どうも、デスク環境を改善したいCHASUKEです。
ポータブルSSDやSD、周辺機器をスムーズ使うため、デスクの上に導入しておきたいのが「USB-Cハブ」や「ドッキングステーション」ですよね。
ポート数が多ければ多いほど便利ですが、PCにぶら下げたり、4方向に挿し込めるハブだと、どうしてもケーブルが散らかってしまいます。

そんな人におすすめしたいのが、今回、ベルキンから登場したスタンド型USB-Cハブ「11-in-1マルチポートドック」です。
メーカーから貸与いただき、使ってみたのですが、これが画期的でなかなかの使い心地でした。
11-in-1マルチポートドックの特徴
- MacBookに合うカッコいいデザイン
- スタンドを兼ねたUSB-Cハブ
- 10種類11ポートを搭載
- デスクの上がすっきり快適
- スタンド効果で手首の疲れが軽減
MacBookにマッチするBelkinデザインに加え、豊富に11ポート搭載で、デスクすっきりを実現できるアイテムです。
キーボードに傾斜をつけるスタンド効果もあるので、一石二鳥のUSB-Cハブとなってます。
本記事では、スタンド型のUSB-Cハブ「11-in-1マルチポートドック」の外観やポート性能を含め、メリット・デメリットをチェックしていきます。

Belkin 11-in-1マルチポートドック|外観と搭載ポート
11-in-1マルチポートドックは、スタンドを兼ねることで省スペースを実現したUSB-Cハブです。
Belkin製でApple製品と相性のよい機器ではありますが、macOS/Windowsの両方に対応しています。
▼デザインは半端なくカッコいいです。
サイズは横長26cm × 9cmで、意外と軽く約349gです。
デバイスは傾斜になっており、一番高さがある場所で2.3cmあります。
上に置いたPCのズレを防止するため、滑り止めパッドが横に1本あります。
ちなみに、裏側には2本の滑り止めパッドがあり、地面をガッチリ掴んでます。
▼10種類11ポートが一直線に並んでます。

搭載される10種類11ポート
- 3.5mmオーディオ入出力
- VGAポート
- SD 3.0カードリーダー
- MicroSD 3.0カードリーダー
- ギガビットイーサネットポート
- USB-A 3.0(BC1.2)ポート × 2
- USB-A 2.0ポート
- 4K DisplayPort 1.2
- 4K HDMIポート1.4
- USB-C PDポート

MacBookを載せて、USB-Cを繋いでみます。
ハブから伸びるUSB-Cのケーブル長は16cmあります。やや硬めなので繋ぐのが少し大変でした。
一番サイズの大きい16インチMacBook Proを置くと、こんな感じ。
横にはみ出してますが、キーボード操作は全く影響なし。全然ブレることはありません。
▼13インチMacBook Airだとこんな感じ。
こちらも全く問題なし。

▼本体以外に取扱説明書などが同封されてました。
映像用ケーブルやPD充電ケーブル・充電器は別途用意する必要があります。
Belkin 11-in-1マルチポートドック|使い心地
Belkin 11-in-1マルチポートドックは、デスクの上を省スペースに有効活用できるスタンド型USB-Cハブです。
▼接続しているSDカードやSSD、ケーブル類は全てノートPCで隠すことができます。
ケーブルの抜き挿しでスタンドが多少ズレることはありますが、全て同じ向きにポートがあって使いやすいです。
▼見た目すっきりで、めっちゃ作業に集中できます。
ハブのUSB-Cケーブルは、ノートPCの左側ポートに挿します。
ノートPCのUSB-Cポートが右側しかない場合は注意が必要です。取説では「ハブを裏返す」とありますが、ちょっと微妙ですよね。
▼スタンドで約2.3cmの傾斜が付くので、手首の疲れも軽減できます。
少しですが、目線も上がるので姿勢の改善にも効果的です。イイですねー。
それと使っていて気になったのが、熱。
Belkin 11-in-1マルチポートドックは、100W入力でノートPCに最大85Wでパススルー充電が可能です。
しばらく使ってると表面がカイロくらいの熱さになります。熱くて触れないほどではないですが、PCにも熱が籠もるので、たまにズラして使ってます。

Belkin 11-in-1マルチポートドック|搭載ポートの性能チェック
Belkin 11-in-1マルチポートドックには、10種類11ポートが搭載されています。
ピックアップして性能をチェックしていきます。
映像出力は最大4K/30Hzまで
3種類の規格で映像出力が可能です。
- HDMI
- VGA
- DisplayPort
Windowsでは、1080p/60Hzで最大2枚の出力に対応してますが、Mac OSは1枚のみに限定されています。

また、最大出力は4K/30Hzまでとなります。
また、4Kの場合、30Hzまでしか設定できません。ゲームや動画で4K/60Hzが必要な人も注意が必要です。
USB-AとSDカードの転送速度
データ転送には下記が使えます。
- USB-A 3.0 × 2
- USB-A 2.0
- SD 3.0カードリーダー
- MicroSD 3.0カードリーダー

USB-A 3.0にポータブルSSDを繋いで、転送速度を測定した結果がこちら。
実測で423MB/sのスピードで読み書きが可能です。
1GBの動画や画像ファイルが、サクッと2,3秒で転送でき、ストレスフリーに使えます。
一方、USB-A 2.0のポートでは、読み書き37.9MB/sとなるため、データ転送には時間がかかります。マウスなどの周辺機器に使うのがおすすめ。
続いて、SDカードについて。
こちらも測定してみた結果がこちら。
結果は70MB/s前後でした。

ギガビットイーサネットポート
LANポートもついてます。
個人的には、出来るだけ有線LANを使いたい派なので、これは嬉しい。
▼自宅のNURO光環境で測定した結果がこちら。
さすが有線。2回とも830Mbpsを超えてます。

USB-C PDポート
さきほども書きましたが、Belkin 11-in-1マルチポートドックは、100W入力でノートPCに最大85Wでパススルー充電ができます。
僕が普段から使ってる100W出力PD充電器とUSB-Cケーブルで繋いでみると、しっかり85Wで給電されてました。

3.5mmオーディオ入出力
最近はリモートでの会議も多くなり、バッテリー不足や接続不安定を解消するため、あえて有線のイヤホンやヘッドホンを選ぶ場面も増えてきた。
問題なく使えましたが、MacBook側にもあるので、個人的には使用頻度は低め。合って困ることはありませんが。
Belkin 11-in-1マルチポートドック|レビューまとめ
以上、BelkinのUSB-Cハブ「Belkin 11-in-1マルチポートドック」のレビューでした。
▼まとめると下記のとおりです。
良い点はココ
- Apple純正品のようなデザイン
- 横一列の11ポートが使いやすい
- スタンド効果で手首の疲れ軽減
- デスクの上がすっきり快適
気になる点はココ
- 長時間使うと本体が熱くなりやすい
- Macでは映像出力1枚のみ(最大4K/30Hz)
- データ転送用のUSB-Cポートがない
気になる点もありましたが、目障りなケーブルを隠し、PC作業に集中できるUSB-Cハブでした。
「デスクをスッキリさせて、集中力を高めたい。」という人にピッタリのドックです。
それではまた。