どうも、CHASUKEです。
本記事では、コスパ最強のスマートロック「セサミ3」と合わせて購入したスマート指ロボット「セサミボット」のレビューを書いてます。
物理的なスイッチにペタッと貼って、スマホや音声、多彩な操作に対応するIoTアイテムです。
実際に購入し、部屋の壁スイッチに貼り付けてみたので、設置や使い方、使い心地を紹介してみます。

セサミボットの特徴
- 多彩な操作方法
- 低価格1,980円
- シンプルな見た目
- 電池持ち600日
- アームは取替可能
- 取付け向き自由
さらに、セサミボットは「マルチタスク・Always Connect」に対応しています。つまり、常に接続状態を維持し、待ち時間ゼロの操作ができます。
シーリングライトであれば、スマート照明器具を導入すればOKです。しかし、最近主流のダウンライトではそうはいきませんよね。
セサミボットは、ダウンライトを格安でスマホや音声対応させたい人にも、おすすめできます。ぜひ、スマートホームの参考になれば幸いです。
公式ショップ|セサミボット

セサミボットの外観と付属品
こちらがセサミボット本体です。
特徴的なのが、稼働するアームが本体横にある点。これが回転してボタンを押します。
素材はマットなプラスチックで、個人的にはカクカクしたシンプルなデザインが気に入ってます。

アーム部分を除いて、大きさは3.7×3.7×2.1mmです。
側面にあるボタンを押してアームを動作させることもできます。
また、はじめから両面テープが貼られており、使い方によっては、位置を変えて貼り替える必要がある。
両面テープは、予備で1枚付属してますが、色々試したい人には少し勿体ない気もする。
▼横から見ると、こんな感じ。
アームは小さいネジで止めらており、付属する長いアームに交換できます。
セサミボットは電池式(CR2)です。カバーをスライドさせて交換が可能です。
CR2電池は1本400円ほどしますが、1本で約600日使えます。

▼SwitchBotと並べてみました。アーム部分込みでほぼサイズは同じです。
SwichBotの方が稼働アームが本体内臓されており、スッキリした見た目です。
それに対して、セサミボットはアームのカスタマイズが可能で、幅広く使える可能性を秘めてます。
▼セサミボットの付属品について。
付属品
- 3M両面テープ ×2
- CR2リチウム電池
- アーム(長)
- アーム(短)
- NFCタグシール
- 取扱説明書

▼アーム(長)とアーム(短)を並べてみました。たしかに、気持ち少しだけ長い。
現在はアームのバリエーションが少ないですが、今後、選択肢が増えてくると面白いですね。
▼取扱説明書は簡易的なもの。
詳しい取付ガイドは、公式ページから利用事例を含めチェックできます。

セサミボットの設置・使い方
今回、セサミボットを取付するスイッチがこちら。
我が家のスイッチプレートは、全てPanasonicのアドバンスシリーズで統一してます。
取付方法はいろいろと迷ったので、設定方法と合わせて紹介していきます。
専用アプリで設定
まずは、専用アプリで設定から。

セサミアプリは、ユーザー登録不要でも使えます。とことん利用者が使いやすいように工夫されてます。
僕の場合、既にセサミ3とWi-Fiモジュールを登録してますので、そこにセサミボットを追加します。
追加はとても簡単。新規デバイス追加から、近くにあるセサミボットを選択するだけ。
デバイス一覧に追加され、操作可能になります。続いて、Wi-Fiモジュールに追加します。
これで外出先からでも、遠隔操作ができます。
あと大事な設定が1つ。
セサミボットの設定画面で、プッシュモードが選べます。
選べるモードは下記の3種類。
機能 | 使用例 | |
---|---|---|
①一回りする | アームが一回りする | オートロックセンサー |
②押して戻る | ボタンを押して戻る | 壁スイッチ・物理ボタン |
③離して戻る | 普段は押された状態から離してもどる | 受話器付きインターホン |
今回は壁スイッチ用なので「押して戻る」を選んで、セサミボットの隣の再生ボタンを押してみると...
ウィィーーン。
本体を持ち上げるパワーがあるので、壁スイッチを押し込むのは余裕そうだ。
アドバンスシリーズのスイッチカバーに取り付け
よくあるパターンがこんな感じだと思います。
壁紙に貼ってしまうと、あとで剥がれるのが嫌だったので、段ボールで隙間を埋めることにした。
▼セサミボットが入ってた箱で工作しました。
だが、これは失敗でした。
上に載せて動かすと、プレートが浮いたり、段ボールが沈んだりで、うまくボタンを押せなかった。
同じPanasonicのコスモシリーズでは、成功してる人もいたので、単純に僕の工作スキルが足りなかっただけなのかも。

