どうも。
CHASUKEでございます。
自宅で使っている無線WiFiを飛ばす無線アクセスポイントとして使っていた無線ルーターが逝ってしまいました。
少し前まで絶好調だったのに壊れてしまったNECの『PA-WR9500N-HP』▼▼▼
これを機に中国から日本市場に参入してきて調子が良いと話題のTP-LINKの『Archer C7』という無線ルーターに買い替えてみました。ネットワークが苦手な私でもスマホやパソコンで無線WiFiが使えるところまではサクッとできましたが、無線アクセスポイントとして利用する設定が厄介でした。
『2.4GHz帯』WiFiだけ飛ばなくなった
前まで順調に使っていたNECの『PA-WR9500N-HP』でしたが、どうしてか、ここ最近2.4Ghz帯のWiFiだけが飛ばなくなったり、数時間後に、無事に直ったり、不安定な状態を週1ペースくらいで繰り返してました。そして、ついに完全に飛ばなくなってしまいました。スマホやパソコンが利用する5Ghz帯は全然問題なく使えていました。
無線WiFiの2.4GHzと5GHzの違い
無線WiFiには2種類の規格があります。それぞれを比較すると一長一短です。
▼帯域 | 良いところ | 悪いところ |
2.4GHz | 障害物に強く、壁などに遮られることなく電波が遠くまで届きやすい | 家電や他の機器でも利用する帯域なので混雑で不安定 になりやすい |
5GHz | 家電が使用しないため、非常に繋がりやすく安定 している | 壁など障害物に弱く、遠くまで電気が届きにくい |
いろいろと設定を確認しながら試したんですが、改善しなかったので悩んでたところ、、、ちょうどAmazonでサイバーマンデーセールやってたのでポチっw
買い換えることにしました♪
無線ルーターは使う頻度により、寿命は変わってくるみたいです。私のやつはもうすぐ3年というところで寿命がきてしまったようです。今まで快適なネット環境をありがとうm(_ _)m
TP-LINK『Archer C7』を購入
ポチッとして次の日には到着。困ってる時は本当にありがたい。早速開封して設定していきます。
これね▼▼
▼安心の3年保証。自信たっぷりですねぇ。前のNECは3年前に壊れたので次は安心できる。
▼私はパソコンで初期設定をしましたが、スマホアプリでもできるようですね。
箱に載っているアイコンは変わったみたいですね。
▼パッケージ内容です。
・保証書
・英語で書かれたちっちゃい取説
・日本語のクイックインストールガイド
・本体(243x32.5x160.6 mm)
・アンテナ3本
・LANケーブル
・ACアダプター
▼アンテナを取り付けると、、、
さすがは海外メーカー。強そうw
左のNECの無線ルーターの2倍以上のデカさ。このデカイ本体内に2.4GHzアンテナ。そして長い棒に5GHzアンテナが備わっておるみたいです▼▼
▼TP-LINK『Archer C7』の性能はこんな感じ。
まぁ前回のものが3年前のものなので比べれませんが、私のお家の環境では必要以上に高性能ですw
無線ルーターとしての設定はクソ簡単
組み立てが終わったら、初期設定をしていきます。同封されているクイックインストールガイドにやり方は書いてある。
今回は取り替えのため、前回使っていた無線ルーターをそのまま置き換えました▼▼狭いw
クイックインストールガイドの通り、LANケーブルを接続してやると、すぐに電波が飛んでいるのが確認できます。パソコンやスマホで『TP-LINK_xxxx』となっているものを選択して、無線ルーター本体の裏に記載されているパスワードを入力するだけ。
▼Macのパソコンで確認
これでWiFi接続完了です。ネットが見えるようになりました。超簡単!!
この後、管理画面(http://tplinkwifi.net)へアクセスして、クイックセットアップを実施したり、管理画面のパスワードなんかも変えときました。
無線アクセスポイントの設定が厄介すぎる
『設定完了〜♪』なんて思っていたんですが、WiFiに接続したパソコンのIPアドレスを確認してみると『192.168.xx.aa』となっており、『xx』の部分が前回の環境と違うことに気づきました。
クイックインストールガイドの通りにやると無線ルーターとして設定されます。
私のネット契約『フレッツ光プレミアム マンションタイプ』では下記のような機器構成になっており、
私の環境だと加入者網終端装置(CTU)にもルーター機能がついているため、今回購入したTP-LINKもルーター機能で利用すると2重ルーターと呼ばれるよろしくない状態になります。このパターンで運用している人は結構います。私の周りの友人宅もなってましたし。まぁ普通の人からしたら使えたら問題ないから気にしないよな。
2重ルーターをしていると、ネットワークの速度が出にくくなったり、家の中のネットワーク家電などにアクセスできなくなったりと、いざという時に何かと不都合がおきます!!
