どうも、CHASUKEです。
リモート会議やWEBレッスンが増えている今日この頃、あなたはどんなWEBカメラを使ってますか?
最近は、さまざまなモデルが登場してますが、今回紹介するのが、AIによる自動追尾が可能なWEBカメラになります。
その名が「OBSBOT Tiny」です。

そんな話題性もある「OBSBOT Tiny」をしばらく使ってみたのですが、これがとても良かった。
解像度はフルHDとそこそこだが、自動追尾とジェスチャーによる操作の精度が抜群でした。それと、使い勝手のよい専用ソフトウェアから、手動でジンバル操作することもできます。
ということで本記事では、自動追尾するWEBカメラ「OBSBOT Tiny」の写真を交えながら、外観や付属品、使用感などを書いていきます。購入前に知っておきたい注意点もあるので、気になってる人は是非参考にしてみてください。

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
自動追尾カメラ「OBSBOT Tiny」 で出来ること・スペック
どんな使い方ができるか、こちらの動画がわかりやすいです。
2軸のジンバルカメラで、ほぼ死角なしの自動追尾撮影が可能です。また、ジェスチャーで自動追尾をON/OFFしたり、顔をアップにしたりできます。
Web会議や英会話やトレーニングのレッスン、定点撮りだけでなく、動きのあるプレゼンや講義、YouTubeのワンオペ撮影にも使えます。

スペックまとめがこちら
製品名 | OBSBOT Tiny |
---|---|
本体サイズ | 89.5×58×58mm |
重さ | 台座なし:146g 台座あり:175g |
内蔵マイク | ノイキャンマイク×2 |
電源ポート | DC 5V1A |
搭載ポート | USB Type-C |
解像度フレーム | 1080p/30fps 720p/60fps 540p/60fps 360p/60fps |
デジタルズーム | 2倍 |
視野角 | 90° |
ジンバル可動範囲 | パン:±150° チルト:±45° |
ジンバル最大速度 | 120°/秒 |
対応OS | Windows 7,8,10以降 Mac OS X 10.7以降 |

自動追尾カメラ「OBSBOT Tiny」 の外観と付属品
OBSBOT Tinyは、小型軽量の自動追尾Webカメラです。
マットな質感で高級感があります。それでいて、サイズは89.5×58×58mmで、重さは146gと可愛い印象もあります。
▼2軸のジンバルになっており、カメラレンズを左右・上下に向けることができます。
自動追尾をオフにして、手動でカメラ向きを調節して使うこともできます。使い方は次章で紹介します。
メーカーロゴの上にインジケータがあり、赤黄青緑の4色で現在の状態を知らせてくれます。
両サイドには、ノイズキャンセリング機能付きマイクが1つずつ搭載されてます。
OBSBOTがあれば、映像を映すだけでなく、雑音を遮断して声を拾うことができます。
反対側に、電源端子(5V1A)およびUSB-C端子があります。
基本的には、付属するUSBケーブルでOBSBOTとパソコンを繋げて使います。
旧式PCをお使いで、電力不足となる場合にのみ電源ポートで補給します。
底面には、滑り止めグリップと、三脚用ねじ穴(UNC 1/4-20)が用意されてます。
底面はマグネット仕様となっており、付属の台座パーツを使って吸着固定できるようになってます。
▼パッケージ内容の付属品がこちら。
付属品
- OBSBOT Tiny本体
- マグネット台座(モニター固定用)
- USB-C to USB-Aケーブル
- 取扱説明書(日本語)
▼カメラとパソコンを繋ぐUSBケーブル長は1.6mと、長さに余裕があります。
本体に電源スイッチはなく、ケーブルを繋げると、インジゲータが緑に点灯して電源が入ります。
台座パーツは、2つのヒンジで各種モニターに合わせて角度を変えて使えます。
ノートPCだけでなく、デスクトップ用モニターにもマグネットで簡単に設置できます。
▼モニターに載せるとこんな感じ。

