どうも、CHASUKEです。
AirPods Proを使い始めて、手放せなくなったノイズキャンセリング機能。

そんなノイキャン機能を自宅で手軽に使いたく、以前から性能の良いノイキャンヘッドホンを探してました。ちなみに量販店でSonyやBoseヘッドホンの優れたノイキャン性能を確認したけど、3,4万円するのでちと高すぎた。
そしてついに、1万円ながら高性能なノイズキャンセル機能付きヘッドホンを見つけました。それが「dyplay UrbanTraveller2.0」です。
dyplay Urban Traveller2.0の特徴
- 1万円ながら高品質
- オーバーイヤー型で疲れにくい
- ノイズ軽減95%のノイキャン性能
- ノイキャンは独立して使える
- 最大22時間の連続再生
- 無線と有線の両対応
- AAC/aptX/aptX-LLに対応
これが驚くほどの性能を持ったコスパ最強ヘッドホンだったので、本記事で紹介させていただきます。
低価格のわりに音の解像度が良く、特にノイズキャンセリング性能に優れたヘッドホンです。低価格で手に入るノイキャンヘッドホンをお探しの方に特におすすめです。
グレー・レッド・ブラックの3色展開で、性能は全く同じ、ブラックのみ多少デザインが異なります
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
dyplay UrbanTraveller2.0 外観と付属品
こちらが「dyplay UrbanTraveller2.0」のパッケージです。綺麗なパッケージが好印象ですが、日本語の文字はなかった。
開けて驚いたのが、製品のクオリティ。パッと見ただけで質感の良さが感じられ、手触りはしっとりとしたイイ感じ。
このようにヘッドホンの付け根部分を、カチッと折ってコンパクトに収納できます。
色の見た目は、光の加減でだいぶ変わりますが、鮮やかさはそこまでなく落ち着いたグレー色
▼イヤホン自体の重さは、282gあります。
オーバーイヤー型なので、耳当て部分が大きい。レザー調のイヤーパッドの肌触りも問題なくクッション性に優れている。
内側には、大きく「LR」の文字があるので、左右を間違えることはなさそう。ちなみにアーム部分にも表記されてます。

▼イヤーパッド大きめ、シンプルな見た目でカッコいいです。
耳あて部分に、各種ボタンと入力インターフェースがあります。
▼まず右側に操作ボタンが3つ。
ボタンの形状・間隔も考えられていて、手探りで押しやすかった。Bluetooth接続するとボタン上部のLEDが青く光ります。

▼反対側にはANC(アクティブノイズキャンセリング)ボタンがあります。
スイッチを入れると緑に点灯します。また、ヘッドホンがOFFでも独立して使えます。
▼耳あての真下辺りに、USB Type-C充電ポートと有線用3.5mmオーディオ端子が付いてます。
充電時間はたった1時間で、最大22時間(+ANCで12時間)の音楽再生が可能です。
dyplay UrbanTraveller2.0は、無線と有線のどちらでも使えるヘッドホンです。

最後に、付属品について。
- 3.5mmオーディオケーブル(1.5m)
- USB-A to USB-Cケーブル(0.5m)
- 取扱説明書(英語&中国語)
- 保証書
丁寧なマニュアルですが、日本語対応してないのがちょっと残念。
また付属してませんが、USB−C to USB−Cケーブルを使えば、MacBookから充電もできました。
もう1つ。丈夫な布製のポーチが付属してます。
コンパクトに収納してカバンに放り込めます。個人的にはハードケースよりも使いやすい。
dyplay UrbanTraveller2.0 使い方
適当に使ってても十分わかるのですが、簡単に使い方を書いておきます。
ペアリングの操作
電源ボタンを5秒間長押しすると、ペアリングモードとなり、スマホ・PCのBluetooth設定に「dyplay urban traveller」が表示され、ペアリングできます。
1度ペアリングしちゃえば、次回から電源を入れたらスグに自動接続されます。
電源の操作
電源ボタンの長押しで、電源オン/電源オフできます。中途半端に長押しすると、SiriやGoogleアシスタントが呼び出されます。
ちなみにデフォルトだと、中国語アナウンスにです。「電源オン → 電源2回連続押し → 電源オフ」の手順で、英語アナウンスに切替えできます。
音楽再生の操作
「+」と「-」ボタンは、1回押すとボリューム、長押しするとスキップ操作になります。
通話の操作
マイク付きなので、電話もできます。着信に対して、電源ボタンを1回押して応答/切断できます。
ノイズキャンセル
左側にあるANCスイッチを入れるだけ。
ヘッドホンが電源オフでも、充電さえあれば使うことができます。つまり、ノイズキャンセルだけで使えるので、周りの音を気にせず作業に没頭できる。
使用上の注意すべき点
音楽の再生中にヘッドホンを外しても、自動で停止しません。音楽停止後、しばらく放置すると電源が自動でオフになる仕様です。
注意したいのが、ヘッドホンが電源オフになってもANCはオフになりません。ANC切り忘れると充電もなくなるので注意しましょう。
対応コーデック
コーデックとは、Bluetoothで音声を飛ばすときの圧縮方式のこと。この種類で音声の遅延と音質が変わってきます。
「dyplay Urban Traveller2.0」では、コーデックの中でも上位規格になる低遅延の「aptX-LL」に対応しています。
▼遅延の違いは下記の通りです。
- SBC(遅延220ms前後)
- AAC(遅延120ms前後)
- aptX(遅延 70ms前後)
- aptX-LL(遅延 40ms未満)

