どうも、CHASUKEです。
手紙や名刺、領収書や取説、もう要らないと思って捨てたものに限って、後で見たくなったりしますよね。
捨てる前にササッと手軽にデジタル保管できるアイテムがあったらな。出来ればプリンタよりも省スペースで。と以前から思ってました。
そんな要望を満たすスリムな多機能スキャナ「CZUR Shine」が登場した。
CZUR Shineの特徴
- オーバーヘッドスキャナ
- 1kgのスリムなデザイン
- A3サイズまで対応
- AC不要のバスパワー型
- たった1秒でスキャン完了
- めっちゃ多機能
CZUR Shineは持ち運びできるサイズの多機能スキャナー。今までなかった手軽なスキャナーとしてMakuakeにて注目を浴びています。
本記事ではサンプル機で試すことができたので、多機能スキャナ「CZUR Shine」のレビューを書いていきます。
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既に2000人以上の支援者を集める注目のスキャナ!(2020年11月6日まで)
役所に提出した資料もコピーしとけば良かったと思うこともしばしば。これがあれば面倒な電子保管も捗りそうだ。デザインにこだわりたい人にもおすすめな一台です。
多機能スキャナ「CZUR Shine」の多機能さ
CZUR Shineはスリムなサイズながら、高性能・高機能なスキャナです。冒頭では「めっちゃ多機能」と乱暴な紹介でしたが、ここでいくつかピックアップして補足していきます。
▼まずはこのページ湾曲の自動補正機能。
スキャンする際に利用するCZUR専用ソフトが強力で、歪みを自動で補正します。スキャン後にデータを加工作業する手間を省けます。
▼続いて、CZURなら名刺やハガキ、年賀状などを1回のスキャンで同時読み取りできる機能。
これもスキャンの作業時間を大幅に減らせる機能。読み込んだデータは別々のファイルとして保存して整理できるのも嬉しい。
身分証明証の写しが必要な機会も多い。CZURなら裏表を1ファイルに簡単にまとめて保存できます。

そしてなんと、マイク搭載で録画することもできちゃいます。ビデオカメラのような映像美はないが、スキャンした内容を動画保存できます。
テレビ通話アプリにカメラとして認識させれば、オンライン会議やセミナー、講義などにも使えます。リモート化が進む今にぴったり。

多機能スキャナ「CZUR Shine」の外観と付属品
CZUR Shineの外観は、お洒落でクールな仕上がっています。
▼こちらがCZUR Shine本体。
サイズは幅15.8×奥行き11.7cmの土台と、高さ33.5-40.5cmとなります。重さは1kgです。

▼横から見るとこんな感じ。
とってもスリムです。
▼片方のポールを持ち上げて使います。
持ち上げたポールの下方向にカメラとLEDライトがあります。やや低くは感じるが、一応デスクライトにもなる2WAYスキャナとのこと。
土台部分はシンプルに操作ダイヤルが1つだけ。
ダイヤルはLEDライト操作用になります。押すとON/OFFされ、回すと明るさを調整できます。
背面には、CZUR専用ソフトのインストール時に使用するシリアルコードと給電用ポートが備わってます。
▼付属の作業マットを敷くと、スキャン対象を認識しやすくなります。
作業マットは約50cm×37cmサイズ。広げるとけっこうスペースが取られるが、机の模様によっては必須となる。
また、本体のスタンドを上に引っ張ると7.4cm伸ばして固定できます。こうすることで、A3用紙までのスキャンが可能になります。
ちなみに、スタンドを縮めた状態では固定できない。持ち上げると土台の重さでガシャンと不意に伸びてしまうのが残念だ。

▼真上から見るとこんな感じ。

続いて、本体とマット以外の付属品について。
- USBケーブル
- フットペダル
- 専用指サック

多機能スキャナ「CZUR Shine」の使い方
ここではCZUR Shineの使い方を書いていきます。
step
1PCに専用ソフトをインストール
インストールCDが同封されてますが、日々バージョンアップされるので、下記リンクから最新版をインストールするのがおすすめです。

step
2シリアルナンバーの入力
インストールして起動すると、このようにシリアルナンバーの入力を求められる。
本体の土台裏に記載があります。正しく入力すれば、専用ソフトが起動できます。
step
3本体をセットアップする
付属のUSBケーブルをPCを接続します。MacBookで使う場合、USB-A端子がそのまま挿せないので、USB-Cハブなどで変換が必要です。また、CZUR Shineはバスパワー型なので、PCから給電して利用します。
▼スキャン対象に合わせて、高さを調節できます。
隣にあるダイヤルでライトの光量を調節できます。

step
4専用ソフトからスキャンする
専用ソフトを起動すると、こんな画面が表示される。
この画面ではスキャンした画像を加工できます。文字太さやコントラスト変更、JPG形式からPDFなどの別形式への変換など、スキャンした大量データを一括変換できて便利です。

