつ高速化するメリットがあります。通信待ちが発生しないので早い!
QMiroPlus-201Wは、もちろん1台構成でも使えますが、メッシュ機能を生かすためには複数台構成がおすすめ。追加で最大4台までのメッシュが組めます。

QMiroPlus-201W|QMiro-201W
同じメーカーの対応ルーターでメッシュを構成する必要があり、今回、NAS非搭載でスリムな「QMiro-201W」も合わせて登場しました。
こちらもお借りしたので、子ノードとして追加して通信速度もチェックしています。
続いて、NAS機能について。
QNAPと言えば、Synologyと並んで人気のNASメーカー。便利なソフトやアプリが揃ってます。
▼例えば、写真アプリ「QuMagie」を使えば、家族間で写真や動画を共有したり、Googleフォトのように簡単に写真の検索ができます。

写真のクラウド保存に抵抗がある人や有料化されて困ってた人にもおすすめです。
▼ほんの一例ですが、他にもこんな便利なスマホアプリが揃ってます。
- Qsync Pro:スマホとNAS間のデータ同期
- Qfile:NAS上のファイルを検索できるスマホアプリ
QMiroPlus-201Wの詳細スペック
QMiroシリーズは、Wi-Fi5対応のルーターです。
QNAP「QMiroPlus-201W」の外観と付属品

QMiroPlus-201Wは、NASを搭載したメッシュWi-Fiルーターです。
淡いブルーのお洒落な外観で、サイズは約14.4×10.5×18.4mmとなってます。


重さは、1.44kgでずっしりあります。
▼背面はこんな感じ。

USB3.2 Gen1(転送速度5Gbps)のUSB-Aポートを2つとLANポートを4つ備えます。
▼底面ラベルには、NASやWANのMacアドレスが記載されてます。

▼QMiroPlus-201Wの付属品はこちら

付属品
- 電源アダプタケーブル
- LANケーブル
- ディスク固定用ネジ
- 取扱説明書(日本語)
正面の蓋をカチャッと外して、ディスクを2枚挿入できます。

中身はこのように2スロットになってます。

▼今回はSAMSUNGのSSD(500GB)を2枚入れて試してみました。

続いて、NAS非搭載の「QMiro-201W」を見ていきます。写真の右側です。

正面から見ると、NAS非搭載のが大きく見えるけど、横から見ると細いのがわかります。


こちらのサイズは約17.6×10×6.8cmで、重さは0.44kgとなってます。
背面下部にUSB-Aポート(USB3.2 Gen1)が1つと、LANポートが2つ備わってます。

QMiro-201Wは親ノードにも子ノードにも使えます。今回はこれをメッシュWi-Fiの子ノードとして使うため、電源ケーブルのみで接続します。子ノードの場合は、LANケーブル接続不要です。
▼付属品にはLANケーブルも含まれます。

QNAP「QMiroPlus-201W」の初期設定
親ノードにQMiroPlus-201W、子ノードにQMiro-201Wを初期設定をしていきます。
ざっくり内容はこんな感じ
- メッシュWi-Fiルーター(親)の設定
- NASストレージの設定
- QNAP IDの設定
- メッシュWi-Fiルーター(子)の追加
▼QuRouterというスマホアプリを使います。
まずは親とするQMiroPlus-201Wに、電源とLANケーブルを以下の通りに挿し込みます。

WANポートに上位ネットワークを接続してます。スマホとワイヤレス通信で設定ができます。
PCで設定する場合は、別途、LANケーブルで接続が必要。
メッシュWi-Fiルーター(親)の設定
アプリを起動し、「新しいデバイスの設定」でQMiroPlus-201Wを選びます。


ルーターの電源を入れて、正面のLEDが青色に点灯するまで、しばらく待ちます。5分くらいかかります。


▼スマホのBluetooth通信により、近くのルーターが検出されます。


MACアドレスの下6桁を入力してペアリングします。イラストには「Router MAC」とあるが、実際のシール表記は「WAN MAC」となります。ご注意を。
次に、Wi-FiのSSIDとパスワードを設定します。Wi-Fi接続するときに入力するパスワードです。
3枚目のLocal Account Settingsは、ルーター管理画面のログインユーザーです。
NASの設定
設定画面はそのままで、NASの設定に移ります。
ここでディスクをスロットに差し込むための解説が表示されます。僕の場合は、既に挿入済みなので何もしてません。


正面左下の緑ランプが点灯していれば、準備OKです。
▼ドライブストレージのRAID設定を行います。僕は、2つのドライブに同じ内容を書き込むRAID1を選んでます。
基本的には、片方のディスクが壊れても救える「RAID1」がおすすめですが、使えるデータ容量は半分になるのでご注意ください。
RAID1でも同時に壊れる可能性もゼロではない。大事なデータがある場合は、別途、外付けHDDを繋いでバックアップを取るのがおすすめです。
それと、NASにアクセスする際に使うNASのユーザーを作成します。こちらもしっかり管理しましょう。
QNAP IDの設定
▼続けて、QNAP IDの設定ができます。


QNAP IDを使えば、同じネットワークに繋がっていなくても、外出先から簡単に自宅のNASにアクセスできます。
▼リモートアクセス用の名前をそれぞれ設定して完了です。


