どうも、CHASUKEです。
僕の車は、ナビがポンコツ過ぎてスマホと接続できない。つまり、スマホに入れてる音楽をドライブ中に流すことが出来ない。
どうしても、スマホの音楽を車でも聴きたい。
そんな願望を叶えてくれるのが「FMトランスミッター」です。
メモ
FMトランスミッターとは、スマホで再生している音楽や通話を、車のFMラジオチューナーを経由してオーディオまで飛ばしてくれるもの。この仕組みで車載スピーカーでスマホの音楽やハンズフリー通話が可能になります。

ということで、モバイルバッテリーで有名なAnkerのFMトランスミッター搭載カーチャージャーを購入してみました。
本記事では「Anker Roav Transmitter F2」の使用レビューを書きます。

「Anker Roav Transmitter F2」はめっちゃ多機能
冒頭で「Anker Roav Transmitter F2」は、FMトランスミッター搭載カーチャージャーとは言ったが、それだけじゃない。
Transmitter F2の特徴
- スマホの音楽再生
- USBメモリで音楽再生
- ハンズフリー通話
- 2台同時に急速充電
- 駐車位置の記憶機能
- 車のバッテリーチェック機能
駐車位置の記憶機能(カーファインダー)は、だだっ広いデパートの駐車場とかで活躍しそうですね。
▼価格はAmazon.co.jpで2,999円。
▼USB3ポートのカーチャージャーが2,000円と思うと、機能の割にお得に感じる。
「Anker Roav Transmitter F2」の外観・サイズ感
パッケージ内容
ROAVのパッケージがこちら。
ドライブレコーダー導入時も思ったが、とても綺麗ですね。外箱は海外で販売されているままなのか、日本語の記載は一切ない。
▼パッケージ内容はこちら
シンプルにカーチャージャー本体と取扱説明書だけ。
取扱説明書の表紙も英語のみで心配になったが、中身は日本語で細かく記載されている。よかったよかった。
▼本体保護フィルムにも何か書いてある。
▼表面はUSB Type-Aが2ポートと、FMトランスミッター、オーディオ操作などができるボタンが用意されています。
USB充電ポートは上側が最大2.4A出力、下側が最大1.5A出力となっており、2台同時に充電できます。
USBポートの左側にマイクがあり、ハンズフリー通話はここから音を拾います。画像からは見づらいですが、中央にディスプレイがあり、周波数などの情報を表示します。また、側面にAUX出力端子があり、これをカーオーディオに接続することで、通話時のエコーオンや車内騒音を軽減できるようです。
本体から音を出す用事は無いため、スピーカーはない。
▼マットな外装で、チープな印象は感じません。
滑らかにカーブしたフォルム、格子柄のデザイン、ブラックとオレンジのカラーリングもカッコいいですねー!
使ってみた感想
『Anker Roav Transmitter F2』は下記の専用アプリで設定できます。
このアプリを使わなくても基本的な機能は使えるが、細かい設定や、機能(バッテリーチェックやカーファインダー)はアプリからのみ使える機能になります。
ペアリングとFMトランスミッター設定
初回は、差し込んだ状態でスマホとのペアリングが必要となる。(※2回目以降は自動接続されるので不要)
iPhoneであれば、[設定]-[Bluetooth]を開いて一番下の「その他のデバイス」に『Roav_F2_XXXX』と表示されるので、選んで接続するだけ。
表示されない場合は、抜き差ししてみましょう
続いてFM周波数を設定します。
ここはアプリからも簡単に変更(76〜90)ができました。僕はデフォルト値の『90.0』で使うことにしました。
カーオーディオのFM周波数を設定したFM周波数に合わせれば設定完了です。
安定の音楽再生
FMトランスミッターを使って、スマホ音楽を再生しながら30分ドライブしてきた。
気になるノイズですが、これは全くなくクリアに音楽再生されました。音飛びもなくイイ感じでした。
製品説明によると、Bluetooth4.2を採用しているため、安定した接続が可能になり、音楽や通話を快適に利用できるようになったとのこと。
今回試してないですが、音楽データの入ったUSBメモリを下側ポートに挿して再生する機能もあります。USB派にも使えるアイテムです。
2台同時に充電可能!
充電機能は、2.4Aと1.5Aが各1ポートずつの合計最大3.9Aが同時に利用できます。
両ポートとも、Anker独自規格の「PowerIQ」と「VoltageBoost」が備わってます。これ何かと言うと、ケーブル内の抵抗から出力電圧を自動調整され、その上で接続機器に最適な速度のスピード充電できる技術です。

