どうも、CHASUKEです。
壁(コンセント)に設置して使えるスマートスピーカー「Echo Flex(エコーフレックス)」を購入しました。Amazonデバイスなので、アシスタントはアレクサとなる。
Echo Flexは他のスマートスピーカーとは違い、ケーブルレスなのでスッキリした見た目で設置できる。廊下やトレイ、ウォークインクローゼットなどの今まで設置できてなかった箇所にアレクサを導入するには、ちょうど良いデバイスです。家のどこからでもアレクサが呼べるように。

Echo FlexはUSB端子を備えており、サードパーティ製品で機能を拡張できるのが特徴です。Echo Flex発売と同時に「スマートナイトライト」と「モーションセンサー」の拡張ユニットが発売されてます。今後も色々な機能が出てきそうでワクワクしますね。
実は、我が家では既に「家のどこでもアレクサ」を、Echo Dotの壁マウントで実現してました。けれど、Echo Flexのケーブルレスな見た目、拡張ユニットに目を奪われ買い換えることにしました。1個2,980と価格も魅力ですよね。
ということで、Echo Flexと拡張ユニットの使い方と実際に使ってみた感想を書いていきます。

Echo Flexと拡張ユニット

echo flexと別売オプション
Echo Flexだけでなく、拡張ユニットである「モーションセンサー」と「スマートナイトライト」もしっかり購入してます。

Echo Flexの見た目・サイズ感
サイズは 72 x 67 x 52 mm であり、重さは 150g となっています。
▼正面にあるインターフェースは以下の通り。
- 両サイドに2つのマイク
- 状態を示すLEDランプ
- アレクサ呼出ボタン
- ミュートボタン
- スピーカー
見ての通り、マイクとスピーカーは最小限の作りです。また音声調節ボタンがないことから、音楽を楽しむためのデバイスではないようだ。
実際に使ってみた感想は、テレビ等の音で騒がしい場所では、他のEcho製品が反応する声量で試しても反応がやや鈍かった。音質は確かにガサつきがありイマイチ。ですが、音楽メインの利用でなければ問題なく感じた。
音質や音声認識が重要なら、Echo Flexの利用は避けたほうが良さそう。
▼横からはこんな感じ。
AUXオーディオ出力端子があり、外部オーディオの接続が可能。
横から見るとやや厚み(5.2cm)がある。コンセントの前に家具がある場所もあるので、「もう少し薄かったらな」というのが本音です。
▼底部分にはUSB-A端子が1つ。
拡張用のプラグイン(人感センサーや足元灯)をここに挿し込んで使います。
また、出力7.5Wとしてスマホなどの充電にも使えます。

拡張ユニットの見た目・外観

左:スマートナイトライト | 右:モーションセンサー
拡張ユニットは、Echo Flexと同タイミングで2種類出ました。
どちらも1,780円
▼使い方は Echo FlexにUSB接続するだけ。
▼例えば、ナイトライトだとこんな感じ。
約2cmほど長くなりますが、全く違和感なくて良い感じ。
次章から、以下の順番でレビューをしていきます。
- Echo Flex
- ナイトライト(拡張ユニット)
- モーションセンサー(拡張ユニット)
僕的にはモーションセンサーが面白かったので、トイレにアレクサを導入してみた話を書いてみました。
Echo Flexと拡張ユニットの使い方・出来ること
とりあえず、開封してササッとコンセントに挿し込んでみると。
LEDがピカピカと光りだし........「セットアップが終わりました。」
これなんですよね。
既にアレクサアプリで他のEcho製品を使っていれば、そのまま自動的にWi-Fi設定なんかも完了しちゃいます。

