どうも、Apple Watchをつけて睡眠しているCHASUKEです。
Apple Watchを毎日使う上で気をつけなければならないのが「バッテリー」。僕の場合、充電は毎日必須です。
家に帰ったら充電を日課としてるが、日が経つにつれ稼働時間が充電時間を上回り月1回ペースで充電切れという事態が起こる。
ということで、どこでも持ち運べて手軽に充電できるApple Watch専用のモバイルバッテリーを購入してみました。
「フル充電2回以上/小型/軽量」という条件で探し、迷った挙げ句にBelkin製品を選びました。僕自身、初めてのBelkin製品だ。
本記事では、Apple Watch専用モバイルバッテリー「Belkin BOOST CHARGE Power Bank 2K」をレビューします。
結論から言うと、コンパクトなサイズ感と機能面でとても気に入りました。また、シリーズ1-5の全モデル対応です。Apple Watchの電池でお困りの人の参考になれば幸いです。
外観と付属品
こちらがパッケージです。
左下にはApple認定マーク「Made for Apple Watch」があり安心して利用できます。製品を選ぶ上で、MFi認定は大事なポイントです。
それにしても、Belkinさんのパッケージは鮮やかな色使いで興味をそそられます。
▼さっそく開封していきます。
おおぉ。
これは思ってた以上に小さいかも。
▼パッケージ内容です。
- BOOST↑CHARGE本体
- Micro USBケーブル(15cm)
- 保証書類
▼本体の外観はこんな感じ。
背面にはバッテリーに必要なPSE認証マークがきっちり。下の方にゴチャゴチャっと纏めた感じがこれまたお洒落。
▼実際に手にとってみて、コンパクトさに驚いた。これは良いぞ。
ざらざらとした手触り。シンプルで洗練されたデザイン。さすがBelkin。
▼握ると手の中に収まるほどのミニサイズ。
サイズは約173×79×42mmです。重さはたったの70gとなってます。
このサイズであれば、ポケットやカバンの中で邪魔に感じることはないと思う。
▼AirPodsと比較するとイメージがつきやすい。
AirPodsより1.5倍ほど長いものの、薄さではBelkinバッテリーの方が少し勝ってます。
▼続いて、バッテリー上部はこんな感じ。
物理ボタンを押せば、4つのLEDインジゲーターで電池残量をすぐに確認できます。
隣のMicroUSBポートはバッテリー本体の充電用です。出力には使えません。
入力は5V/2.1Aで充電可能なため、急速充電すれば1時間ほどでフル充電できるのも魅力です。
使ってみたレビュー
マグネットになっているので、ある程度近づけるとカチッと張り付いてくれる。
▼マグネット力と本体の軽さもあり、そっと持ち上げればこんな事もできちゃいました。
実際のApple Watch充電結果
肝心の充電性能も問題無さそうです。
モバイルバッテリーをフル充電(LED点灯)にし、Apple Watch4で充電してみた結果は以下の通り。
回数 | 充電時間 | バッテリー 充電残量(LED) | Apple Watch 充電残量 |
1 | 50分 | 4→4 | 45→97% |
2 | 64分 | 4→3 | 39→99% |
メーカー公称値では2,200mAhで3.5回分の充電が可能と記載があります。
上記の2回の充電結果から推定すると、約3回のフル充電が可能と言えます。
少し不安だったのですが、3回充電ができる点、充電速度が純正ケーブルと同程度である点でとても満足してる。
▼後日追加で、フル充電して実測調査しました。
回数 | バッテリー充電残量 LED点灯数 | Apple Watch 充電残量 |
1 | 4→4 | 50→100% |
2 | 4→3 | 56→100% |
3 | 3→2 | 42→100% |
4 | 2→2 | 48→100% |
5 | 2→1 | 65→100% |
6 | 1→0 | 56→97% |
想定通り、約3回分の充電ができました。
結果はApple watchの使い方によって異なるので参考までに。
バッテリー本体とApple Watchの同時充電が可能
何気に便利なのがこちらの機能。
BOOST CHARGEバッテリー本体を充電しながら、Apple Watchの充電ができます。
つまり、2泊3日の旅行終盤でモバイルバッテリー残量が残り少しになっても、宿で同時充電すればどちらもフル充電で復活するわけです。Micro USBケーブルさえあれば、煩わしいApple Watch充電ケーブルは持ち歩く必要は一切無くなりますね。最高だ。
さらに言えば、自宅用に純正のApple Watch充電ケーブルを3,500円で購入するくらいなら、BOOST CHARGEバッテリーを購入した方がお得にさえ感じます。
バッテリー縦置きでナイトスタンドモードが使える
BOOST CHARGEバッテリーは、充電中に夜間時計や目覚まし時計として使える「ナイトスタンドモード」に対応しています。
上画像のようにバッテリーを立てて使うと本体充電USBポートが床側に来るため、同時充電が出来ない。しかしながら、PC横に簡単な置き時計、睡眠中は目覚まし時計として使えるのは有り難い。
カバンに入れながらの充電も可能
移動中にApple Watchを充電できたらなと思うことがある。
これ今まで諦めてましたが、BOOST CHARGEバッテリーにベルトを巻き付けることで充電可能です。この状態ならカバンの中で揺られても大丈夫です。
僕が使ってるスポーツバンドでは横巻きではなく、上の画像のように縦巻きにすることで、ベルト穴がフィットしました。
2in1 モバイルバッテリーを選ばなかった理由
Apple Watch用モバイルバッテリーを購入する上で迷ったのが、iPhone充電器と併用できる「2in1モバイルバッテリー」の存在です。
▼下記ような製品があります。
これらとBOOST CHARGEを比較すると、2モデルともサイズUP・重さUPになる。また、バッテリー容量がiPhoneとApple Watch合わせて5000〜6700mAhでは、少し物足りなく感じた。
今、メインで愛用している「cheero Power Plus 5」がコンパクトかつ大容量(10,000mAh)で非常に使い勝手が良い。BOOST CHARGEのサイズならApple Watch専用モバイルバッテリーと2個持ちできると判断した。いざとなれば、cheeroからBOOST CHARGEに充電だって可能となる。実際に、使ってみてこの選択は間違って無かったと思う。
他に良い製品が見つからなかったと言えばそこまでだが、モバイルバッテリーの進化は著しい。
例えば、「cheero Power Plus 5」の性能そのままで、Apple Watchの充電口がアドオンされれば、いればすぐにでも買い換えるだろう。
最後に(まとめ)
Apple Watch専用モバイルバッテリー「Belkin BOOST CHARGE Power Bank 2K」をレビューしました。
▼ポイントを纏めると以下の通り。
- 超小型の軽量ボディ
- 約3回のフル充電が可能
- パススルー充電が可能
- ナイトスタンドモードが使える
- 安心のBelkin製品
価格は高めですが、それも納得できる優れたアイテムでした。迷ったけど選んで正解だった。
Apple Watchバッテリーでお困りの人に参考になれば幸いです。
それではまた。