どうも、CHASUKEです。
『ラズパイでスーパーファミが遊べる』
ということで、先日購入したラズパイ3B+を懐かしのスーファミ化してみることに。
CHASUKE
久々にやりたくなっちゃいました
実は、ラズパイOS「RetroPie(レトロパイ)」をインストールすることで、簡単に懐かしのゲーム機として遊べるのです。
さっそく設定してみたところ...
で、できちゃったー!!
懐かしの「グラディウスIII -伝説から神話へ-」をしばらくの間、堪能しました。
ということで、ラズベリーパイをスーパーファミコン化することに成功したので、この手順をメモしておきます。
CHASUKE
設定する上で参考になったページもリンクさせていただきました!
ラズパイ→スーファミ化で必要なもの
必要なものはこちら
- ラズパイ本体、電源・HDMIケーブル
- microSDカード(8GBで十分)
- ゲーム用コントローラ
- スーファミデータ吸い出しツール
- 初期設定用のPC
- 初期設定用の有線キーボード
ラズパイ本体、電源・HDMIケーブル
僕の場合、ラズパイ一式はABOXのスターターキットで一括購入しました。本体のモデルは3B+を使いました。
▼ABOXスターターキットの紹介記事はこちら。
https://chasuke.com/wp/raspi3bplus/
CHASUKE
僕は試してみませんが、ラズパイZEROでも動くようです
ゲーム用コントローラ
ゲーム用コントローラは、スーファミ用のラズパイケースを購入したときにセットで付いてきました。これで問題なく遊べています。
https://chasuke.com/wp/sfcpicase/
もしコントローラのみ別途購入するなら、バッファローの製品が良いとのこと。
microSDカード
microSDカードについては、RetroPie専用のものを作りたかったので、スターターキットに同封されていたのと同じSDカードの16GBを購入しました。
インストール後の結果からして8GBで十分足りますが、16GBからしか選べなかった。
データ吸い出しツール
これはスーパーファミコンのカセットからゲームデータを抽出するためのツールです。
こちらの選択肢は少なく、以下を購入しました。
設定用のキーボードとPC
最後に、今回はラズパイ設定用にWindowsパソコンを利用しています。
また、ラズパイに接続できる有線キーボードがなかったので、以下も購入。
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1200円とは思えない使いやすさでした。コスパ良い。
ラズパイ→スーファミ化の手順
ざっくりとした手順は以下の通り。
- ラズパイOS「RetroPie」インストール
- ラズパイOS「RetroPie」初期設定
- ゲームデータ抽出・格納
CHASUKE
簡単ですが、時間がかかった
ラズパイOS「RetroPie」インストール
ラズパイOSである「RetroPid(レトロパイ)」をダウンロードし、SDカードに書き込みしていきます。
CHASUKE
ダウンロードは無料じゃ♪
先に伝えておきたいのが、ラズパイOSの書き込みに関しては、以下の記事にめちゃくちゃ丁寧に書かれています。
- RetroPie のセットアップ【準備編】
CHASUKE
記事が少し古いですが、とても参考になりました。
▼RetroPieのダウンロードは以下のサイトから可能です。
https://retropie.org.uk/download/
ラズパイ3B+なので、右側のボタンをポチッとしてます。
これでOSのイメージファイルがダウンロードできたので、microSDカードに書き込みます
書き込みは「Win32 Disk Imager」というツールを使います。
こちらからダウンロード(無料)して使えます。
これで「Success」と表示されれば書き込み完了です。
ラズパイOS「RetroPie」初期設定
作成したRetroPieをラズベリーパイに差し込んで、初期設定をしていきます。
CHASUKE
こちらも先人の知恵をお借りします
▼以下のページに画面付きでめちゃんこ丁寧に記載されています。
【前編】の方は、全て実施しましたが、【後編】の方は、「パッケージのアップデート」と「ファイル共有サービス(SAMBA)の設定」のみを実施しました。
ゲームデータ抽出・格納
先ほどのファイル共有サービス(SAMBA)の設定をすると、同じネットワーク上のPCからラズパイ側の共有フォルダにアクセスできるようになります。
PCで作成したゲームデータをラズパイの指定フォルダに格納すれば完成です。
ゲームデータの抽出には、『SFCダンパー』というツールを使います。
この怪しいツールが8,800円。
CHASUKE
さぁー吸い出すぞー!
▼ダンパーと電源ケーブルと日本語の取説が入ってました。
基板むき出しなので取り扱いは注意です。
▼こんな感じにスーファミカセットを差し込んでデータを抜き出します。
CHASUKE
実家を大捜索し、20年以上も前のカセットを発見!
一度カセットをダンパーツールに接続は簡単だけど、外すのが大変。「まじか」って思うくらいに硬いですので思いっきり引っ張りましょう。
▼PCとダンパーツールを接続して、『DUMP.EXE』を起動すればOKです。
これ実行すると、保存場所とファイル名を聞かれるので、適当に入力し「.sfc」を作成します。これがゲームデータですね。
ここで注意点が1つ。
吸い出し時にセキュリティソフトが起動していると、吸い出しは正常にできるのですが、ちゃんとゲームが動いてくれません。
僕のWindowsにはESETセキュリティが入っているので、リアルタイムファイル保護を一時停止し、ダンプツールを起動させます。
ゲームデータを指定の場所に格納して完成です。
2つほどゲーム吸い出して、「¥¥RetroPie¥roms¥sens」に放り込みました。
様々なソフトをラズパイで楽しめる!
ラズパイを起動すると「SUPER NINTENDO」が表示されます。
この中に、2つのゲームが選択できます。
▼『グラディウス』
操作性とかはスーパーファミコンと全く同じです。
CHASUKE
こりゃ完全に腕が鈍ってるわ
▼違いがあるのがセーブです。
RetroPieではいつでもセーブが「Select + R1」可能です。そして、「Select + L1」でセーブしたタイミングにいつでも戻せます。死んだらすぐに「Select + L1」でロードできちゃうw
CHASUKE
セーブとロードのコマンドを間違って悲惨なことになったよ
▼『風来のシレン』も僕にとって思い入れのあるゲームの1つ。
もちろん実際にカセットをもってないとデータの吸い出しができませんが、このように様々なゲームが楽しめます。
「スーファミミニを購入した方が安上がりじゃん」とか考えたんですが、できるゲームは決まっていたので、自由にできるラズパイをスーファミ化してます。
最後に
ラズパイをスーファミ化してみました。
先人の知恵をお借りしたこともあり、意外と簡単に出来ちゃいました。
ツール類に意外とコストがかかりますが、SDカードを「ゲーム用」や「サーバ用」として簡単に使い分けて環境を作れるのが良いですよね。
スーパーファミコンクラシックミニは収録ソフトが決まってます。それ以外のゲームをプレイしたいなら、是非参考にしてみてください。
それではまた。