本記事の内容
新登場のSwitchBot温湿度計プラスのレビューを書いてます。従来のモデルとの違いや、便利な活用方法を知りたい人はぜひご覧ください。
SwitchBotで自宅をスマート化しているCHASUKEです。どうも、こんにちは。
スマートホームを目指すなら、部屋の温度や湿度がスグにわかるスマート温湿度計を導入しておきたいところ。外出先からスマホで温度や湿度がわかるのはメリットしかないです。
我が家では、低価格で人気のSwitchBot温湿度計を導入し、NASやスマートホーム機器が並ぶ押し入れの温度アラート、帰宅時にエアコンを遠隔操作する前の室温確認などで活用してます。
そして今回、これまでの通常版の上位モデルとなるSwitchBot温湿度計プラスが登場しました。
相変わらず温度・湿度のみの測定可能ですが、3インチのディスプレイで視認性が高まり、スタンド内蔵・快適度マーク表示が主な違いです。
ということで本記事では、SwitchBot温湿度計プラスとこれまでの通常版との違い、外観やサイズ感、便利な使い方を紹介していきます。
結論からいうと、今回のプラス版はディスプレイを直接見る人向けの製品だと思います。スマホで確認してる人は通常版で十分であり、買い替えは不要です。細かい違いは後ほど。
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
SwitchBot温湿度計プラスと通常版の違い・機能比較
まずは、1番気になるところから。
SwitchBot温湿度計プラスとSwitchBot温湿度計の違いを、表にまとめました。
SwitchBot | 温湿度計プラス | 温湿度計 |
価格 | 2,480円 | 1,980円 |
サイズ | 79×65×24mm | 55×55×24mm |
スタンド | 内蔵型 | 取付型 |
設置方法 | 6WAY | 4WAY |
画面の見やすさ | ○ | △ |
快適度マーク表示 | ○ | × |
ウィジェット | ○ | ○ |
データ保存 | ローカル:68日間 ハブ連携:永年 | ローカル:36日間 ハブ連携:永年 |
シーン連携 | ○ | ○ |
アラート通知 | ○ | ○ |
スマート スピーカー | ○ | ○ |
IFTTT | ○ | ○ |
API | ○ | ○ |
プラス版は、画面が3インチに拡張され、文字が太くなったことで離れた場所からでも見やすくなってます。また、快適度が一目でチェックできる機能が追加されたのが主な違いになります。

SwitchBot温湿度計プラス の外観とサイズ感
こちらがSwitchBot温湿度計プラスです。
本体サイズは79×65×24cmとなり、従来モデルよりも縦に2cmと横に1cm大きいです。
厚みはスリム化しており、やや末広がりの下重心なので安定感を保ってます。
細かい点では、センサーモジュールの位置が側面に変更されてます。背面はこんな感じです。
吊り下げ穴のある上半分は、マグネットが内蔵されており、冷蔵庫などにくっつきます。
それと、嬉しいことにスタンド内蔵型。2段階にスタンドを広げて角度調節ができます。


横スライドしてご覧ください
2本の単4電池で動くので、ケーブルレスで配置できます。なお、電池寿命は1年です。
電池は付属しているので、スグに利用できます。
本体以外には、取扱説明書と薄い金属プレートが同梱されてました。
金属プレートは、壁に両面テープで固定して使えます。
SwitchBot温湿度計プラス を使ってみた感想
SwitchBot温湿度計プラスは、3インチ画面付きの温度・湿度スマートセンサーです。
スイスの高精度センサーが採用され、0.1℃単位の温度差、1%単位の湿度差を4秒ごとに測定してくれます。
ここからは、しばらく使ってみたので感想・活用法について書いていきます。
【初期設定は1分】快適度表示も設定できる
初期設定はめちゃくちゃ簡単でした。
背面にあるボタンを押して、デバイス名を決めるだけです。
これなら1分もかかりませんね...。同じ手順で何台でも登録が可能です。
▼アプリ一覧にはこのように表示されます。