▼スキャンは右下のボタンから。
何やら色々と設定ボタンがありますが、カラーモードは自動補正にしておけばOK。あとはスキャンする物に合わせて、ページ処理方式を変更します。
例えば、取説などのペラ紙であれば、フラットペーパーを選択します。この状態で、作業マットにポイッと投げ込むと、オレンジの枠で捕らえます。あとは、右下にあるスキャンボタンを押して、完了です。

多機能スキャナ「CZUR Shine」を使ってみた感想
CZUR Shineは持ち運びできるスリム設計で、デザインもお洒落なので書斎のデスク脇に置いてあっても邪魔にならない。それに近くにあれば、書類を電子化して廃棄も捗ります。
使う前の準備はそれほど時間はかからないが、作業マットを敷くと場所が取られる。デスクが散らかっていると使えないのが辛い。
では、ここからはCZUR Shineのスキャナ性能について、使ってみた感想を書いていきます。
光沢のない用紙をスキャンしてみた
ザラザラした手触りで光沢感のない用紙から。
▼スキャナに紙を置くと、すぐにオレンジの枠で認識された。ポジション合わせ不要で楽ちん。
ペラ紙であれば、ページ処理方法にフラットペーパーを指定してスキャンします。
▼実際に出力された画像データがこちら。
かなり綺麗にデジタル化できました。しかも、雑に置いても正確にスキャンできており、手軽に使えて好印象です。
それに、加工画面でPDF出力すれば、文字列検索も可能。スキャン後の編集やファイル変換がスムーズで使いやすかった。
▼次にもう少し小さい文字をスキャンしてみた。
▼結果がこちら。
文字に粗さがあるが、なんとか読めるレベルでスキャンできている。
光沢のある用紙で試してみた
少し問題があったのが、光沢感のあるカラー用紙で試してみました。
▼見ての通り、ちゃんと認識はしているものの、スキャナ本体のLEDと部屋の照明が反射しているのがわかる。
スキャナのLEDは調節できるが、部屋の照明まで消すと真っ暗で撮影が難しい。
▼そのままだと、白飛びしてしまった。
うーん。
CZUR Shineを利用する上で、光の反射が課題に感じた。場所を移動し、自然光のある明るい部屋で試すと、このように白飛びは消えた。
光沢感のある用紙でも、光が直接当たらない場所を選べば、綺麗にスキャンが可能です。
厚みのある冊子をスキャンしてみた
続いて、反り返りのある冊子をスキャンしてみた。
ここではページ処理方法を「湾曲した本」にしてスキャンします。だが表面が盛り上がると、中央付近の文字が隠れてスキャンできません。
▼そんな時は、付属品の指サックを使います。
これを使うと両手が塞がるので、フットペダルと合わせて使います。

▼スキャンした結果がこちら。
指サックは、自動で消える加工処理がされますが、そこに書かれてた文字も消えてしまう。
肝心の湾曲はなくなり、フラットに電子化ができた。少し手間はかかりますが、思ったよりも綺麗にスキャンができます。
マット無しや狭い机でスキャンしてみた
個人的には、場所を取るので作業マット無しで使えるのが好ましい。
▼マット無しだとこんな感じ。
部分的には合ってますが、デスクの模様を誤認識している。このままスキャンすると範囲指定がおかしくなります。
この場合は、スキャン範囲を任意設定できるページ処理方法「手動範囲指定」にすることで、綺麗に電子化ができました。
▼続いて、奥行きのない狭い机でも試してみた。
これまた残念ですが、デスクが欠けていると、正しく認識してくれません。
この場合も、ページ処理方法「手動範囲指定」でスキャンする必要がありました。
多機能スキャナ「CZUR Shine」のまとめ
以上、多機能スキャナ「CZUR Shine」のレビューを書いてみました。
良い点としては、光が反射しにくい表面素材であれば、手軽かつ綺麗にスキャンできるところ。デスクの脇に常備して、必要な時に手軽にスキャンという使い方ができます。僕の理想の使い方です。
気になった点は、光沢のある表面素材の場合は、明るい部屋で直接光が当たらないように工夫する必要があるところ。光の反射を上手く避けて使う必要があります。また、これは個人的な希望だが、PC以外で使えないのが残念に感じた。今の時代であれば、多少機能が制限されても良いので、スマホやタブレットからアプリ操作ができれば利便性は格段に上がると思う。今後に期待したい。
といろいろ書いてますが、お洒落でスリムなデザインで置き場に困らないし、環境さえあれば、その性能を存分に発揮できるスキャナーです。気になった人は是非チェックしてみて欲しい。
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