SwitchBotで自宅をスマートホーム化しているCHASUKEです。どうも、こんにちは。
数々のスマートホーム製品を展開するSwitchBotから、ついに、ロボット掃除機が登場しました。前回のスマートロックに続き、スマートホームには欠かせないアイテムですよね。
▼登場したのは、自動ゴミ収集ベースの有無が大きく異なる2モデルとなっています。
- ロボット掃除機 S1(3.98万円)
- ロボット掃除機 S1 Plus(6.98万円)
自動ゴミ収集ベースの有無以外にも、ダストボックスや水タンクのサイズにも違いがあります。
本記事は、ゴミ捨てベース付きの「ロボット掃除機 S1 Plus」のレビューになります。掃除が終われば、勝手にゴミをベース側のダストバッグに移してまとめてくれる手間要らずのモデルです。

真っ白ボディ!!
外観や実際の使い心地、便利な機能などを紹介しています。SwitchBotユーザーでまだロボット掃除機を未導入の人はぜひチェックしてみてください。
▼今まで試してきたモデルとの違いなども踏まえ、レビューしていきます。
今回レビューするロボット掃除機
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
SwitchBotロボット掃除機 S1 Plusの外観と付属品
こちらが、SwitchBotロボット掃除機 S1 Plusのパッケージ。大きさはあるものの、お馴染みの紅白カラーで中身は意外とシンプルでした。
付属品リスト
- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ベース
- サイドブラシ ×2
- モップ取付ブラケット
- モップ
- ダストバッグ ×3
- 小型メンテナンスツール
- 防水シート
- 取扱説明書

▼個人的に印象的だったのが、このベース。

フロント

バック
今までになかった土台がない形状で、非常にスッキリしててカッコいいですよね。

サイズ|220×180×380mm
ベースに物理ボタンはなく、デバイス状態を知らせるLEDインジケーターのみ。ベース背面に電源ケーブルの巻き付け機構がないのが残念だが、ケーブル色まで白に統一されているのが好印象です。
▼上蓋を開くと、ダストバッグをセットできます。
ダストバッグは大容量4Lサイズなので、70日間ゴミ捨て要らずとのこと。予備のダストバッグも3袋同梱されているのも嬉しい。
▼続いて、ロボット掃除機本体です。

サイズ|340×340×95mm
掃除機本体は、清潔感のあるホワイトベースでマットな質感となっています。天辺にあるマッピング用センサーをはじめ、衝突防止、落下防止と多くのセンサーが搭載されています。
本体にある2つの物理ボタンから、掃除開始、終了、一時停止を手動操作もできます。
▼水タンクは透明で側面から脱着します。

透明なので水量チェックも可能!!
水タンクに充電接点とベース側にゴミを移すための穴があり、ここをベースに押し当てて、本体充電と自動ゴミ収集をおこないます。
他社製品では、本体真下からゴミを吸い上げてるるので、この点でも珍しい。これのおかげでベースがスッキリしている。
「あれ、ダストボックスはどこ?」と思ったのですが、水タンクと一体型になってました。
水タンクから取り外し、ようやく、ダストボックスの蓋を開けることができます。
自動ゴミ収集モデルなので、毎回の取り外しは不要ですが、なかなか面倒です。
▼本体裏は、こんな感じです。
ホイールは高さ2cmの段差に対応しています。
サイドブラシが1つ、メインブラシはシリコンとのハイブリッド仕様です。
絡まった髪の毛などを取り除くための、メンテナンスツールも付属してました。
▼リビングに設置してみた。
水拭きモップ装着時に、床が濡れてしまわないようにプラスチックの薄い防水シートも付属しています。両面テープで固定もできます。
▼我が家にある他社製と比較すると、SwitchBot製が全体的にコンパクトなのがわかる。

yeedi|SwitchBot|Ecovacs

SwitchBotロボット掃除機 S1 Plusの初期設定•使い方
SwitchBotロボット掃除機は、他製品と同様、スマホアプリにデバイス登録してスマートな操作が可能です。ここでは初期設定と、基本的な使い方を紹介します。
初期設定
SwitchBotアプリから追加するデバイスを選択すると、設定方法をイラスト付きで表示してくれます。
イラストに従い、自宅のWi-Fi設定を入力すれば、完了です。簡単スムーズでした。
▼無事に、デバイス一覧に追加されてました。家中のスマートアイテムを1アプリにまとめられるのも、SwitchBotを使うメリットですよね。