この問題を解消します。
無線ルーターと無線アクセスポイントの違い
通常、無線ルーターというと、ネットワークを分割してIPを振り出す機能と、WiFiを飛ばす機能の大きく分けて2つの機能を持ちます。無線アクセスポイントは、後者のWiFiを飛ばす機能のみを持ちます。無線アクセスポイントは、無線ルーターのルーター機能を無効にして、WiFiを飛ばす機能だけ有効にするイメージです。
▼NEC製のルーターは、ボタンでルーターとアクセスポイントの切り替えが可能でした。
残念ながらTP-LINKには、こんな便利なボタンはありません。アクセスポイントへの設定方法も説明書には載っていませんでした。
無線AP(ブリッジモード)の設定方法
安心してください。詳しいお方が親切に動画レビューされてました。
動画は長いのですが、ルータモード/ブリッジモードの共通設定(6:20〜)からめちゃくちゃ参考になります!!
やはりこの手の問い合わせは多いようですね。
使ってみていいところ
IEEE802.11ac対応
前回使っていたNECの無線ルーターでは最新のWiFi規格である802.11acは対応していなかったが、最近のモデルは対応済みが多いです。もちろん今回のTP-LINKは対応済み。最近のMacPCやiPhone6以上であれば、こちらの802.11ac規格に対応しております。
試しに、下記のアプリを使ってiPhoneのネット速度チェックしてみました。
当たり前ですが、前回のNECルーターよりは良い結果が出ました。上2つが今回のTP-LINKの速度、一番下が前回のNECの速度▼▼
満足♪
インジゲーター表示が見やすい
本体にLEDインジゲーターが付いていてみやすいです。動作具合が一目で確認できるのは素晴らしい◎
▼2.4Ghz帯の電波はちゃんとパチパチ作動しているようです^^
USBポート有りでNASが簡単に作れる
このTP-LINK『Archer C7』は背面に2つのUSBポートが備え付けられています。このUSBポートに外付けハードディスクを接続してやることでNASとして利用できます。スマホやパソコンのUSBポートにわざわざ挿して利用する必要がないので楽です。
通常、無線でハードディスクを利用しようとするとネットワーク機能が備え付いたもの(NAS)が必要で、まぁまぁいい値段します。バッファローの1TBのNASはAmazonで11,000円くらい。
無線ルーター側にUSBポートがあれば、ネットワーク機能はハードディスク側には必要なく、いわゆる外付けハードディスクを購入するだけでOKです。値段も圧倒的に安いです。
▼バッファローの3TBのHDDはAmazonで10,000円いかないくらい。
設定も簡単です。
▼背面のUSBポートに持っている外付けハードディスクを接続します。
TP-LINKの管理画面(http://tplinkwifi.net)を開いて、[USB設定]-[ディスク設定]からスキャンをします。すると、接続したハードディスクが読み込まれ、スマホやパソコンからハードディスクにアクセスができます。かなり便利。
私はiPhoneでNAS接続するときは『FileBrowse』というアプリを利用してますが、他にも色々なアプリがあります。
[参考]iPhoneでNASやクラウドにアクセスできる便利なアプリ!!
▼FileBrowserアプリであれば、こんな設定してやれば見えます。
アドレス:無線ルーターのIPアドレス
ログイン:デフォルトであれば管理画面のログインと同じです。
iPhoneユーザーならアプリ「FileBrowser」おすすめです。有料720円ですが、無料版もあります。
最後に
前回のNECの無線ルーターの方がサイズも小さいし、無線ルーターと無線アクセスポイントの切替も簡単にできました。前回のNECの後継機に買い換えればよかったと後悔したのも事実です。
■今回のTP-LINK『Archer C7』と同等クラスの無線ルーター。USBポートもあり、サイズも小さめの『33×111×170mm」
とは言っても、無線アクセスポイントとして設定が無事にできて、動作してくれているので、文句はありません。あとはデカイのでどこに置こうかな〜。ってくらいですw
▼今回購入したTP-LINK『Archer C7』