注意点としては、音を出す側も同じコーデックに対応してる必要があります。iPhoneはAACに対応し、MacBookでもaptXまで対応です。それでも十分ですが、「aptX-LL」で映画やゲームを楽しみたいなら「Creative BT-W2 Bluetooth」のような外付けアダプタを使って対応可能です。
dyplay UrbanTraveller2.0 使ってみた感想
実際に「dyplay Urban Traveller2.0」を使ってみた感想を書いていきます。有線と無線の両方で使えるヘッドホンで、1万円という低価格を考えるとかなり良い印象です。これはおすすめできます。

装着感は?
悪くないです。
耳をすっぽり覆えるオーバーイヤー型で、疲れにくいです。締めつけもちょうど良いので頭が痛くなってくることなく、長時間つけてられます。イヤーパッドの厚みも十分でレザーのもちもち感が良いです。実際にテレワークでほぼ着けっぱなしで仕事してみましたが、集中できるし、すぐ電話できるしで使いやすいです。
▼アーム長は左右どちらも調節できます。
その他、ボタンの位置取りが良くて、手探りで操作しやすい点も気に入りました。操作性も問題なし。

ノイキャン性能は?
驚くほど効きます。
製品ページにある95%は少し大げさかもしれないが、80〜90%ほどの騒音がカットされてます。特に低音ノイズが低減され、エアコンや換気扇、冷蔵庫の稼働音みたいなのは全て消えます。
周りが静かなところだとANC特有の「スー」っという音が聴こえますが、騒音のある場所ですと全く気になりません。
例えば、誰かが後ろに立っていても気付きません。ちょっとコワいくらいの効きですが、その分、作業にむちゃくちゃ集中できます。音楽再生や映画鑑賞にも没頭できるのが良いです。
ノイキャン機能は独立してるので、すぐに静かな集中した環境を作ることができます。家族が居ながらのリモートワークにめっちゃ使えます。ちなみに、外音の取り込み機能がないので、話しかけられるとすぐに会話出来ないですが、ANCをオフにして会話は可能です。

気になる音質は?
音に過度のこだわりがない人なら全然満足できる音質だと思います。
高音も低音ちゃんと出てて、クリアで解像度の高い聞き取りやすい音質です。ANCオンにすると、ノイズが消えてもう1段階クリアな音質になるので、ノイズキャンセルと合わせて使うのがおすすめ。大型ドライバー採用で、音に迫力が感じられます。
また、MacBook(aptX)で動画再生しても、全く遅延は気になりません。口と音が一致してます。
あくまで個人の感想で好みなので、過度に期待してはダメですが、価格を考えると十分に使えるヘッドホンだと思いました。
最後に(まとめ)
以上、1万円のANC機能付きヘッドホン「dyplay UrbanTraveller2.0」をレビューしました。
価格以上の性能で、非常にコスパの良いワイヤレスヘッドホンだと思います。余程のこだわりがなければ、十分に満足して使えると思いました。
▼まとめるとこんな感じ
dyplay Urban Traveller2.0 まとめ
- 価格以上の製品クオリティ
- 長時間着けても疲れにくい
- 驚くほどのノイキャン性能
- ノイキャンONで音質アップ
- 様々なコーデックに対応
説明書や音声ガイドが日本語だったら、それくらいしかケチの付けようがないヘッドホンでした。
リモートワーク用の集中できる作業環境、没頭できる映画鑑賞などにおすすめできるヘッドホンです。手頃な価格なので、初めてのANCヘッドホンにもおすすめできます。
グレー・レッド・ブラックの3色展開で、性能は全く同じ、ブラックのみ多少デザインが異なります