このあと、コンセントから取ったり外したり色々しましたが、毎回同じで、最初にピカピカ光ってすぐに使えるようになりました。
1つ気になったのが、LEDが待機中に点滅している点。この点滅が気になったけど、アレクサアプリで下記設定したら点滅しなくなりました。
[一般]-[ディスプレイ]-[明るさ]
→0%
Echo Flex単体があれば、他のEchoデバイスと同様な機能が使えます。
アレクサで出来る事
- 音楽・ラジオ・ニュース
- 家電の操作
- 予定・天気予報の確認
- アレクサスキルの利用
- Amazonで買い物
スマートナイトライト(拡張ユニット)
Echo Flexの設定が完了していれば、拡張ユニットの設定は特に不要でした。
設置すると、周囲の明るさに応じて自動的にON/OFFを切り替える「自動モード」になります。ライト色や明るさはアレクサアプリから変更可能。
自動モードによる動き
- 暗くなる→点灯
- 明るくなる→消灯
ナイトライトには、モーションセンサー機能は含まれないため、人を検知して光らせることは出来ない。また、残念ながら自動モードをOFFに出来ない。あくまでも、周囲の明るさに応じた自動ON/OFFがメイン機能となる。
▼音声やアレクサアプリを使えば、自動モードを無視してライトの操作ができます。
- ライトON/OFF
- 調光(0〜100%)
- 調色(16色)
上記の操作をした場合、12時間が経つと自動モードに戻ります。そんなに待ってられない場合は、コンセントを抜き挿しするとすぐに自動モードになりました。

▼ライト色は、定番の白色や橙色が選べます。

廊下や玄関で役立ちそう
他にも赤や青、緑というあまり実用的ではなさそうなカラーにも設定できます。これはこれで出来ると面白い。
自動モードは、設定した明るさと色にON/OFFするだけ。暗闇での明るさ100%は眩しいくらい。定型アクションを使えば、周囲の明るさに応じて良い感じにライト設定できそうだが、そこも含めて自動でやってくれたらなと感じた。
▼取付方向を上下逆にしても、落ちてくることなく使えました。
例えば、天井付近にあるコンセントなら、天井を照らせるようにこちらの方が良いかも。
モーションセンサー(拡張ユニット)
物体の動きを検知できるモーションセンサー用の拡張ユニットです。アレクサの定型アクションでトリガー設定できるのが最大の魅力です。

▼人を検知すると、センサー隣にあるLEDが青く光るので、検知したかはすぐに分かります。
製品ページには、反応範囲は最大6mで120度と記載がありました。かなり広範囲を検出してくれるようです。
試しに、動きを検知して電気をON/OFFする定型アクションを作ってみました。設定したアクションは以下の2つ。
検知をトリガーとしたアクション
- モーションセンサーが検知
- 電気をつける
未検出をトリガーとしたアクション
- モーションセンサー反応なし
(1分動きを検知しない) - 電気を消す
結果は良好。
センサーが人を検知して1秒も経たないうちに電気がフワッとついた。正直、疑ってたので何度も試しましたが大丈夫でした。

▼アレクサアプリからEcho Flexのデバイス設定を開くと、モーションセンサーがどういう状況かを確認できる。

連続検出で経過した時間

未検出となって経過した時間
ここに表示される持続時間が、定形アクションでの時間設定をする上で参考になりました。
ちなみに、Echo Flexを設置するような場所では、下記のようなスマート照明・SwitchBotがおすすめです。
「Echo Flex × モーションセンサー」をトイレで使ってみた

人感センサーの機能が抜群に良かったので、トイレ横のコンセントに取り付けてみました。
トイレのドアを開けて、一歩踏み込むとセンサーが反応したので使えそうです。トイレを快適空間にするための定型アクションを仕込んでみました。追加したアクションは以下の通り。
検知をトリガーとしたアクション
- センサーが反応(再実行間隔1分)
- 明かり(Philips Hue)をつける
- 「どうぞごゆっくり」と言う
- Amazon Musicで「ジャズ」を再生
未検出をトリガーとしたとしたアクション
- センサー反応なし(1分間)
- 電気(Philips Hue)を消す
- オーディオを停止する
たったこれだけだが、なんか今までと全然違うトイレに入ったようで新鮮な気分。音楽はガサつくけど、ただのBGMなんで凄く満足してます。
まだまだ改良の余地があって、例えば、アクションを増やして、時間帯ごとに照明の色温度や明るさを変化させてみたり。SwitchBot連携で換気扇スイッチを操作したり。アイデア次第で色々と面白いことができそうです。

最後に(まとめ)
Echo Flexと拡張ユニットをレビューしました。
▼まとめるとこんな感じです。
- 2,980円でリーズナブル
- ケーブルレスでスッキリな見た目
- 家をアレクサだらけにできる
- 音質・マイク性能は最低限
- モーションセンサーとの組み合わせが面白い
ナイトライトのベストな使い道はまだ見つかってないが、モーションセンサーはトイレを良い感じの空間に変えてくれた。他にも使い道が多くありそうだ。
拡張ユニットの未来が楽しみで仕方がない。
それではまた。