どうも、CHASUKEです。
スマホから玄関の鍵を開閉できるスマートロック『SESAME mini(セサミミニ)』を玄関に取り付けて数日経ちました。
製品の紹介しつつ、レビューしてみます。
我が家では、これまでスマートロック「Qrio(キュリオ)」でキーレスな快適生活を送ってました。しかし、SESAME miniの魅力的な機能たちに惹かれ買い替えすることに。
CHASUKE
他にはないIFTTT・連携APIに無限の可能性を感じたんだ
SESAME miniは工事不要・小型・軽量・低価格。まだスマートロックを利用していない方には、是非この快適さを味わって欲しい。
「鍵を落としたことがある人」
「玄関前で鍵を探したくない人」
「鍵の閉め忘れが気になる人」
「2Fに居ながら鍵を開閉したい人」
CHASUKE
これらが一気に解決します!
ちなみに、SESAME miniはクラウドファンディング「Makuake」で目標額100万円に対し、約1億2千万円という11847%の支援金を調達して話題に。誰もが欲しがるスマートロックって事ですね!
▼セサミ miniは既に一般販売されています。初代セサミとお間違いなく!
SESAME mini(セサミミニ)の特徴・できること
先に特徴やできることをまとめておきます。
製造元「CANDY HOUSE」はシリコンバレーのスマートロボット企業。日本にもオフィスを置いて活動されているようです。
今回の「SESAME mini」は、海外で好評な「SESAME」を日本仕様に改良したモデル。日本の様々な鍵形状にフィットするように小型・軽量化されたもの。
CHASUKE
耐久性が3倍、Bluetooth通信距離が110%延長、電池寿命が110%増加とのこと
▼SESAME miniを使ってできることは、こちらの動画でだいたいわかります。
特徴・機能は盛り沢山ですが、まとめるとこんな感じかな。
- 工事不要の簡単設置(1000種類以上の玄関鍵に対応)
- 低価格(本体で9,800円)
- 外出先から鍵の開閉・状態確認ができる
- 各種スマートスピーカーに対応
- Siriから施錠・解錠に対応
- IFTTT・連携APIに対応
- Apple Watch単体で利用可能
- ホテルさながらオートロック機能
- ドア手前で自動解錠(手ぶら解錠)
- iPhoneを叩いて解錠(ノック解錠機能)
- いつ誰が操作したかわかる履歴管理
- ダッシュボードからセサミを一括管理
- 軍事レベルの強固なセキュリティを実現
CHASUKE
めっちゃあるなー
SESAME miniの開封・設置
待ち遠しかった「SESAME mini」がやっと手元に。
パッケージ内容から設置までさらっと紹介します。
パッケージ内容をチェック
蓋を開けると日本語マニュアル(本体/WiFiモジュール)が入ってました。ただし、詳しい取付方法は「アメブロ」にとあるように、簡単にしか書かれてません。
CHASUKE
初期設定はアプリに従うだけなので、特に記載はなかった
続いて、SESAMI mini本体/WiFiモジュールですね。
高さ調節などで必要なネジ回しなどが同封されているのが嬉しい。予備の両面テープも地味に嬉しい。
カラバリは「ホワイト・ブラック・シルバー・ゴールド」の4色あり、ブラックにしました。
CHASUKE
Makuake期間限定の文字入れや色替えで、もっとオリジナリティ出せば良かったと少し後悔
▼本体は小型(H92.7×W57×D54.5mm)で軽量(138g)です。
今までQrio Lockを使ってた僕からすると、思わずニヤッとした程の小ささ。
CHASUKE
手の油汚れが目立つ素材なのかも。特に黒は。
▼電池(CR123A×2個)は同封されており、寿命は510日。1年以上の持ちは凄い!