自動追尾カメラ「OBSBOT Tiny」 のレビュー
OBSBOT Tinyの使い方は、①PCとUSBケーブルで接続、②専用ソフトウェア(Mac/Win)を起動して使います。
実際にMacBookと接続して、ZOOMやFaceTime、Lineビデオ通話で使ってみたので、感想を書いていきます。
専用PCソフトでカメラをスムーズに操作可能!
MacBookに載せて、こんな感じに固定できます。傷などが心配な人は、三脚を使うのもありです。
下記の専用ソフトをPCにインストールし、接続して利用します。
PCアプリを起動すると、このような操作パネルが起動します。
言語設定で「日本語」が選べなかったが、今後対応予定とのこと。
といっても、優れたユーザーインターフェースで、説明書なしでも操作ができちゃうほどです。
操作一覧
- ジンバル操作
- ズーム(2倍まで)
- ジェスチャー操作の有効/無効
- フリッカー(映像チラつき)防止
- カメラ位置のプリセット登録

ジンバル操作の慣れは必要ですが、ソフトウェアを使って、ズームやカメラ方向をスムーズに動かせます。3箇所を記憶できるカメラ位置のプリセット機能も便利です。
PCモニターの上に載せて、撮影するとこんな感じ。フルHD画質で実用としては十分ですが、YouTube撮影を考えると少し物足りないかも。
ジンバルは、左右に150度ずつ、上下に45度ずつと広範囲に可動できます。
▼三脚に載せて、使うことも可能です。
▼いろんな角度や方向から撮影できますね。

自動追尾とジェスチャー性能が抜群に良い!
続いて、AIによる自動追尾やジェスチャー操作についてです。
顔の横で、手を「パー」にすると自動追尾、そして、手を「L字」にすると2倍ズームできます。

自動追尾のON/OFF

2倍ズームのON/OFF
ジェスチャーを認識し、インジゲータが青く点滅したら、手をおろします。
使うまでは「動画のように、本当にスムーズに使えるのかな」と疑ってましたが、これがものすごい精度で反応するので、テンションが上ってしまった。
自動追尾では、左右に動いても、下にしゃがんでも、この通りちゃんと僕を真ん中に捕らえてきます。
ゆったりとした動きで、ヌルっとした映像が撮れるのも良いですね。
ジンバルよりも早く動いてしまうと見失うので、そこだけは注意が必要です。カメラとの距離が近い場合には、注意が必要ですね。
▼ジンバルの動きはこんな感じ。
OBSBOT Tinyのウリである「自動追尾」と「ジェスチャーコントロール」は、文句なしでちゃんと使えます。これなら安心して購入できます。
最後に、通話品質も問題なし。
OBSBOT Tinyのマイクで、ZOOMやLINEビデオ通話、FaceTimeなどを使いましたが、普通に会話ができています。

自動追尾カメラ「OBSBOT Tiny」 の知っておきたい注意点
OBSBOT Tinyを購入検討している人向けに、注意点をまとめました。
「OBSBOT Tail」との主な違い
OBSBOT Tinyは、PC連動のWEBカメラです。
そもそもOBSBOT Tailとは使い方が異なるのですが、性能の違いは下記の通りです。
モデル名 | OBSBOT Tiny | OBSBOT Tail |
---|---|---|
一般販売価格 | 26,290円(予定) | 88,000円 |
サイズ | 89.5×58×58mm | 167.2×86.7×85.5 |
重さ | 146g | 610g |
最高解像度 フレームレート | 1080p 30fps | 4K 60fps |
本体録画 | 不可 | 可能(SDカード) |
スマホアプリ | 非対応 | 対応(Wi-Fi接続) |
内蔵バッテリー | なし PC給電 | あり 120分撮影可能 |
マイク | 搭載 | 非搭載 |
OBSBOT Tinyでは、サイズや重さは約半分となり、WEBカメラ用にマイクが搭載されています。
残念ながら、スマホアプリやSDカード録画には対応していませんので、ご注意ください。
USB-C to USB-Cで使えない
MacBookで使う人は、要注意なのが、USB-C to USB-Cケーブルで使えない点です。
USB-Cハブが必要となります。

自動追尾カメラ「OBSBOT Tiny」 のレビューまとめ
以上、OBSBOT Tinyをレビューでした。
自動追尾やジェスチャーと面白い機能を搭載したWEBカメラで、高精度でばっちり使える1台でした。
▼まとめると下記の通り。
良い点はココ
- 質感の良いWEBカメラ
- 小型軽量でモニターや三脚で使える
- 操作性の良いPCソフトが使える
- 自動追尾やジェスチャーの動作は正確
- ノイキャン付きマイクで通話品質もOK
注意点はココ
- 最高解像度が1080p/30fps
- USB-C to USB-Cケーブルが使えない
機能や品質にこだわったWebカメラをお探しの方におすすめです。
