どうも、CHASUKEです。
天井に照明を取り付ける感覚で半天球360度の撮影ができるネットカメラが新発売したというお話を頂き、半信半疑ながら製品を試してみました。
さっそく試してみて驚いた。
これが、とにかく面白い!!
先に言っておきますが、カメラ画質は少々荒いです。
しかし、リアルタイムで天井からの360度映像で周囲を見渡し、気になった箇所のズームが可能。動体検出によるアラームや録画といったセキュリティカメラとしての機能も充実しています。見た目は、普通に電球なんで、面白いですねー。
今回は、こちらをレビューしていきます♪
▼GearBestで販売しております。
アンボックス(開封)
中華製品とは思えない頑丈でしっかりしたパッケージ。Alfawiseの製品は初めてですが、とても好印象です。
▼電球としては大きめで、水風船みたいな形をしてます。先端にはカメラが仕込まれてます。
パッケージ内容です。
- 本体
- ソケット(E27)
- 取扱説明書(英語)
- 固定用ネジ類(リセット用ピン)
本体上部には、リセットボタンがあり、プッシュ用のピンが袋に入ってますので無くさないように!!
▼本体には、カメラの他に、スピーカー、マイクが搭載されています。
本体横ににmicroSDカード差込口があり、アラームなどで撮影/録画されたファイルはこちらに格納されます。また、赤外線LEDが搭載されているので、真っ暗闇での撮影が可能です!!
▼ソケットと固定用ネジがセットになっています。
電球ソケットは裏から配線できるようになっています。僕には配線技術はないので、天井にある照明ソケットに接続します。
ところで、E27ソケットについて調べてみると以下の通り。
日本ではE26というソケットが標準的に採用されていますが、海外ではE27という1mmだけ径が大きいサイズのソケットがよく利用されています。(大塚商会:より引用)
1mm違うだけですので、日本のE26ソケットでもハマります。もちろん通電もしますが、安全の保証がないので、今回は、あくまでも検証用ということで..
初期設定
電気スタンドを使って、設定しました。上手く設定できたら天井照明に移します。
microSDカード(64GBまで対応)をセットしてから電球をソケットに装着すると、いきなりスピーカーから声が出るのでビビります。英語で何を言ってるか聞き取り辛い。
購入時やリセット時は、電球をソケットに装着するとセットアップモードとなっており、この状態で設定を開始します。
さて、専用アプリを使って、ネットワークカメラを登録していきます!!
▼使用するアプリ(iOS/Android)がこちら。
デバイス一覧の「+」をタップして、「New device configuration」を選択します。
▼iPhoneの場合は、Wi-Fiを電球から出ている「MV〜」に接続します。
設定したら、再度アプリに戻ります。
▼処理中アイコンのクルクル表示が終わると、WiFi設定画面にいきます。
ここで、2.4GHzネットワークに接続します。
▼これで、登録できたようです。
再生ボタンを押すと、リアルタイムな映像が確認できます。初回は、セキュリティが脆弱だということでパスワード変更ダイアログが出ます。
▼推測されにくいユーザー名、パスワードを設定しましょう。
これで、カメラの映像が映りました!!!!!
アプリの使い方や機能は、後で説明しますが、表示された天球をピンチイン、ピンチアウト、スライドして泳ぎ回れる。こりゃおもしれー!!
画質はこんな感じですね(散らかし中w..)。また映像の遅延は7秒ほどあるが、処理性能やネットワーク状態によって違ってくると思いますので参考程度に。
玄関の照明で試してみた
せっかくのネットワークカメラなので、出入りがあって面白そうな玄関に取り付けてみた。
ランプの明るさは、これだけだと少し暗く感じます。(※上写真は、付近にある別の照明で明るくしている)
では、面白くて便利な機能を紹介していきます!!
