どうも、中部電力から電気を買っているCHASUKEです。
中部電力が新ブランド「カテエネコネクト」というものを始めました。今のところ、2つのサービスが発表されている。
その中の1つが、自ら発電した電気を様々な形で取引できる場の提供を目的とした『これからデンキ』というサービスである。(※もう一方が『ここリモ』)
具体的に、太陽光により昼間に発電した電気を時間をシフトして利用したり、離れて暮らす家族や応援したい企業にシェアする場が提供されるみたい。これまで太陽光発電の電気取引の相手は、電力会社だけだったが、メルカリのようなシェアリングエコノミーの流れで、電気を個人間取引できるようになったらめっちゃ面白いですね。
上記は、2019年11月以降に本格的にサービスを展開予定とのこと。これに先立ち、スタートイベントという形で手軽に電気に携わる体験サービスが提供された。「日常生活の中で生じるエネルギー」を発電とみなし、その電気を自分で使うことができるといったものだ。
とても面白いコンセプトだったので、さっそくアプリをダウンロードして試してみた。
『これからデンキ』でできること
専用スマホアプリを使って、以下の3つの発電体験ができる。
- 歩いて発電
- イベント参加で発電
- プチ太陽光で発電
面白いのが、ただ発電して終わりでなく、作った電気をデンキポート(※ワイヤレス充電器)で使ったり、毎月の電気料金から発電分を割引してくれるところ。発電の疑似体験ができるわけですね。
▼利用するアプリがこちら(※Androidアプリは準備中)
中部電力と契約のあるカテエネ会員、もしくは契約がなくても「これからデンキ」会員となれば発電した電気を自分で使うことができる。
さらに、前者のカテエネ会員であれば、発電した翌々月の電気料金から割引が受けれるので、絶対にカテエネ会員になっておくべし。
実際に試してみた
『ここからデンキ』で模擬的に発電されるものを「デンキ」と呼んでおり、1,000ワット=23円として、翌々月の電気料金にて精算することができる。
歩いて発電
スマホを持ってお出かけすると、歩数に応じてデンキに変換されます。
スマホを持ち歩いているだけで、勝手に発電されるので手間は要らない。「DAY、WEEK、MONTH、TOTAL」で歩数の確認ができるのも便利♪
1,000歩で1ワット発電となるので、5,000歩弱だったこの日は、5ワットを発電することができた。お金に換算してしまうのは悪い癖だが、1,000ワットで23円から算出すると、この日は歩くことで『0.115円』となった。
アプリを入れとくだけで、電気料金がお得になるので、こりゃ嬉しいサービスですね。ちなみに、1日上限20,000歩(20ワット)まで発電可能となっている。こりゃ、ジョギングを日課にするしかないなw
イベント参加で発電
こちらは、まだ僕も体験できてない発電です。
ショッピングセンターやサッカースタジアムなどで開催されるイベントに参加して発電体験ができるようです。具体的には、会場に設置された音や振動などで発電できる装置を用いて、声を出したり、床を踏んだりして、楽しくデンキをつくれる。
機会があれば、参加してみたい。
プチ太陽光で発電
こちらは上の2つとは違い、50cm×50cm程度のパネルを自分の太陽光パネルとみなした所有体験ができるもの。三重県鈴鹿市に実在する太陽光発電所の発電量をチェックでき、天候などに左右されるのでリアルなものです♪
プチ太陽光発電所への参加には、オプション申し込み(年間1,000円)が必要なのだが、こんな面白いものやらないはずがない。(※カテエネポイントで支払可能)
▼異常なほどの日差しのおかげで、バンバン発電しておりますー!!!!
なんと、1日で210ワット。つまり『4.83円』分も発電してくれました。すげー。
プチ太陽光では、天候等によって変動するが、平均して130ワット程度/日の発電量がで期待できるようです。これ通りに行けば、1年で1,091円分が発電される。
オプション代金とほぼ同額なので、儲けるという発想ではないが、所有体験できるコンセプトは面白い。
発電したデンキの利用方法
発電したデンキは、以下の2パターンで利用できる。
デンキポートでスマホ充電
9月に中部電力から発売予定の「デンキポート」という製品を購入することで、アプリに貯めたデンキを使って、スマホ充電できるというもの。
実際、まだ使っていないので、作ったデンキがどのように消費されるかはわからない。それがわかり次第、更新する予定。
電気料金への精算
ここまでの間に散々言ってた、翌々月の電気料金にて割引が受けられるというものです。
以下の条件をクリアしている必要がある。そんな難しいものではない。
中部電力のカテエネ会員であること
当然ですが、カテエネ会員にならなければ、電気料金の精算はできません。
中部電力との契約が精算可能な料金メニューであること
カテエネポイントを貯めたり、利用したりできる料金メニューでなければなりません。
所定の手続きをしていること
アプリから手続きできます。
僕は全て満たしたので、翌々月から精算されるはずです。
精算額は、毎月の検針票で確認とのことなので、次回確認したら更新します!!
最後に
中部電力で始まった「これからデンキ」を試してみたが、このサービスの本格スタートはまだまだ先。
今は利用できないが、「太陽光発電で余った電気を好きな時間の電気に交換」「太陽光発電で作った電気を人や企業にシェア」といったメニューが用意されているので、今後の展開に期待できそう。
面白いコンセプトなので、中部電力ユーザーなら、早めに試しておいて損はないサービスだと思います。まだの方は是非お試しを♪
また、カテエネコネクトのもう1つのサービスが学習リモコン「ここリモ」だ。エアコンの自動調節やエアコン代金予測など、他の学習リモコンにはない機能が気になるところ。カテエネ会員なら、キャンペーンでたった2,480円で購入できるチャンス!!
それではまた。