どうも、CHASUKEです。
ゴールデンウィークも残り半分となってしまいました。iPhoneアプリを作成すると目標を立ててましたが、途中、少し脱線して『Raspberry Pi(ラズベリーパイ3)』をちょこまか触っておりました。
そんなわけで、今回は「RaspberryPiを初めて体験するなら、必要なものが全部詰まったスターターキットが簡単で困らない!!」ってお話です。
ラズパイ導入に、必要な機材が全てセットになったスターターキットを使ってみました。
ラズパイに興味があるけど、踏み出せてない人におすすめです。これからラズパイを導入される方の参考になれば幸いです♪
ラズベリーパイ(ラズパイ)って?
ラズベリーパイとは、1枚の回路基板上に最低限の機能を持たせたコンピュータです。これでもちゃんとした、パソコンです。略してラズパイと呼ばれています。
▼ちょっとホコリかぶっちゃってますが、我が家で昔から稼働させてるラズパイ。
我が家のラズパイは、毎日フル稼働しています。消費電力が小さいパソコンなので、サーバとして24時間起動させていても維持費が安く抑えられます。
▼例えばの一例ですが、こんな感じ。
- Netatmoから温度や湿度、二酸化炭素量などの情報を定期監視/記録
- 好きなタイミングでカメラで周囲の様子を撮ってクラウドに保存
- HomebridgeサーバーとしてSiriで家電を操作[→やり方はコチラ]
- メルカリ/Amazonで欲しい商品の自前お知らせ機能
- AmazonダッシュボタンをIoTボタン化機能[→やり方はコチラ]
- Alexaスキル「Node-RED」によるEchoデバイス連携
上記のように常時起動しておけるので、監視系、不定期処理を検知したいようなサーバー処理に向いています。
我が家のラズパイは、2世代目のもの。最新はラズパイ3であり、ラズパイ2と比べて性能がグーンっと上がっています。また、ラズパイ3からWiFiやBluetoothが内臓されているのも大きな違いなので、これから購入するなら間違いなくラズパイ3がおすすめです。
スターターキットという選択肢
基本的にラズベリーパイを利用するには、まず本体を購入して、SDカードに無料配布されているOSをインストールして初期設定していきます。
多くのページで導入方法が紹介されてますが、OSのインストールが上手くいかなかったり、電源アダプタの問題で起動しなかったり、外付けWiFiの設定でつまづいたりと、すんなりとはいかないものです。
まぁ、そんなエラーを地道に解消していくのも醍醐味だと言う人は別ですが、、、早くプログラム作ってサーバーで何かを動かしたいって人は、初期設定が最初からしてあるものを買った方が効率的です。
それが「スターターキット」です。
ということで、最新版ラズベリーパイ3のスターターキットを購入してみました!!
コイツを開封して起動してみます。
途中、SSHの設定で手こずりました(※解決済み)が、それ以外は問題なしです。結局、手こずっとるやないかい。っとツッコミを受けそうですが、許容範囲ということで..