半天球360度カメラの映像がすごい
デバイス一覧からカメラをタップすると天井からの半天球映像が確認できる。
高画質とは言えないが、十分な画質でリアルタイムな家の状況を確認できる。
▼表示された天球映像をピンチアウトやスライドしてグリグリと泳ぎ回れる。
特定の場所を選んでアップすると、こんな感じです。
カメラからの映像は、周りが明るければ、もう少し良くなります。光の届かない玄関付近なので、少し荒さが目立つが、何が映っているか確認できるレベル♪
ナイトビジョンで暗闇もバッチリ
赤外線LEDが搭載され、消灯後の真っ暗闇でも映像が確認できます。
製品のライトを「OFF」にしておくと、ナイトビジョンモードで撮影します。ライトOFF時のナイトビジョンとライトON時の通常ビジョンで映像を比較してみた。
ライト自体の明るさが弱いので、ライトOFF時のナイトビジョンのが鮮明に見えているのがわかります。
多視点で映像がチェック可能
多視点切替モードに超感動!!
多視点切替モードはいくつかあるが、下の2つが面白い。
一度にあらゆる角度からの映像を確認できる!!
さらに、写真左のように、小窓ごとにスライドして好きな視点位置に変えられる。さらに写真左のモードでは、視点切替中に今どこを映しているかナビゲーションしてくれる。
▼下部にある「ScreenShot」ボタンから映像をキャプチャも可能です。
こりゃ、凄いカメラだ。
動きを感知するアラーム(アラート)機能
セキュリティカメラとしてアラーム機能が用意されている。
動体検出(モーションセンサー)により、次のことが可能。
- 警告音を鳴らす
- スマホに通知を送る
- カメラ、動画で記録を残す
▼設定は以下のように行います。
製品リストの矢印にあるアイコンから「アラームOn/Off」が切り替えられる。アラームに関する設定は、設定アイコンを選び「Alarm Settings」をタップする。
▼アラーム有効時間の設定する。
例えば、店内に設置されたカメラについて、夜間のみアラーム設定することができる。
▼なんと、アラームエリアまで指定できてしまう!!
カメラに映された、指定部分に動きがあるとアラームが発動する。「Alarm sound(警告音)」をONにすると、けっこう大きめな警報がなりますのでご注意を。
▼設定アイコンから「Recording settings」で撮影設定できる。
「Auto Record」にチェックすると、常時動画撮影(※ファイルは10分単位)を行います。「Alarm Record」にチェックすると、モーションが反応したときだけ2分間動画を撮影します。
▼通知を許可していれば、アラーム発動時にスマホ側に通知がきます。
Msgアイコンに赤丸が付く。そこをタップしてみると、アラーム発動時に撮影した静止画が確認できる。人影が見えますね。
▼動画は「Playback」というタブで再生ができます。
▼録画映像も、多視点切替が可能です。
録画を再生しながら、映像を回転することもできる。
リアルタイムで相互に会話可能
あまり安定して使えない機能だが、リアルタイムな映像を確認中に、画面下部にあるマイクボタンを押しながら話しかけると、電球から声を送ることができます。
不審者に対して「お前は、誰だ!!」なんて言ったら、びっくりして逃げ出しそうw
外出先から24時間チェック可能
IPセキュリティカメラということで、外出先からでも玄関の様子がいつでも確認できます。家の外から、玄関周辺に目を向けることができるようになったのはとても嬉しい。
ペットや子供、ご老人の見守りにも役立ちそうですね。
使ってみて気になったところ
アプリが処理中のまま進まない
iPhoneアプリを利用していると、映像表示や動画再生時などで、処理中のままフリーズすることがよくある。その場合、1度アプリを落として(バックグラウンド終了)から利用すると復活する。
アプリ操作時に少しもっさり感があるので、バージョンアップによりサクサクした操作を期待したいところです。
電球の主電源はオンのまま
今回のIPカメラは、電球型のため照明としても利用できる。
だが、主電源側(スイッチ)から電源オフ→オンとすると、起動時のネットワーク接続に時間がかかるため、すぐに点灯しない。そのため、主電源スイッチはイジらずにアプリでライトを「Auto」にして運用するのがおすすめ。
最後に
ナイトビジョンの性能が良く、撮影/アラーム/音声転送など使える機能は多い。それに、半天球映像をじっくりとリアルタイムな確認ができて、とっても面白い!!
自宅や事務所の不安のある場所に1台設置しておくと安心できて、おすすめなIPカメラです。
▼GearBestで販売しております。
▼GearBestを利用したことがない人は、こちらを参考にどうぞ。
https://chasuke.com/wp/howtogerbe/
それではまた。