どうも、CHASUKEです。
以前のレビューで、合計3ポートのUSB充電器「LilNob CIO-G100W2C1A」を紹介しました。
とても小型で持ち運びしやすい充電器ですが、使っていると「もっと高出力だったら...」「もっとポート数があったら...」と欲が出てくるもの。きっと同じことを思ってる人も多いはず。。。
そんなわけで、今回新たに最大100WのUSB4ポート充電器「LilNob 3C1A」を購入しました。充実した出力ワット数、ポート数が魅力です。
LilNob 3C1A 特徴
- USB-C×3とUSB-Aの合計4ポート
- クレカサイズのコンパクトさ
- 最大100Wまでの高出力
本記事では、最大100Wかつ計4ポートのUSB充電器「LilNob 3C1A(CIO-G100W3C1A)」をレビューしていきます。
高出力かつ複数デバイスの同時充電がしたい。けれど、持ち運びしやすいサイズ感じゃなきゃ困る。そんな人におすすめの充電器です。
4ポート小型充電器「LilNob 3C1A」の外観と付属品
こちらが「LilNob 3C1A」のパッケージです。
100Wと大きく記載されています。これまでも100W出力の充電器はあったが、USB-Cが1,2ポートのものが多く、3ポートある充電器は珍しいです。
▼パッケージ内容は、本体とマニュアル。
▼このサイズで4ポートと驚いてしまうほどのサイズ感。流石にずっしりと重さを感じます。
サイズは65×75×29mmで、重さは約214gです。クレジットカードサイズです。
表面は光沢感のないサラサラした手触りで安っぽさはない。また、片側の中央にメーカーロゴがあるものの、こちらも控えめです。見辛いですが、右上に通電用のLEDが1つあります。
▼持ち運びしやすいプラグ折りたたみ仕様です。
▼搭載ポートがこちら。
- USB Type-C1:最大100W出力
- USB Type-C2:最大100W出力
- USB Type-C3:最大30W出力
- USB Type-A:最大30W出力
3つ目のUSB-Cのみ30W上限となるが、それでもiPhoneやiPad Proを高速充電できる出力が可能です。凄いです。
▼急速充電規格は下記の通り。
PPS/PD3.0/PD2.0/QC4+/QC4.0/QC3.0/QC2.0/AFC/FCP/SCP/PE2.0/PE1.0/SFCP/APPLE2.4/BC1.2
▼底面に、安全基準であるPSEマークがあります。
▼LilNob 3C1Aをコンセントに挿すとこんな感じ。
向きを反転させてギリですが、2つの充電器を並べることも可能でした。
▼めちゃくちゃ手触りの良い専用ポーチも同封。持ち運びに便利です。
4ポート小型充電器「LilNob 3C1A」の本体サイズ比較
写真左から
- Apple純正充電器 96W
- LilNob 3C1A 100W
- AUKEY PA-B5 100W
- CIO-G65W2C1A 65W
他のUSB充電器とサイズ感を比較してみました。結論からいうと、やはり「LilNob 3C1A」は小さかったです。
▼左から2番目の黒いのが、今回の主役「LilNob 3C1A」です。
こうして並べてみると、Apple純正充電器のデカさが際立ちますね。
1ポート・100W出力で世界最小クラスのAUKEY PA-B5より少し大きい程度です。
横並びにすると、Apple純正充電器と同程度。しかしながら、4ポート搭載を考えると、このサイズ感はヤバいです。
それぞれ並べたので、参考にしてください。
LilNob 3C1A| Apple充電器96W4ポート小型充電器「LilNob 3C1A」を実際に使ってみた感想
LilNob 3C1Aは、最大で100W出力の充電器です。複数ポートを同時利用した場合、各ポートは下記の通り、出力制限されます。
▼単ポート充電時:
USB-C1:100W
USB-C2:100W
USB-C3:30W
USB-A:30W
▼2ポート充電時:
USB-C1 + C2:65W+30W
USB-C1 + C3:65W+30W
USB-C1 + A:65W+30W
USB-C2 + C3:65W+30W
USB-C2 + A:65W+30W
USB-C3 + A:15W
▼3ポート充電時:
USB-C1 + C2 + C3:45W+30W+18W
USB-C1 + C2 + A:45W+18W+30W
USB-C1 + C3 + A:65W+15W
USB-C2 + C3 + A:65W+15W
▼4ポート充電時:
Type-C1 + C2 + C3 + A:45W+30W+15W
16インチMacBook Proに最適
気になったのがコイル鳴き。静かな場所で近づくと「キーン、キュルキュル」という音がやや耳障り。
それ以外の給電性能では大満足。最大100W出力なので、愛用の16インチMacBook Proもフルスピード充電が可能。持ち運び用としてめちゃくちゃ重宝します。
たとえ、iPhoneやiPad Proを同時利用しても、65W、45Wでの給電ができます。
ちなみに、僕が利用してるUSB-C to USB-Cケーブルはこちら。
ケーブルを選ぶポイントは100W出力に対応しているかどうか。60Wまでのものもあるのでご注意を。
▼単ポート利用であれば、この通り、最大96Wでの給電ができています。
これであれば、空っぽの状態から30分で約30%、60分で約65%、110分で100%までの充電できています。
結果は、利用環境やPCの状態にも寄るので、参考までに。
iPhone12 Proで20W充電が可能
iPhone8以降では最大18W(iPhone12は最大20W)での高速充電ができます。
▼実測で19.284W(9.04V×2.13A)でした。
こちらも空の状態で充電を開始し、半分以上(30分で53%)の充電ができました。
▼利用したUSB-C to Lightningケーブルがこちら
4ポート同時充電もばっちり
僕のように持ち歩くデバイスが多い人、家族や友人でシェアして使える頼もしい充電器です。
また、充電器が熱くなりすぎないのも好印象でした。
4ポート小型充電器「LilNob 3C1A」まとめ
以上、4ポート小型USB充電器「LilNob 3C1A」はをレビューしました。
最大100W出力で、4ポート同時充電が可能にもかかわらず、コンパクトで持ち運びやすい充電器でした。
214gという重さとコイル鳴きがうるさいのが弱点ですが、それをもカバーできるだけの魅力を兼ね揃えています。実際に使ってみて、3つのUSB-Cと1つのUSB-Aという組み合わせが絶妙に使いやすかった。
コンパクトで、高出力・複数デバイスで同時利用できる充電器をお探しの人におすすめです。
▼ケーブルも合わせてどうぞ。
USB-C to USB-C 100w対応ケーブル
USB-C to Lightningケーブル