ラズパイスターターキットを起動するまで
私が購入したのはAmazonで販売されている「Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット (Standard 16G)」です。
現時点(2018/02/12)で8,980円で販売中。
▼現在は「ラズパイ3+」が同封のものが最新です。
コンプリートスターターキットの中身
ちっちゃい箱にぎっしりと詰まってます。
中身を全部取り出してみます。
▼[その1] 説明書一式とOSがインストール済みのマイクロSDカード
すでにOSがインストールされたmicroSDカードは16GBが同封されています。SDカードのアダプタも付いてますが、使用しません。
▼[その2] 本体と電源、ケーブル類一式
下記の通りです。
- Raspberry Pi3 Model B(Element14版)
- 本体ケース(Clear)
- ケースを固定するための(ネジ、ピン)、ヒートシンクセット
- 電源アダプタ(5V 3.0A)とスイッチ付きのケーブル
- HDMIケーブル(90cm)
- LANケーブル(1.5m)
コンプリートスターターキットには「Standard版」と「Basic版」の2種類あります。
違いとしては、「Basic版」だとHDMIとLANケーブルが付属していません。HDMIとLANケーブルは本体との相性を考えなくても良さそうなので、家に余ってるのがある人は「Basic版」でも問題ありません。
電源アダプタとケーブル、SDカードはラズパイと相性があるので、注意が必要。この相性で過去(ラズパイ2設定時)に苦しめられたので。。そういう意味で、スターターキットは動作実績がある組み合わせが用意されているので安心できるのです。
もうすでにラズベリーパイ3を持っており、インストールが上手くいかない場合は、電源アダプタやケーブルが問題なことも多いです。そんな人は、実績があるものを買いましょう。
▼OSインストール済みSDカード、電源アダプタ、スイッチ付きケーブルのセット
▼起動前に、ケースを開いて、同封されているヒートシンクをペタッと貼っときましょう。熱を下げてくれます。
ケースから取り出してみると、カッコいいですね〜w
起動してみる。
さぁ、起動していきます。
何度も言っているようにOSはインストール済みなんで、本体にブスッとさしてやるだけ。
▼電源ケーブルとHDMIケーブルを接続して、
ケーブルに付いているスイッチをカチッとしたら、起動しました。
▼モニターには、こんな画面。
▼♪───O(≧∇≦)O────♪
この感動がこんなに簡単に味わえるとは!!
最初に設定すること
これでOSのインストールが終わって起動した段階になります。スターターキットなら、ただ繋ぐだけです^^
続いて、インストールされているソフトウェアのバージョンアップやキーボードや言語設定をしてやります。やることは簡単です。こちらのページが丁寧でわかりやすいです^^
上の設定操作をするためには、マウスやキーボードが必要になります。ノートPCしか持っていない人はこまりますが、USBキーボードって600円ちょいで買えるんですよ
▼インターネットもサクッと動くようになります。
[解決済み] SSHのプロンプトが返ってこない
別のノートPCからSSHで無線接続してみます。
設定は不要なので、MacのノートPCでターミナルから下記コマンドを入力。(初期ユーザー[pi]、パスワード[raspberry])
ssh pi@ラズパイIPアドレス
▼ ん、プロンプトが返ってこない。
待てど暮らせど、プロンプトが返ってこない。何度かコマンドを入力していると、たまに返ってくるのですが、すぐに動かなくなります。SSHが遅いというか、ずっとフリーズ状態。
SSHが使えないと非常に不便。色々と調べて、同事象の人を発見v(^^)
上記フォーラムで、Raspberry Pi3に搭載されているWiFiアダプタでSSHに接続できない症状が報告されていました。貼り付けられてる画面をみても私の事象と同じく、SSHパスワードを入力しても何も返って来てません。
そんで、このフォーラム通りの4ページ目に載っている通り「/etc/ssh/sshd_config」に描きコードを追加することで問題は解消されました!!!
IPQoS cs0 cs0
追記したら、下記コマンドでsshを再起動
$ sudo systemctl restart ssh
▼プロンプトがサクッと返って来たぜ。
最後に
SSHで少しつまづきましたが、スターターキットでラズベリーパイの導入が容易になります。それに電源アダプタやケーブルの相性不良なども考えなくていいです^^
こちらのスターターキットは現時点8,980円ですが、動作実績のあるRaspberryPi3本体、電源、コード、HDMI、LAN、SDカードのセットをゲットできることを考えると間違いなくお買い得です。相性が悪かった時の買い直し、上手く行かなかったときに悩む時間も無料ではありませんので。
自分の知り合いもラズパイ買ったけど、上手く行かずにメルカリで売っぱらっちゃった人もいるくらいなので、最初はスターターキットで体験するのもいいのでは。
▼現在は「ラズパイ3+」が同封のものが最新です。
それではまた。