どうも、CHASUKEです。
スマートリモコン「Nature Remo」にBluetooth Low Energy搭載モデル「Nature Remo 3」が登場しました。
旧型モデルの機能はそのままで、内蔵センサーの精度向上、そして新たにBluetooth製品を操作する機能が追加されています。

これまで使えるセンサー数は少ないけど、小型かつシンプルという理由で「Nature Remo mini」を選んでいた人も多いはず。RemoとRemo miniの比較記事はこちら。
Nature Remo 3では、以前のモデルから大幅に小型・軽量化されてます。見た目のデザインが、より洗練されスタイリッシュになってます。

ということで本記事では、「Nature Remo 3(第3世代)」と以前モデルの比較レビューを書いていきます。
デザイン性と性能が向上しているにもかかわらず、価格は旧型から据え置きの9,800円です。
これからスマートリモコンを導入する人だけでなく、Nature Remo3を買い替えを考えてる人の参考になれば幸いです。
Nature Remo3と旧型Remoのスペックの違い
新登場のNature Remo3と旧モデルのスペックをそれぞれ比較してみました。
Remo3とRemo2
モデル名 | Remo 3 Remo-1W3 | Remo 2 Remo-1W2 |
---|---|---|
公式価格 (税込み) | ¥9,980 | 同左 |
内蔵 センサー | 温度 湿度 照度 人感 | 同左 |
サイズ (mm) | 70x70x18mm | 74x74x17.9mm |
重さ | 約40g | 約61g |
通信 | Wi-Fi 赤外線 Bluetooth | Wi-Fi 赤外線 |
壁掛け穴 | あり | なし |

Remo3とRemo mini
モデル名 | Remo 3 Remo-1W3 | Remo mini Remo-2W1 |
---|---|---|
公式価格 (税込み) | ¥9,980 | ¥6,480 |
内蔵 センサー | 温度 湿度 照度 人感 | 温度 |
サイズ (mm) | 70×70×18 | 58×58×15.6 |
重さ | 約40g | 約29g |
通信 | Wi-Fi 赤外線 Bluetooth | Wi-Fi 赤外線 |
壁掛け穴 | あり | 同左 |

Nature Remo3の開封と本体比較
Nature Remoはシンプルながら優れたデザインのスマートリモコン。パッケージも、今まで以上にシンプルになってました。

▼内容物はホワイトとグレーに統一されており、イイ感じです。
パッケージ内容
- Nature Remo 3
- 電源一体型USBケーブル
- 取扱説明書
今までのRemoの表面素材は、光沢感があり、光が反射すると少し目立ってしまう印象があった。
今回のRemo 3では、高品質でさらさらで反射しない素材が採用され、白系の壁紙であれば違和感のなく使えます。シンプルでお洒落です。
初めて手に取ってみて感じたのが、本体の軽さ。中身が空っぽじゃいかと思っちゃう程に軽量化されてます。
本体の厚みはほぼ同じだが、旧モデルよりも縦横で4mずつサイズダウンしている。

▼背面はグレーで、壁掛け穴が備わってます。
USB-C端子を採用していないのは、意外だった。
microUSBではあるものの、根本をすっぽり本体で覆えように、工夫されています。
またUSB端子は壁側ギリギリにあり、壁付けしてケーブルが壁から離れないようになっている。細かい点ではあるが、流石と感じた。
お洒落で綺麗な部屋では、ゴチャっとした違和感が出てしまいがちなスマートリモコンだが、これなら設置できると思える人も多いはず。
▼Remo 3と旧型モデルを並べてみると、素材による見た目の違いがわかります。

▼Remo miniと並べると、こんな感じ。
Remo miniもマットな表面で光沢感はない。それほど大きなサイズの差はなく、これで搭載センサーが3つも違うなら、Remoを選びたくなってしまう。
▼付属品である電源ケーブルはプラグ一体型です。
汎用性には欠けるが、統一感が素晴らしいと感じた。コンセントからケーブル、本体まで全てがお洒落にデザインされてます。
壁コンセントに挿すとこんな感じになります。
Nature Remo 3でできること(旧モデルとの違い)
旧型モデルで使える下記機能は、Remo3でもそのまま使えます。
- 外出先からの家電操作
- スマートスピーカーによる音声操作
- Siriショートカット
- GPS/タイマーによる操作
- 内蔵センサーによる自動化操作
- シーンによる一括操作
- IFTTTによる自動化
- API操作

