どうも、CHASUKEです。
iPhone・iPadのスタンドといえば、MOFTシリーズですよね。リーズナブルかつ機能的なスタンドが揃ってて、僕もいくつか愛用しています。
そんなMOFTから、iPad専用スタンド「MOFT FLOAT(モフトフロート)」が登場しました。これまでの粘着シートタイプと違い、ハードケース一体型スタンドになってます。
粘着式MOFTスタンドとの違い
MOFT FLOAT | 粘着式MOFT | |
一般価格 | 6,180円 | 2,980円 |
装着 | ハードケース式 | 粘着シート式 |
設置 モード | ①縦置き ②横置き ③フローティング | ①縦置き ②横置き |
重さ | 378g | 137g |
対応 モデル | iPad Pro 11 iPad Pro 12.9 iPad Air 2020 | 9.7〜13インチ |

僕はこのフローティングモードに期待を込め、海外のKickStarterで先行購入してみました。

ということで本記事は、ケース一体型iPadスタンド「MOFT FLOAT」のレビューを書きます。外観や使い方、11インチiPad Proで使った感想(メリット・デメリット)を紹介していきます。
結論からいうと、フローティングの使い心地が今一つでした。。あくまでも個人的な感想ですが、、、期待してただけに、やや辛口レビューになってしまった。
iPadスタンドケース「MOFT FLOAT」の外観と付属品
外観と付属品について
こちらがiPadスタンドケース「MOFT FLOAT」です。11インチ向けを購入しました。
表面はマットな質感で高級感があり、保護力の高いTPU素材でサラサラな手触りです。
ケース背面には、スタンドさせるためのギミックがあります。ニョキニョキっと。
2つのヒンジ構造で、3つのスタンドモードを実現しています。ヒンジはアルミ合金製で、かなりしっかりした作りです。

ケースの裏地は起毛したスエード調になっており、iPadが傷つかないように工夫されています。

▼11インチiPad Proを装着するとこんな感じ。
▼厚みもそれほど気になりません。
▼カメラやボタン位置、スピーカーの切り抜きも正確です。スイッチの押し心地も問題ありません。
USB-C端子部分は、やや狭め。根本が太いケーブルだと干渉するのでご注意ください。
▼iPadを含めトータルの重さは875gでした。
Magic Keyboardをメインで使っていたので、個人的には重たいと感じることはなかった。
▼付属品は、ガラス保護フィルムと取扱説明書です。
既に貼っていたガラスフィルムが干渉しなかったので、特に使ってません。
合わせて買ったペンケースとキーボードについて
MOFT Floatと合わせて、同じ素材のApple Pencilケースとタッチパッド付きのモバイルキーボードも購入しました。
▼ペンケースは同じ素材で、iPadケース上部で「マグネット固定+充電」して使えます。
ケース無しでも「マグネット固定+充電」ができるので、見た目を気にする人におすすめです。
続いて、モバイルキーボードについて。
タッチパッドも期待してたのですが、これはおすすめできません。
キーボードやカーソル操作は問題ないですが、スワイプやスクロール操作がカクつきます。癖が強いじゃじゃ馬といった感じ。
Magic Trackpadに慣れていると、イライラするほど違和感を感じました。

ケースをつけたままでも、普段使っているInteckケースに入りました。

iPadスタンドケース「MOFT FLOAT」のレビュー
縦置きモードについて
背面を1枚だけ立てて、iPadとスタンド下部のみの2点で支えます。
スタンド位置はiPadの中央にしないとバランスを崩してしまうため、ほとんど角度調節ができません。
▼2枚のヒンジを伸ばせば、もう少し立たせることも可能です。
基本的には、タップやスクロール快適が操作にできます。ただし、床との接地面が少ないため、左上隅をタップすると、ガタつきやすい。
スタンド位置を中央寄りにし、バランスを取ることで、支障のないレベルで使えています。
▼実際の利用シーンはこんな感じ。

縦置きモード
そのまま横にすれば、横置きモードです。
縦置きモードよりも、床との接地面が多いため、安定して使えます。
角度調整も可能で、スクロールやタップ操作にも十分耐えれます。
寝かせれば、Pencilでメモや絵を書きやすいです。
ただし、特に画面上部ですが、強い筆圧をかけると少しヒンジがたわみます。
そのため、繊細な絵を描く人や、少しの揺れも許されない人には、おすすめできません。
フローティングモード
お待たせしました、「フローティングモード」です。
繰り返しになるが、2つのヒンジ機構で、高さや角度を自由自在に変えて使えるモードです。
製品ページにあるように「iPadが一瞬でミニPC」となり、外付けキーボードやマウスで操作します。
▼スタンドに転倒防止機能がついてます。
金属パーツではないので、iPadを支えれるほどの強度はありません。ですが、あくまでタップ操作の押し倒し防止として、あると安心できる機能です。
実際の使用感ですが、、、、、
バネのように、揺れる揺れる。

画面をタッチ操作ほどではないですが、キーボードをバチバチ叩いたり、近くを人が歩いたり、電車が通ったりでも、微妙に揺れますね。
全然使えないこともないが、惜しいです。
MacBookと組み合わせて使える「Sidecar」やテレビ・動画鑑賞では、高さ調節できるフローティングモードが便利に使えそう。

一旦、いつものMagic Keyboardに戻してみました。やはりこっちのがしっくり来る。その偉大さを再認識しました。
MOFT FloatのフローティングモードでPCライクな使い方を期待するなら、絶対にMagic Keyboardをおすすめします。

iPadスタンドケース「MOFT FLOAT」のまとめ(メリット・デメリット)
以上、ハードケース一体型iPadスタンド「MOFT FLOAT」でした。
▼レビューをまとめます。
良い点はココ
- 高品質なTPU素材ケース
- ヒンジ機構が強くて勝手に沈まない
- 3つのスタンドモードで使える
- 動画鑑賞やモニターとして使いやすい
悪い点はココ
- 縦置きモードは角度調節できない
- フローティングモードが揺れやすい
- 同時購入のキーボードが使いにくい
期待してただけに渋いレビューとなった。しかし、逆にこのデメリットが許容できるなら「買い」とも言えます。あくまで個人の意見ですが、購入前の参考になれば幸いです。
フローティングモードが要らないなら、粘着式MOFTで十分。それにマグネット版「Snap-On タブレットスタンド」もおすすめです。
Snap-On MOFTのレビューはこちら