←新しい温湿度計プラス|従来の温湿度計→
プラスのみに快適度を示す顔マークが表示されているのがわかります。
また、表示される快適度マークの閾値は、自由にカスタマイズできました。
人によって快適度は違うで、これは嬉しい。
ちなみに、、、快適度マークは、設定に従ってデバイス側に表示されます。デバイス追加するまで表示されないので、ご注意ください。
【6通りの設置方法】置き場所に困らない
設置方法 | 温湿度計プラス | 温湿度計 |
スタンド式 | 42度、65度 | 56度のみ |
置き式 | ○ | ○ |
マグネット吸着 | ○ | ○ |
磁石シート | ○ | ○ |
吊り穴 | ○ | × |
従来モデルの温湿度計でも、簡易な外付けスタンドを装着して角度調節が可能でした。
それに対し、プラスでは3つの角度に対応。
▼デスク置きなら、42度が見やすい。
従来モデルよりも断然見やすいですね。
▼65度ですと、上から見下ろしやすいですね。
立ち仕事になるキッチンとかだと、この角度が良いのかな。
▼金属面にくっつけておくのも便利です。
斜めからでも問題なく見えます。

【便利な活用方法】SwitchBotハブとの連携がおすすめ

異常値をスマホに通知できる
スマート温湿度計を導入するメリットは、アラート通知や外出先での数値チェックです。
我が家は、NASやスマートホーム機器を収納してる押し入れの温度チェックに使ってます。
設定画面から、温度や湿度のアラート通知設定ができます。

しかし、温湿度計は直接Wi-Fi通信ができないため、外出先からの利用はSwitchBotハブが無ければ利用できません。
▼設定画面のクラウドサービスから、SwitchBotハブの紐付けができます。
ハブ無しだと、Bluetoothが届く家の中でしか使えないため、ほぼ必須と思った方が良いです。
幸いにも、SwitchBotハブミニはスマートリモコンとしての機能も持ちます。外出先からの家電操作も可能なので、買って損はないです。
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【レビュー】コスパ最強スマートリモコン「SwitchBot Hub Mini」のメリット・デメリット
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ハブミニがあれば、帰宅時に家の温度を確認してから、エアコン操作できます。お子様やペットがいる家では便利だと思います。
「家電の遠隔操作はちょっと心配...。」という人は、同じSwitchBotのカメラを併用すれば、向きを自由に回転させて、部屋の状況をすぐに確認することもできます。
▼SwitchBot見守りカメラは、丸っとしたフォルムが可愛いらしい。
同じSwitchBotアプリで管理できるので、必要に応じてスマート化を広げていくのも良いですね。
もう1つ便利な活用方法として、シーン操作を使った自動操作があります。
▼例えば、同シリーズの加湿器と連携したシーン設定がこちらになります。
湿度が指定よりも下回ったら、加湿が勝手に動きます。スマートホームらしいですよね。
▼SwitchBot加湿器はこちらにも書いてます。
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SwitchBotスマート加湿器レビュー|オートモードが優秀。スマートホームの乾燥対策!
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▼その他のSwitchBot製品まとめはこちら。
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【2022年版】自宅のスマート化に便利なSwitchBot全製品まとめ!
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【データ永久保存】データマニアにもおすすめ
測定した温度と湿度のデータは、過去分も含め、全て確認できます。
▼時間軸を変えて、年表示も可能です。
本体に68日間、ハブ経由でクラウドに永久管理されます。もちろん、データ削除もできます。
1分単位に取得したデータを単純にグラフ化してるだけなので、見づらいですが、特定の日時の温度・湿度を調べる分には十分に使えます。
また、データをCSVにエクスポートして分析などに活用することもできます。
また、リアルタイムの状況確認にはウィジェットを使うのが便利だと思います。
ホーム画面にダッシュボード表示できるので、アプリを開かずにチェックできます。
SwitchBot温湿度計プラス のレビューまとめ
SwitchBot温湿度計プラスをレビューしました。
▼メリット・デメリットをまとめます。
良い点はココ
- 3インチ画面で見やすい
- 内蔵スタンドが使いやすい
- アラートで異常にすぐ気付ける
- シリーズ製品との自動操作が便利
注意点はココ
- SwitchBotハブがほぼ必須
- スマホ活用なら従来型で十分
今回のプラス版は、ディスプレイが見やすくなったモデル。つまり、スマホで活用してて不便がない人は買い換えるメリットはあまりないです。
逆にいえば、見づらくて困ってた人にはドンピシャなので、買って後悔はありません。どちらを購入するか迷ってる人の参考になれば幸いです。
通常盤のSwitchBot温湿度計はこちらから購入できます。
SwitchBot全製品を下記の記事にまとめてます。こちらもぜひご覧ください。
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