どうも、CHASUKEです。
家電のスマホ操作を可能にするスマートリモコン「Nature Remo」には、2つのモデルが存在するため、こんな質問をよくもらいます。
「RemoとRemo miniでどう違うの?」
「RemoとRemo miniのどっちが良いの?」
今回は、そんな疑問に答えていきます。
Nature Remoは、毎年のように進化を遂げており、それぞれ下記が最新世代となっています。
- Remo 3世代
- Remo mini 2世代
今回は、この最新モデル同士を比較していきます。
ズバリ、価格以外の違いは4つ!
- 外観・デザイン
- 同梱する付属品
- 搭載センサーの有無
- Bluetooth製品の操作
▼詳しい比較表がこちら。
Remo Remo 3 Remo-1W3 | Remo mini 2 Remo-2W2 | |
発売日 | 2020年8月5日 | 2020年12月24日 |
定価 | ¥9,980 | ¥6,980 |
対応家電 | 赤外線リモコン家電 特定のBluetooth家電 | 赤外線リモコン家電 |
センサー | 温度 湿度 照度 人感 | 温度のみ |
通信 | Wi-Fi 赤外線 Bluetooth | Wi-Fi 赤外線 Bluetooth(設定時のみ) |
サイズ | 70×70×18mm | 58×58×16mm |
重さ | 40g | 23g |
価格差は3000円であり、上に挙げた4つの違いがあります。
本記事では、写真を交えながら、Remo 3とRemo mini 2の違いを徹底比較していきます。どっちを買おうか迷ってる人の参考になれば幸いです。

外観と付属品の違い

Remo mini 2

Remo 3
パッケージは、どちらもシンプルでエコな感じです。
では、本体を見ていきます。
本体外観
Remo mini 2 Remo-2W2 | Remo Remo 3 Remo-1W3 | |
サイズ | 58×58×16mm | 70×70×18mm |
重さ | 23g | 40g |
Nature Remo miniは、機能を削ることで、サイズが小型・軽量化されたエントリーモデルです。
▼手に載せるとサイズがわかりやすい。
正面のデザインは、どちらもシンプルに真っ白です。どんなお部屋にも溶け込みます。正面はマットでサラサラとした手触りで高級感があります。
画像をよく見ると、Remo miniの中央に円形模様が、Remoの下部にロゴマークが刻まれています。
また、リモコン操作すると本体が光りますが、この光り方が異なります。Remo miniは側面にある小さなLEDランプが光るだけに対し、Remoは本体正面がぼんやり丸く光る仕様になってます。
Remo miniの方だけ、給電端子の横にLEDランプがあります。それと、素材が全面と背面で違います。
Remo miniの背面は「つるつる」で光沢のある素材に対し、Remoは光沢が抑えられたシルバーです。Remoの方が質感の良さが感じられる。
どちらもmicroUSB給電であり、リセットボタンや壁掛け機能は同じです。
▼USBケーブルを繋ぐと、こんな感じになる。

付属品
Remo mini 2
Remo miniは、USBケーブルが同梱されてます。
電源アダプタが揃ってないので、手持ちのUSB-A電源アダプタを使う必要があります。

Remo 3
Remoでは、電源アダプタが一体型のUSBケーブルが同梱されています。
すっきりした綺麗なデザインが良い感じ。
機能の違い
▼Remoで使える機能一覧がこちら。
- スマホから家電の遠隔操作
- スマートスピーカーによる音声操作
- Siriショートカットによる操作
- 4つのセンサーを搭載
- センサー情報やGPSによる自動操作
- タイマー操作/一括操作
- IFTTT/公開APIによる操作
- 他社Bluetooth製品の操作
上記機能において、Remo miniとの違いがあるのは、赤字箇所の2つだけです。ここを詳しく見ていきます。

搭載センサーが1つだけ
モデル | Remo Remo 3 Remo-1W3 | Remo mini 2 Remo-2W2 |
---|---|---|
搭載 センサー | 温度 湿度 照度 人感 | 温度のみ |
搭載センサーについて、Remo 3は、上の4センサーに対し、Remo mini 2は、温度センサーのみになります。
センサー情報はスマホで見ることができます。また、センサーを使えば、「指定温度より下がったら、エアコンをつける」「人が居なくなったら、電気を消す」といった自動操作(オートメーション)ができます。

温度・湿度・照度がみえる

センサーを自動操作に使える
Remo miniでは、上のオートメーション機能が温度センサーのみしか使えません。フル活用したいのであれば、Remoがおすすめです。
他社Bluetooth製品の操作可否
続いて、他社Bluetooth製品の操作について。
上位モデルRemoは、一部のBluetoothを使うスマート製品を操作できます。現在は「めざましカーテンmornin' plus」と「スマートロックQrio Lock」が対応しています。
▼それぞれ、操作画面はこんな感じ。

mornin' plus

Qrio Lock
Remo miniでは、これら製品が操作できません。
これらの製品を使っている人、もしくは使う予定の人には、Remoがおすすめです。
Remo miniにもBluetooth通信が備わっているが、設定時のみ使用されます。製品の操作には使えないのでご注意を。
赤外線送信性能の違い
最後に「スマートリモコンで肝心な赤外線送信の性能はどうなの?」という声が聞こえてきそうなので、書いていきます。
結論からいうと、どちらも性能に差異はない。
リビングで約8メートルほど距離をとって、両者のリモコン操作をテストしましたが、どちらも問題なく使えました。だが、これだけでは心配だったので、Nature社にこんな問い合わせをしました。
Remo 3とRemo mini 2で「赤外線送信の反応速度および送信範囲」の違いはどの程度ありますか?
これに対し、返ってきた回答がこちら。
Remo 3とRemo mini 2の赤外線の違いに関しましてですが、仕様の詳細に関しましては公開していないのですが、反応速度と送信範囲に関しましてはどちらも違いはございません。(厳密には送信範囲が多少異なりますが、明確に実感できるほどの差はございません)

RemoとRemo miniの比較 まとめ
以上、Nature Remo 3とNature Remo mini 2について、徹底的に比較をしてみました。
基本的には、価格やサイズがコンパクトなRemo miniで十分です。ただし、「センサー情報を使って、家電を自動操作したい」「めざましカーテンやスマートロックの操作もしたい」という要望があるなら、迷わずRemoを選びましょう。
Nature Remo mini 2
Nature Remo 3
▼それぞれ前世代との比較記事です。こちらも参考にどうぞ!
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【レビュー】Nature Remo mini 2を購入。前回モデルと比較してみた!
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Nature Remo 3と旧型Remoの違いを比較してみた【レビュー】