どうも、CHASUKEです。
Apple HomePod(ホームポッド)を購入しました。

価格は35,424円(税込)
先行レビューでは「2台購入してステレオ再生がおすすめだ」なんて記事を読みましたが、さすがに高いので購入できません。
とりあえず1台の購入となりましたが、音質は思ってた以上に良い。HomePodには部屋に合わせて自動最適化を行う仕組みがあり、1台でも十分に高音質でした。これには驚きました。

そして、Siriによるアシスタント機能。
高性能マイクにより、iPhone以上に「Hey Siri」にしっかり反応してくれます。特に家電操作では、HomeKitやSiriショートカットを駆使して、HomePodから家電の音声操作を実現できてます。HomeKit製品の動作は非常に早く、これまた驚きでした。

本記事では、HomePodの開封から設定、使い方、出来ることを簡単にレビューします。
HomePodは、GoogleやAmazonとは一味違うAIスピーカー。購入検討している人にとって、参考になれば幸いです。
HomePodで出来ること
HomePodはAppleのホームアシスタント「Siri」が使えるスマートスピーカーです。
▼出来ることは以下のとおりシンプルです。
- Apple Musicの再生
- AirPlay2のストリーミング再生
- Siriのアシスタント機能
少し補足します。
HomePodから「iTunesで購入した曲」や「Podcast」を再生できるものの、対応する音楽配信サービスは「Apple Music」のみ。それ以外の「Amazon Music」や「Spotify」などもデフォルト設定には出来ないものの、AirPlay2を使って再生できます。つまり、Apple Musicに契約してなくても全く使えない訳ではない。

Siriのアシスタント機能では、天気・場所・交通情報、料理タイマーなど、これまで通りのSiriが使えます。また、スマートスピーカーと言えば、スマートホーム。家電連携のやり方は、前回の記事で書いたので参考にしてみてください。
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【Apple HomePod 使い方】Siriであらゆる家電を音声操作する方法!
続きを見る
HomePodの本体と付属品
発売日翌日にHomePodが送られてきた。開封ワクワクタイムです。
カラーバリエーションは、スペースグレイとホワイトの2種類。リビングにドカーーンと置きたかったので、部屋に合わせやすい「ホワイト」を選びました。
▼パッケージ内容がこちら。
- HomePod
- 取扱説明書
- Appleステッカー
電源コードはHomePodと一体化しており、取り外し出来ないようです。(強く引っ張れば抜けるようですが、やってないです)
さすがApple製品です。
なんと美しいボディなんでしょうか。質感の良い洗練されたデザイン。
▼見た瞬間触りたくなってしまった。
また、予想外のサイズ感に驚いた。
AmazonとかGoogleのスマートスピーカーを見慣れていたので、思ってた以上に低くて太かった。
サイズは172 × 142mm、重さは2.5kgです。

▼表面の素材はファブリックを使っている。
綺麗なので、あまり触りすぎると汚れがつきそうです。
HomePodのお手入れ
基本的には乾いた布で拭くが、必要に応じ少し湿らせた布で拭き取ってもOK。また、ガラスクリーナー、家庭用洗剤、エアダスター、スプレー式の液体クリーナー、溶剤、アンモニア、研磨剤の利用はNGとのこと。
▼電源コードも本体と同様にファブリック素材が使われています。
長さは180cmあります。
▼HomePodには外部入力端子が用意されておらず、音の再生はワイヤレスのみとなります。
そのためデザインは非常にすっきりしますが、HomePodでテレビなどから音声を出力することができない。
HomePodの初期設定は非常にシンプル
HomePodにiPhoneを近づけて設定
▼お使いのiOSデバイスを近づけると、シュッと設定画面が現れた。
ポチポチポチとしていくだけで設定完了。
iPhoneが持っているiCloudやWi-Fi設定を転送できるので、入力が一切なくスムーズです。また途中で、「パーソナルリクエスト設定」ができます。この機能を使うと、HomePodからメモやカレンダー、メッセージ・電話を使ったりが可能になります。
ただし、HomePodは声を聞き分けて本人確認することが出来ないため、プライバシーに注意が必要です。それさえクリア出来れば、iPhoneで頻繁に取り扱う情報にHomePodからアクセス出来るのは非常に便利です。
HomePodタッチセンサーの使い方
HomePodの天面はタッチセンサーコントローラーになっている。
▼出来るタッチ操作は以下の通り
- 1タップ → 再生/一時停止
- 2タップ → 次の曲
- 3タップ → 前の曲
- タップしたまま → Siri呼出
- +タップ → 音量UP
- -タップ → 音量DOWN
HomePodの音質に大満足