ハンズフリー通話はやや難あり
運転中のハンズフリー通話も試してみました。
着信があった場合は、カーチャージャー側の電話ボタンをタップで通話の開始/終了できる。また、長押しすると拒否できます。
声は走行音が邪魔ですが、問題なく聞き取れるレベル。しかしながら、こちらからの声が聞き取りづらいようだった。というのも、僕の車だと下方にシガーソケットがあり、マイクの位置が離れている。しっかり声を張って喋らないと会話が成立しなかった。大事な電話では使えないため、シガーソケットの位置によっては使いづらいと感じた。
また、電話をかける場合は、スマホ操作する必要があり、カーチャージャー側のみでは操作できなかった。
バッテリーチェック機能で安心
エンジン稼働中に、専用アプリの「車を探す」タブを確認するとバッテリー状況をチェックできます。僕の場合、13.7V〜14.0Vを繰り返し、正常と表示された。
この値が12V以下だとバッテリーがだいぶ弱ってることになる。未然にバッテリー上がりなどを防げるので、この機能はなかなか使えそうだ!
カーファインド機能は便利だがバグあり?
この機能めっちゃ良い。
だだっ広いデパートの駐車場とか、車どこに止めたかわからなくなりますよね。そんなときにエンジンを停止した位置を記憶しておいてくれる機能です。
この機能を利用するには、位置情報を『常に許可』が必要
エンジンを停止すると自動で駐車位置が記憶される。その状態で、専用アプリを開くと、車がどの方角でどのくらいの距離かを教えてくれる。それに加え、周辺の写真を追加しておいたり、駐車時間に合わせてタイマーが使えたりする。
だが、2018年8月現在、アプリ表示がなんかおかしい。
「近くです」との表示されているにもかかわらず、地図を表示させると、487メートルも離れていることになってる。※実際は車を目の前にして、テストしているので、近くが正解です。
▼位置の修正もできたので、試してみたけどダメ。
車の位置を近くにしてみたら、反対に489メートルの位置にあるみたいな表示になっちゃった。
もう僕の設定がいけないのか、よくわからないので、Ankerサポートに問い合わせ中。何かわかり次第更新予定です。
メモ
【2018.8.2追記】サポートからはすぐに返信があり、正確な位置を取得できていないとのこと。次回アップデートで大幅改善される内容とのこと。

設定変更できる項目
カーチャージャーとBluetooth接続中の表示(画面左)、反対に未接続の表示(画面右)でそれぞれ触れる項目です。これについて、説明書に記載がない。それぞれ何を設定できるか知りたいところですね。
ちなみに音声はBluetooth接続された時の音声で、デフォルト「男性」です。とりあえずここだけ「女性」に変更。
エンジン停止時に砂嵐音でびっくり
FMトランスミッターあるあるなのかもしれないが、エンジンを切った瞬間に1秒間ほど『ザァー』という砂嵐サウンドが聞こえる。これに毎回びっくりするw
なんとかならないものか。。。
最後に
1台4役カーチャージャー『Anker Roav Transmitter F2』を使ってみました。
駐車位置記録に関して少し残念なバグがあったが、次回のアプリ更新で修正されるとのこと。サポート対応もしっかりしてて安心できる。
僕のようにBluetooth非対応のカーオーディオだけど、スマホの音楽が再生したいなら、Ankerのリッチな機能付きなFMトランスミッターはオススメです。Anker Roav製品は品質も良いです。Amazon.co.jpで2,999円は安い。
Roavでは、アレクサ搭載のカーチャージャー『Roav Viva』が少し前に話題になった。こちらも目的は違うが、未来的でとても気になる製品だ。
それではまた。