Nature Remo 第3世代では筐体が変わり、主に下記の2点で大きく進化しています。
- Bluetooth機器との連携追加
- 搭載センサーの精度精度向
上記以外にも、セットアップの簡素化や、ランプの光が変更されてたりします。
ということで、上の2つをもう少し細かくチェックしていきます。
Bluetooth機器との連携追加
これまでのNature Remoでは、赤外線リモコン付きの製品であれば何でも操作できました。けれど、Bluetooth Low Energy(BLE)で通信する製品は動かせなかった。

そして今回、ついにBLE製品との連携機能がRemoに追加されました。
2020.11現在の対応機器
どちらも企業の枠組みを超えた素晴らしい連携だ。外出先からでもカーテンや玄関の施錠が可能です。もちろん音声操作にも対応しています。
ここからは、我が家の寝室にある「mornin' plus」を例に、どんな連携ができるか紹介します。
▼こんな感じにカーテンの後ろにかかってます。
さて、どう連携するのかな?
と思って適当に触ってみたところ、赤外線信号を登録するのと同じ要領で、追加できました。
家電リストにひょこっと、「mornin' plus」が追加されてました。ここに対応製品が増えていくのが楽しみですね。
設定時は「mornin' plus」の専用アプリも使うのですが、画面の指示に従うのみで、その通りにやればスムーズでした。
▼そして、カーテンがひょこっと登場。
カーテンの操作画面は、開ける、閉める、一時停止、ハイスピードモードと、「mornin' plus」アプリとほぼ同じです。
ポチッと押してみると、通信されるまでに2,3秒引っかかる感じがあったけど、、
いつも通りのモーター音を響きかせながら、
ゾワワァーっと、
無事に開きました。夜やってたので、外は真っ暗ですが。
Remoで操作して良かったと感じたのは、下記の2つ。
- 外出先からの遠隔操作
- スマートスピーカーからの音声操作
これまで出来なかった、外出先からの閉め忘れ対応や、寝る前に音声操作ができるのは便利すぎます。
あと、我が家の寝室にはプロジェクター付きシーリング照明「popIn Aladdin」があるので、カーテンの音声開閉はなかなか使えます。プロジェクターとの相性が良い感じ。

内蔵センサーの精度精度向
続いて、搭載センターの精度UPについて。
Nature Remoには4つのセンサーが内蔵されてますが、センターで取得できる値が細かくなったため、より詳細な家電の自動化が可能になりました。
例えば、照度センサーでは、Remo3は細かく数値が取れるのに対し、旧モデルでは1〜50とざっくりです。
これは使いこなすのはかなりの上級者だと思いますが、精度は細かい方がいいに決まってます。
人感センサーもグレードアップして、出来ることが増えてます。
「人感センサー反応なし」のトリガーは、以前のRemoでは30分固定でしたが、Remo 3では、1分から24時間までの指定が可能になってます。
さらに「人感センサー反応あり」のトリガーが追加され、実用性が向上しています。
「人感センサー反応あり」では、1度反応してから指定時間の間、自動操作をストップできます。例えば、リビング照明を「人感センサーで点灯」した後に、部屋を出入りしても何度も「ピッピッ」と反応させなくできます。

「Nature Remo 3」まとめ
Nature Remo 第3世代と旧モデルとの比較を中心にレビューしました。
▼旧モデルとの主な違いは以下の通り。
- 本体デザイン
- BLE製品に対応
- センサーの精度向上
本体デザインはもちろん、カーテンの音声操作対応と魅力のある進化に感じました。
これからNature Remoを購入する人なら、センサーが使えて、お洒落に進化したRemo3はとてもおすすめできます。
ただし、価格が1万円近くするので、センサーによる自動化やBLE製品を使う予定のない人は、小型サイズの「Nature Remo mini」で十分です。
既にRemoを使っている人の場合、めざましカーテンを愛用中や、細かいセンサー値を使ったスマートホームを実現したいと言う人以外は、買い換える必要はないと感じました。もう少し、対応製品が増えてからでも十分です。
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