Qrioでは予備を含め2セット(電池4個)が入れれたが、SESAME miniは筐体が小さいため1セットのみ格納可能。鍵を持ち歩かない僕にとって、外出中の電池切れは絶対に避けたいところ。
アプリでもバッテリー残量確認や通知がもらえるので大丈夫かとは思います。
CHASUKE
もしもに備えて対策しなきゃ
▼WiFiモジュールは電源アダプタ(別売り)と合わせて玄関付近に設置します。せっかくのスリムボディなのに電源アダプタが邪魔くさく感じてしまう。
以前のQrio Lockではセキュリティの観点から、WiFi接続をせずBluetoothのみで使用してました。
けれど、今回のSESAME miniは、ネットワーク接続だからこそ使える便利機能が多くWiFiモジュールと合わせて利用することにした。
公式サイトによると、セキュリティは軍事レベルでAES-256-GCMとTLS 1.2という現時点で最も強固な暗号化システムを採用しているようだ。
CHASUKE
なんか凄そうなのが伝わってくるから安心してる
鍵の形状に合わせてカスタマイズ
設置方法は、両面テープでドアに貼るだけ。超簡単。
我が家の玄関に当ててみると、
「サムターンまで全然足りてない..」
だが、これは想定内です。
それぞれ鍵の形状に合わせて、SESAME miniの土台・幅・高さを調節できます。
▼僕の場合は高さが足らないので、内側のサムターンを挟む部分を調節する必要があった。
ネジが小さく地味に大変な作業だったけど、無事に完了。
この挟み込むパーツの固定はネジ1本のため、少し不安に感じた。強くネジを締めても指で左右に押すと動いてしまうほどです。この部分はもう少ししっかりした作りであって欲しかった..
▼高さをMAXにしてもギリギリ。一応、回る事は確認できたけど、これは想定外w
ギリギリのため、少しサムターンが固く感じる。
サポートに何とかならないか問合せ中です。
CHASUKE
困ったらすぐに問い合わせが僕のスタイル。なお、クレーマーではありません。
【追記】サポートに相談した結果、特注アダプタを送ってもらえました!!
https://twitter.com/chasuke__/status/1101350053220802560
CHASUKE
これ控えめに言って、めっちゃイイ
▼玄関からBluetoothが届く4m以内に設置する。
当たり前ですが、距離が近いほど反応が早くなります。
はい、設置完了でーす!!
WiFiモジュールはmini対応モデルが既に購入できます。
初期設定はアプリに従うだけ
初期設定は、セサミアプリに従うだけなので、細かく紹介はしません。
もしも、スマホと本体がうまく接続できない場合は、公式ブログのQ&Aにある回避策が参考になります。(リンクはこちら)
実は、僕も何度やってもBluetoothで接続できなくて、SESAMEを投げ捨てたくなった1人。結局、スマホを再起動してみたら、あっさり接続できた。
CHASUKE
この時もサポートに問い合わせたけど、丁寧親切な回答がもらえたよ!
実際、使ってみてどうなの?
SESAMEがない生活は考えられない!
今の利用スタイルは、こんな感じ。
- 外出時の施錠 → スマホまたはApple Watch
- 帰宅時の解錠 → 手ぶら解錠で自動化
なお、スマホや鍵を持たずに家から閉め出されるのを恐れ、オートロック機能は使っていない。また、使い慣れたQrio Lockと同様な開閉操作ができるか不安だったが、結果として、問題なく快適に使えています。
以前からスマートロックを使っていたため、大きな感動はなかったものの、毎日の生活を便利になる素晴らしい製品であることを再認識した。
CHASUKE
これからIFTTTやAPIでどうカスタマイズしようかワクワクしてる
もう少し使ってみた所感を書いていきます。
反応速度はQrio同様に優秀、稼働音に注意
Candy House公式サイトではライバルであるQrio(こちらのリンク)と様々な項目で比較している。価格・小型・軽量・機能の多さで、圧勝ですw
CHASUKE
本当に魅力たっぷりのスマートロック!
僕もQrio LockとSESAME miniの操作感を比較してみました。
接続から反応速度まで同じですが、SESAME miniは小型モデルなだけあって、稼働音が大きめです。また、手動でサムターンを回すと少し引っ掛かる。
稼働音や手動操作時のサムターンの滑らかさはQrioの方が優れていると感じた。
CHASUKE
我が家の寝室は玄関に近いので、防音対策しなければ..