デバイス一覧画面

詳細画面
詳細画面で清掃設定を変えたり、掃除範囲を絞ることも可能です。ちなみに、一覧画面でロボット掃除機アイコンに触れると、そのまま掃除が開始されるようで、何度か意図せず動かしてしまった...。
▼その他にも、さまざまな設定項目がずらっと並んでいます。
ラジコンのように操作できる「リモコンモード」や、1Fと2Fの間取りを保存しておける「マルチフロア管理」なども備え、機能豊富といえます。
清掃モードは細かく設定可能
1回走行するだけで部屋がマッピングされるので、部屋を分けたり、進入禁止エリアを編集します。作成したマップに従い、「部屋指定」や「エリア指定」の掃除も指示できます。
▼マップは、こんな3D表示もできて面白い。
また、SwitchBotアプリで吸引力や清掃モード、清掃回数などを細かく指定して走行開始させることも可能です。
吸引力は静音〜MAXモード(2700Pa)まで4段階で選べます。
「部屋指定清掃モード」では、部屋ごとに吸引力や水量、清掃回数を設定して走行できます。
SwitchBotロボット掃除機 S1 Plusを使ってみた感想
SwitchBotロボット掃除機 S1 Plusは、自動ゴミ収集ベース付きのロボット掃除機。ここからは、しばらく使ってみた感想を書いていきます。
十分な吸引力で効率良く清掃!
走行イメージは動画(2分弱)を参考にしてください。※音が出るのでご注意ください。
動画内では「標準モード」で走行させており、動作音が強調されて聞こえるが、他社製と同等程度に感じます。静かすぎることも、うるさすぎることもない。
僕の場合、標準もしくは静音モードで走行させることが多いですが、目に見えるホコリや髪の毛は吸引されており、掃除性能には満足しています。
▼まずは部屋の周り(壁ギリギリ)を、サイドブラシでゴミを掻き出しながら走行します。その後、その内側を左右に吸引清掃をします。

動きは軽快でスムーズ。
アプリから掃除ごとの走行軌跡が確認できるのですが、漏れなく効率良く掃除できているのがわかります。
清掃面積31㎡で清掃時間は約35分。上画像の0分表示はおそらくバグw
▼他社製品と同様、センサーが反応しづらい黒脚はぶつかりやすい印象でした。
また、本体の高さが9.5cmあるので、我が家のソファ下には入れなかった。
寝室のベッド下などを掃除させたい場合は、高さに注意しましょう。
玄関の段差も、裏面にある落下センサーがちゃんと効いているので問題なしでした。
標準モードで「140分間」の連続走行ができます。余程、途中で停まる心配は要りません。

自動ゴミ収集なので毎回の手入れが不要
ロボット掃除機 S1 Plusを選ぶ、最大のメリットがこれですよね。掃除が終わると、自動でゴミ収集してくれます。
▼ホームと繋がる、この部分から吸い上げます。
動画にも載せてますが、掃除後のゴミ収集時に、大きな吸引音が20秒間続きます。今のところ、5分以上の走行後にホームへ戻ると、自動ゴミ収集が作動する仕組みとなっているようです。
アプリ内に自動ゴミ収集のON/OFF設定がなく、任意のタイミングで作動させることができません。今後改善予定とのこと。
▼自動ゴミ収集後に本体ダストボックスをチェックしてみましたが、とても綺麗で好印象でした。
ベース側のダストバッグをチェックしてちゃんとゴミが移動していることも確認できました。

水拭き清掃でベタベタ汚れに対応
タンクに水を注いで、モッププレートを装着すると、自動で水吹きモードに設定されます。
他社の上位機種だと、振動機能付きのモデルもあるが、今回のS1 Plusには搭載されてません。
▼
走行時の水量調節はもちろん、水拭きモード時の吸引有無も設定変更できます。
▼食卓付近を指定し、食べこぼしなどのベタベタ汚れを掃除できるのが便利です。
走行中は、いつでもリアルタイムに掃除状況ができるので、外出先でも安心です。
多彩な連携操作が便利
多彩な操作方法!!
- 本体ボタン手動
- スマホアプリ
- スケジュール
- シーン(Apple Watch、ウィジェット)
- IFTTT
- Siriショートカット
- LINE Clova
- アレクサ/Googleアシスタント
- SwitchBotタグ
SwitchBotシーンを使えば、Apple Watchやウィジェットから手軽な操作も可能になります。また、他のSwitchBotデバイスと組み合わせたオートメーション化も簡単に実現できます。
▼SwitchBotタグを使えば、iPhoneをかざすだけで操作。本体のボタンを押す手間も省けます。
SwitchBotタグやシーンからの操作は、家全体の清掃のみ(※今後アップデート予定)の走行しかできませんが、スケジュールでは細かい清掃設定が可能でした。

SwitchBotロボット掃除機 S1 Plus レビューまとめ
自動ゴミ収集ベース付きのSwitchBotロボット掃除機 S1 Plusをレビューしました。
▼レビューをまとめるとこんな感じ。
良い点はココ
- シンプルかつお洒落なデザイン
- 十分な吸引力で安心して任せられる
- 毎回のゴミ捨てが不要なので手軽
- マッピング機能で部分清掃が便利
- マルチフロアやリモコン操作など機能豊富
- さまざまな操作方法が使える
- SwitchBotで揃えればアプリを統一できる
注意点はココ
- タグやシーンは、家全体の清掃しか指定できない
- 掃除後の自動ゴミ収集は、任意のタイミングで実施できない
注意点に書いた部分は、今後のアップデートで改善される可能性が非常に高く、そうなれば、非常に満足できる製品となり得ます。
冒頭にも書きましたが、すでにSwitchBotのスマート製品を使っている家庭におすすめできるロボット掃除機となっています。
今回レビューしたロボット掃除機
