どうも、CHASUKEです。
たくさんの学習リモコンがあるけど、もし1番のおすすめを聞かれたら僕は『Nature Remo』と答えるだろう。アプリのサクサク感、リモコン反応速度、AIスピーカー連携、API公開、この4つが主な理由だ。
そんなお気に入りの『Nature Remo』がアップデートし、アプリデザインが一新され、内蔵センサーの「温度・湿度・照度・人感センサー」の数値を自動化(ルール)処理で使えるようになった。
さっそく試してみました!!
アプリのデザインが一新
コントロール画面は、あまり変わりなく、エアコンの現在の状態を確認できる。
エアコンのステータス/操作画面は、以前よりも可愛らしいデザインになったものの、少しシンプルすぎて手抜き感があると思ったのは僕だけだろうか。
薄いグレーの文字がとっても見づらい..
▼エアコン以外のリモコン情報は丸っこいボタンに変わったようだ。可愛えぇ。
シーンで家電の一括操作が可能に
この機能により、ボタン1つで一括して複数のリモコン送信が可能になった。
例えば、我が家のリビングには2つの照明機器があるので、両方を点灯、消灯できるようになった。これは便利だ。
実際に、ボタンを押して試してみると、「ピッピッ」という感じで、ボタンを連続で早押ししているようなイメージで動作した。
ちなみに、シーンはAIスピーカーでは利用できなかった。また、リモコン信号送信の間にスリープ時間が入れれるようなマクロ機能はないので、「Integromat」など自動化ツールはまだ捨てられない。
https://chasuke.com/wp/remo_integromat/
センサー利用でルール作成が可能に
Nature Remoに搭載されたセンサーは、以下のものがある。
- 温度
- 湿度
- 人感
- 照度
- ノイズ
これらのうち、ノイズ以外のセンサー情報がルール作成時のトリガーに利用できるようになった。。ノイズはどうしたww
▼新しいルールでトリガー内容をチェックしてみると。
多くのセンサー情報が使えるようになってる。
▼温度センサーは「0〜40」度で利用可能に。
単純だが、暑くなったら冷房、寒くなったら暖房という使い方など。
▼湿度センサーは「30〜60」%で利用可能に。
こちらも単純だが、湿度が上がったらエアコンの除湿、下がったら加湿器をオンという使い方など。
▼照度センサーは、4つの状況に合わせてトリガー設定が可能です。
照度に関しては、時間指定ができないので意図しない動作をしそうで使いづらい。
トリガーが発動する日時を制限できる機能が追加済み
温度や湿度はエアコン画面からセンサー値を確認できるのに対して、その他のセンサーの値は設定から確認できる。起動テストの際は、こちらが参考にできますね。
最後に、人感センサーは「30分以上反応がなかったら」というトリガーが選べる。これは、無駄に家電が付いてた場合に、節電できるので便利に活用できそうだ。
反応があったらというトリガーは?っと思ったけど、あっても無駄に作動しそうで使い道が難しいな。
IFTTTでシーンが利用可能に
自動化サービス『IFTTT』のアクション設定で、シーン機能(一括操作)が利用可能に。
「Execute scene」を選択すると、スマホアプリ側で設定したシーンが選べる。
Nature Remoの赤外線送信の反応はとても早い。IFTTTでもリモコンの一括操作が使えるようになったのはかなりデカいですね!!
▼IFTTTの使い方はコチラ
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
最後に
1つ残念なニュースもある。
今回のアップデートでiPhoneウィジェットが利用できなくなってしまった。これまで、ウィジェットを活用しまくってたユーザーにとってはガッカリでした。
とは言うものの、これまでNetatmoなど自前センサーを使って自動化を実現させていた人には、嬉しいアップデートとなった。自分の思った通りに家電を動かせるのは、面白いですよね♪
また、一つ忘れてはいけないのが、タッチセンサーの活用について。現行では設定時に利用するのみだが、家電操作のトリガーになり得たら面白いと勝手に思ってる。
それではまた。