購入してからApple Musicを契約して何度も曲を再生していますが、小さなボディながら低音だけでなく高音もパワフルでクリアな音が出ます。部屋を包み込む立体的なサウンドで臨場感が味わえるとはこの事です。音の好みは分かれますが、僕的にはとても気に入ってます。
この音質の秘密は、低音バランスを常時モニタリングして最適化する「スタジオレベル・ダイナミックプロセッシング」、それと置いた場所の音響環境に合わせて自動チューニングする「空間認識」という2つの技術のおかげとのこと。
外見からではわからないが、搭載されているA8チップや高性能マイクアレイ、低周波キャリブレーション、加速度センサーたちが、最高な音を出すための計算処理をしている。このおかげで、HomePodを部屋のどこに置いても臨場感溢れる音が味わえる。詳細な仕組みまではわからないけど、自分で考えて音の補正できるって凄いですよね。かなりのスマートさです。

注意ポイント
HomePodの配置は、壁や隅から15~30cm離すことが推奨されています。音の広がりに影響が出るので注意しましょう。
HomePodのスペック
Apple製品ページによると仕様はこんな感じ。
- カスタムアンプを備えた高偏位ウーファー
- 7つのホーンツイーターのアレイ(各ツイーターに専用カスタムアンプ)
- 離れた場所からSiri呼出できる6つのマイクアレイ
- 自動低音補正のための低周波キャリブレーションマイク
- 直接音と周囲音のビームフォーミング
- トランスペアレントなスタジオレベルのダイナミック処理
- 2台あればステレオサウンドに対応
- MIMO対応802.11ac Wi-Fi
- Bluetooth 5.0
- AirPlay 2でマルチルームスピーカーに対応

AirPlay2でApple Music以外の曲を再生
現在、僕はApple MusicとAmazon Musicの2つの音楽サービスに契約している。
Apple Musicならば「Hey Siri」から直接曲の再生ができますが、Apple Music以外のサービスは使えない。先述した通りですが、AirPlay2を使うことでApple Music以外の音楽サービスを再生することが出来ます。
▼例えば、iPhoneの「Amazon Musicアプリ」からHomePodの再生は以下の手順でできます。
Siriに曲指定するのはなかなか難しい
僕はよく日本チャートとかをBGM的に流すことが多い。
Apple Musicだと「トップ100:日本」とか「トップ100:グローバル」というプレイリストがあるのですが、これらを再生してと言っても、Siriはわかってくれない。
唯一聞いてくれたのがコレ。
「トップ50を(シャッフル)再生して」
それ以外はiPhoneからAirPlayで再生することが多いです。プレイリストはSiriショートカットで扱えるので、上手いこと音声再生できる方法を模索中です。
HomePodでホームコントロールを使い倒す
これまでもホームアシスタントとしてのSiriは利用出来ていたので、新鮮さはない。
しかしながら、HomePodは6つのマイクを搭載され声の読み取り精度は抜群です。iPhoneには無視されることの多い「Hey Siri」ですが、HomePodではちゃんと拾ってくれます。
HomePodユーザガイドによると、Siriを使って出来ることは以下の通り。(※それぞれガイドのリンクを貼ってます)
ホームコントロールなどの家電連携は非常に便利ですね。これに関しては、別記事にしているので是非興味のある方はチェックしてみてください。IFTTT連携も触れていて、少々マニアックです。
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【Apple HomePod 使い方】Siriであらゆる家電を音声操作する方法!
続きを見る
最後に(まとめ)
Apple HomePodの開封と使い方をメインに書きました。
▼要するにコレですね。
- 洗練されたデザイン
- 音質がとにかく良い
- 離れた場所からSiriを呼べる
デザイン・音は間違いないので、お洒落な部屋に置くならコレで決まりです。
正直なところ、自宅をスマートホーム化したいならGoogle HomeやAmazon Echoを買った方が便利です。もちろん、AppleユーザーでHomeKitやHomebridgeを駆使してスマートホーム対応している人にはお勧めできます。

こんな野望はあるものの、3.5万円は高い。音響は価格相応かもしれませんが。
音は落ちると思いますが、HomePod mini的な廉価版の噂もあるのでこちらにも期待しましょう。
それではまた。