手ぶら解錠が便利、ノック解錠が面白い
SESAME miniには、スマホのGPSを使った「手ぶら解錠」と「ノック解錠」があります。
この2つの機能は、GPSで設定した自宅から250m離れた時に有効になります。帰宅後に玄関前で自動で解錠させる、または、iPhoneを「コンコンコン」として解錠するの違いです。
僕は「手ぶら解錠」を使ってますが、今のところ順調に動いてくれています。玄関に近づいたら玄関の鍵が「ガチャ」っと開くのが堪らなく気持ちが良いw
仕事帰りや、買い物帰り、子供を抱っこしてる時などは、本当に有り難く感じますね。
CHASUKE
たまに反応しない時は、ドアノブをガチャガチャすると反応したり。これもQrioと同じ。
そんで、ノック解錠は面白い機能です。
iPhoneを「コンコンコン」って玄関の鍵を開けるって。iPhoneってそんな機能あったんですね。
CHASUKE
友達が見たら、魔法だよね。
Apple Watch単体で開閉可能
▼こんな感じで使えます。
▼Apple Watchのポイントはこんな感じ。
- 単体で利用可能
- 接続に少し時間がかかる
- 押してから反応が早い
- 最新コンプリケーションに対応
- ボタンを押すとブルっとする
- Bluetoothのみ利用可能
基本的にはApple Watchで操作してます。単体利用できるので、プチ外出はもちろん、特にランニングなどの運動時に便利。
CHASUKE
Apple Watchとの相性は非常に良い
IFTTTで外出先からAppleWatchで開閉可能に
IFTTT(イフト)は、様々なWebサービスを連携できるWebツールです。
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
CHASUKE
最新のIoT製品はどれもIFTTTに対応してますよね
SESAME miniも対応製品のひとつ。
トリガーとアクションに「SESAMEのロック操作」が指定可能で、上の画像にあるような自動化を実現可能です。
例えば、玄関にIFTTT対応したArloカメラを設置しておけば、何時に誰が出入りしたかを映像で記録することが簡単にできますよね。
IFTTTは起動の時差もあるので、少し試してみます。
他にも、IFTTTを使えば外出先からApple Watchで開閉操作が可能になります。
トリガー・アクションの設定はめっちゃ簡単。
- トリガー:Button
- アクション:SESAME
CHASUKE
ブラックは僕のSESAMEの名前ね
音声操作で家のどこからでも操作
SESAME miniとWiFiモジュールを組み合わせれば、GoogleアシスタントやAlexa搭載のスマートスピーカー、ショートカット機能でSiriから操作が可能です。
▲公式ブログにマニュアルあり♪
CHASUKE
Amazon EchoやGoogle Homeなら開閉はもちろん、状態確認までできる!
色々と便利な場面はありますが、例えばこんなシーン。
「家族がもうすぐ外出から帰ってくる」
そんなときは2Fの書斎から「OK.Google、セサミの鍵をあけて」これでOK。わざわざ玄関まで行く必要はないのです。
「寝る前に玄関の鍵を閉めたか不安」
そんなときは2Fの寝室から「アレクサ、セサミはロックされてる?」これでOK。わざわざ玄関に確認しに行く必要がなくなった。
CHASUKE
セキュリティ的に安心です。
API対応で無限の可能性あり
自作プログラムから連携APIを叩いて操作が出来ます。
当然、IFTTTよりもさらに自由度が高いですが、その分、プログラムを経験したことがない人には少しハードルが上がります。
CHASUKE
プログラミング必修化されることだし、この機会に挑戦してみるのも有りでは。
公式ブログでも、いくつか設定方法つきで紹介されています。
上記以外にも、ラズパイ利用でAppleホームアプリに対応させたりできる。
▼僕もさっそく設定してみました。
反応は少し遅めだけど、施錠・解錠はもちろん、ロック状態の確認までSiriで可能になります。
▼SESAMEのHomebridgeを使い方はこちら。
https://chasuke.com/wp/sesame_homekit/
他にもAPI使って色々出来そうなので追記にて紹介していこうと思います。
最後に(まとめ)
玄関の鍵をIoT化できる「SESAME mini」を使ってみました。
CHASUKE
とても長くなって..申し訳ないです
Qrio Lockから乗り換えたわけだが、SESAME miniは非常にワクワクさせてくれる製品だ。
上で紹介しきれなかったが、他にも「ゲストへの鍵共有」「鍵を一元管理できるダッシュボード」「開閉履歴の確認」など、本当に機能が盛り盛りです。
稼働音やサムターンの滑らさにやや不満があるものの、基本機能であるiPhoneやApple Watchからの施錠・解錠、手ぶら解錠もバッチリ動くのでトータルでは満足です。
また、IFTTTや連携API、ノック解錠といった今までなかった機能は大きな魅力です。
CHASUKE
僕みたいにお家ハック大好きな人はワクワクして仕方ないと思う
以上を踏まえ、SESAME miniは、低価格・高機能なため初心者から上級者におすすめできるスマートロックです。
CHASUKE
ついに、一般販売が開始されましたー!!
Amazon.co.jpには旧モデルの「SESAME(セサミ)」も販売中なので購入時は注意しましょう。在庫があれば以下のページから「SESAME(セサミ) mini」が購入できます。
▼miniモデル対応のWiFiモジュールはこちら。
▼セサミ公式SHOPでも、購入できます♪