外からリモートで使えるサービスについては、別途「myQNAPcloud」にて細かく制御できます。
設定後に、QuRouterアプリでルーターをチェックすると、こんな感じです。


真ん中のメッシュアイコンを押すと、ルーター一覧が表示されます。
メッシュWi-Fiルーター(子)の設定
子ノードの電源を入れて、LEDが緑点滅から青色に変わってから、設定を開始します。
今回は、1Fに親・2Fに子という形で追加しました。
これで全て使えるようになった。待ち時間も含めてトータルで30分以上かかるので、時間に余裕があるときにやるのがおすすめです。
QNAP「QMiroPlus-201W」を実際に使った感想・レビュー
ここからは、Wi-Fiルーターの通信スピードと、NASを触ってみた感想を書いていきます。
メッシュWi-Fiの通信速度をチェック
まず前提として、我が家はNURO光の2Gbps契約で、以下の3階建てです。
- 1F:リビング
- 2F:寝室+子供部屋+書斎
- 3F:屋根裏
1Fから3Fの各階で、下記の2パターンに分けて、通信スピードを測定してみました。
- 1台構成:1Fに親のみで測定
- 2台構成:2Fに子を追加して測定
①と②で、2Fと3Fで大幅に速度改善されてればメッシュ効果が発揮できていると言えます。
▼そして、結果がこちら

1F

2F

3F
| ①1台構成 | ②2台構成 | |
| 1F | :360Mbps :363Mbps | - |
| 2F | :38.3Mbps :35.7Mbps | :261Mbps :249Mbps |
| 3F | :19.1Mbps :4.26Mbps | :126Mbps :90Mbps |
3回測定して2番目の値を記録。(:ダウンロード|:アップロード)
2Fや3Fにいるときは自動で子ノード側に接続されているのが、QuRouterアプリから確認できます。


利用者側は何も意識することなく、1つのネットワークとして高速通信や多くの同時接続が可能となります。
便利なNAS機能を試してみた
NASにアクセスするために、PCアプリの「QFinder Pro」を使います。
▼これを起動すると、同じネットワーク上にいるQNAP製品を自動検出してくれます。

親子ノードのルーター2つと、NAS1つ検出されてます。
ここのNASを選ぶとブラウザが起動し、ログイン画面となります。初期設定で作成したNASアカウントでログインすると、以下のようなデスクトップが表示されます。

NASのユーザーや権限、アプリなどはこの画面で操作できます。
App Centerというアイコンから、任意に必要なアプリをダウンロードして利用する感じです。
▼NASアプリは非常に多いです。

全てを使いこなすには時間がかかりるので、今回はPCとスマホで相互にやりとりできる機能を試してみました。
まずは、MacBookからNASの中身を除いてみます。
Finderのネットワークに、追加したNASが表示されます。普通のPCフォルダかのように中身にアクセスできます。


NASデスクトップにある[コントロールパネル]-[ネットワークサ ービス]-[Win/Mac/NFS]-[Appleネットワーク]で「AFPを有効にする」にチェックが必要。
例えば、PCでこのフォルダにデータを放り込んでおけば、スマホからいつでも閲覧できます。
スマホで見るには、「Qfile」というスマホアプリを使います。PCで保存したPDFファイルを、以下のようにアクセスできます。
ちなみに、Qfileアプリには自動バックアップ機能が使えます。スマホで撮った写真を自動的にNASの指定フォルダに残すことができます。
▼自動バックアップした写真や動画には、PCやスマホからいつでも参照できます。
もう一つ試したのが「QuMagie」という写真管理アプリ。
これは、NAS上の指定したフォルダ内にある写真を見やすく表示してくれるアプリで、スマホとPCのどちらも使えます。
▼Qfileのバックアップを指定するとこんな感じ。

表示だけでなく、場所や人物、写ってるモノから自動でアルバムを作ってくれるので、写真を見返すの楽しくなります。
▼写真についてる位置情報を使って、地図上に表示することも可能です。

このようにスマホで撮った思い出の写真を、自動バックアップしながらの写真管理が手軽にできます。
QNAP「QMiroPlus-201W」のレビューまとめ
以上、QNAPのNAS機能付きメッシュWi-Fiルーター「QMiroPlus-201W」でした。
▼特徴やレビューをおさらいします。
- 淡いブルーのすっきりデザイン
- 家全体を覆うメッシュWi-Fi対応
- QNAPのNAS機能(QTS)搭載
QMiro-201Wと組み合わせてメッシュ構築することで、3Fまで快適なWi-Fi環境が作れました。
それと、ルーター内に内蔵されたNASにより、スマホやPCのデータ保存やデバイス間の共有がとてもスムーズに可能になった。
QNAPのNASとメッシュWi-Fiルーターが同時に導入できるのが面白いアイテムでした。十分に使いこなすにはマニュアルの読み込みが必要ですが、自宅の通信環境もデータ管理を両方改善したいという人におすすめと言えます!
▼NAS搭載のQMiroPlus-201Wはこちら。
▼NAS非搭載のQMiro-201Wはこちら。

