▼次に試したのがこちら。
「スイッチの右真ん中を押さなければいけない」という思いがあったのだが、右端であればどこでも押し込めるのに、実験してて気づいた。
手動でスイッチを押した際に、セサミボットが干渉せず、アームがプレートに当たらない右端ギリギリに貼り付けました。
▼これで設置完了。
見た目は好き嫌い分かれるところですが、わりとアドバンスシリーズと相性が良かった。個人的には悪くないと思います。
セサミボットを使ってみたレビュー
セサミボットを起動させるとこんな感じ。
イイ感じです。
両面テープが強力。もう50回以上、動かしてますが、落下せずにがんばってます。
ここから、細かい点をレビューしていきます。
操作可能までが、めちゃ早い
セサミボットは、とにかく動作が早いです。
ボタンを押してから動くまでも早いが、操作画面を開いてボタンを押せる状態になるまでが早い。
▼アプリを起動すると、瞬時に接続状態(緑色)になっているのがわかる。

よくあるBluetooth通信では、画面を開いて操作ボタンが押せるまでに、数秒がかかります。しかし、セサミボットはこの接続時間がないです。
これが冒頭にも書いた「Always Connect」です。その仕組みを書いていきます!
セサミボットは、スマホからもWi-FiハブからもBluetooth接続できます。また、冒頭にも軽く書きましたが、マルチタスクで同時接続が可能です。
これにより、Wi-Fiハブとセサミボットの接続状態を常に維持することができます。同時接続OKなので、その間にスマホ操作も問題なくできます。
▼このイメージがわかりやすいです。

仕組みは「セサミ3」と同じ
常に接続されてる。これが「Always Connect」の仕組みです。
「Always Connect」を有効にするには、Wi-Fiハブが必須です。無くても利用はできますが、ご注意ください。
多彩な操作ができて楽しい
スマホアプリだけでなく、ウェジェットやApple Watchと、多彩な操作が使えます。
多彩な操作リスト
- スマホアプリで操作
- ウィジェットで操作
- Apple Watchからの操作
- Siriショートカット操作
- NFCタグによるタッチ操作
- 背面タップによる操作
- スマートスピーカー操作
- APIによる操作(準備中)
iPhoneであれば、背面タップやNFCタグでの操作ができます。これだけ操作バリエーションがあると楽しいですね。
ちなみに、現在のスマートスピーカー対応は「アレクサ」のみ。「Googleアシスタント」は承認待ちとのことなので、もう少しで対応されるはず。
残念ながら「IFTTT」には非対応ですが、2021年5月末にAPIを公開予定とのことです。
各操作方法については、セサミ3のレビュー記事で紹介してます。そちらも合わせて。
それと、もちろん手動での操作も可能です。
セサミボットが邪魔することなく、スムーズに手動操作できています。
最後に、セサミボットにあるスイッチでも操作できます。

セサミボットのレビューまとめ
以上、1個1,980円のスマート指ロボット「セサミボット」でした。
多彩なスマート操作に対応し、アーム取替という可能性を秘めた面白いスマートアイテムでした。
シンプルなデザインで、アドバンスシリーズのプレートと相性良さそうでした。また、Wi-Fiモジュール(これも1,980円)が別途必要なものの、「Always Connect」はマジで爆速なので、ぜひ試してみて欲しい。
セサミボットは、SwitchBotにも劣らぬ、性能・機能を兼ね揃えてます。セサミボットは、昔ながらの左右に押すスイッチには対応していないので、用途に合った方を選びましょう。
公式ショップで購入できます!

▼こんな左右に押すスイッチなら、SwitchBotです。