どうも、CHASUKEです。
キャンプや車中泊、もしもの停電時にも役立つポータブル電源。大容量1700Wh/定格出力2000W(サージ3300W)のとんでもないバッテリーが登場しました。
それが香港のALLPOWERS社が開発した「Monser X(モンスターエックス)」です。
定格2000W出力を誇り、今まで諦めていたドライヤー、電子レンジ、電気ケトルといった高出力の電化製品も使えます。アウトドアや車でこれらが使えたら間違いなく役立ちます。
嘘のような信じられないスペックですが、その「Monster X」を少しだけお借りすることができた。てことで本記事では、ポータブル電源「Monster X(モンスターエックス)」を実際に試してみた実機レビューを書いていきます。
Monster Xの外観からサイズ感、消費電力が高い製品でも使ってみたので、購入を検討している人の参考になれば幸いです。
なんと、Makuake史上最速で1億円の支援額を突破して話題になったポータブル電源です。
本記事は商品をお借りして、レビュー記事を作成しております
ポータブル電源「Monster X」の特徴
Monster Xは、大容量かつ高出力のポータブル電源です。持ち運んで、家にある普通のコンセントと同じように使えます。
MonsterXの特徴
- 超容量1700Wh/超高出力2000W
- 正弦波ACコンセントが4ポート
- 665W入力でフル充電まで3時間
- 10台以上の機器を同時充電
- 充電と放電が同時に可能
- 無停電電源装置(UPS)を搭載
- 専用アプリでリモート操作
- 多数の国際認証と安全規格を取得
- 2年間の長期保証
容量1700Wh(約470000mAh)が大き過ぎてピンと来ませんが、各家電の目安は下記の通り。
- ヘアドライヤー:1時間半
- 電子レンジ:2.6時間
- 冷蔵庫:13時間
- スマホ:100回以上
- ノートPC:30回以上
- 電気自動車:16km
Monster Xには、ACコンセント×4、USB-C×2、USB-A×4、シガーソケットの合計11ポートが搭載され、10台以上のデジタルデバイスを同時充電できます。
▼各最大ワット数は、こちらの通り。
出力以外にも、ソーラーパネルなどのDC入力にも対応してます。
下記の入力を合わせると、2.5時間で80%まで、3時間でフル充電できます。
- AC入力(背面):400w
- USB-C入力(正面):65w
- DC入力(正面):200w
製品アップグレード!
DC入力ポートが12V〜36.5Vに仕様変更され、12V/24Vのどちらの車でもMonster Xの充電が可能に。
最後に安全性能について。高出力バッテリーなのでなおさら気になります。
Monster Xは、バッテリーマネージメントシステムが搭載され、過充電保護、過電流保護、不足電圧保護、過負荷保護、短絡保護、高温保護など、さまざまな保護機能あります。上に載せたような多数の国際認証と安全規格を取得しているので安心です。日本の法律にもある「PSE」も取得してます。
ポータブル電源「Monster X」の外観と使い方
届いたパッケージがこちら。かなり重いです。
製品版はパッケージや内容物に変更の可能性があります。
▼中身を取り出すとこんな感じ。
本体以外に、取扱説明書、防水カバーケース、各種ケーブルが入ってました。
▼まずはバッテリー本体から。
ゴツゴツとした頑丈な見た目です。操作部は、ディスプレイとボタン3個で意外とシンプル。
本体の大きさは「(W)37.5×(D)24.5×(H)25cm」で、重さが14.5kgあります。
▼iPhone SEを置くとこんな感じ。
天辺はテーブルとして使えます。背面には充電用のACがあるだけです。
14.5kgとかなりの重さですが、握りやすい取っ手のおかげで、僕みたいなおじさんでも少しの距離であれば、全然運べます。
庭に置いてみた。
やはりアウトドアが似合いますね。
ただし、Monster Xは防水仕様ではない。
まるっと覆える防水カバーが同梱されてました。
少し開いて利用できます。
さて、正面パネルを見ていきます。
画面下のボタンを押してポートを使います。
大きめの画面で、バッテリー残量、使用ポート、各種アラートがすぐにチェックできます。
▼画面仕様はこんな感じ。
AC/DCボタンはわかるが、一番左にあるのがBluetoothボタン。なんと、専用アプリで、使用状況の確認や50/60Hzの切替などができます。
▼同梱のACケーブルで、本体を充電できます。
今回はソーラーパネル自体はありませんが、接続用のケーブル類も入ってました。
ポータブル電源「Monster X」を実際に使ってみた
車に積んで旅に出たいところですが、今は自粛ムードなので、家で色々と試してみました。
- デバイス12台を同時充電
- ヘアドライヤー2分間
- 電子レンジ1分間
- 電気ケトル0.5L
デバイス12台を同時充電
手始めに、MacBookを繋いでみます。
ACボタンを押して、MacBookを接続してみると、充電が開始しました。ワット数が変動しながら画面に表示されてます。
僕のMacBook Pro 16"の電源アダプタは入力96w仕様ですが、全然余裕です。
これだけではつまらないとので、家中のデバイスをかき集めて充電してみました。
AC×4口、USB-C×2、USB-A×4口の全てに、さまざまな機器をがっつり同時充電できた。
▼これでも267wです。
まだ、シガーソケットが残ってました。
ここにもカーチャージャーをかまして、さらに2台追加して合計12の機器を接続できた。
自分でもびっくりするくらい、充電ケーブルがあった。生粋のガジェオタです。
そして、完成した作品がこちらw
これだけ繋いでも300wでした。ファンの音も全く聞こえません。
ヘアドライヤーを使ってみた
ノートPCやスマホを使っても、余裕なので、ヘアドライヤーを試してみました。
強モードで、2分間ずっと風呂上がりの髪を乾かしてみました。レッツトライ。
いざ、スイッチON!
ブォぉォーっと問題なく動きました。
スタートすると、さすがの高出力で、1095wと表示されてます。
31%からスタートして、1分間で、25%まで減った。やはりかなりのスピードで消費します。
▼さらにもう1分間。
最終的に、2分間動かして、31%から19%まで消費しました。
電子レンジを使ってみた
続いて、電子レンジ。見た目が似てますねw
こちらは500wで1分間の設定で、冷えてしまったご飯を温めてみました。
▼こちらももちろん、動きます。
こちらは、1000wを超えない程度の出力で、バッテリーが46%から42%まで消費した。
車で電子レンジが使えたらと、今まで何度も思ったことあるけど、余裕でいけちゃうんですね。
電気ケトルを使ってみた
Monster Xのテーブルを使って、電気ケトルで湯沸かしします。最強の相手です。
どこの家庭でもあるT-falの電気ケトルで、0.5Lのお湯が湧くまでやってみます。
▼はい、スタート!
うぉぉぉ、1687w!
凄すぎて、怖くなったので少し離れて見守りましたが、何も起こりませんでした。安全ですw
▼2,3分で無事に湧いた。
やはり消費電力は凄かった。
結果は、42%から31%までの消費でした。沸かしたお湯は美味しく頂きました。
これさえあれば、いつでもどこでも、温かいスープやラーメンがすぐに食えます。
ポータブル電源「Monster X」最後に
以上、大容量1700Wh/定格出力2000Wのポータブル電源「Monster X」のレビューでした。
期待通りのとんでもないポータブル電源でした。今回いろいろと試してみたけど、まだまだ余力を感じました。充電しながらの利用もできるので、別途ソーラーパネルを使って、自給自足の環境に優しい生活も実現できます。
僕は家を建てるときに、蓄電池の購入に前向きだったが、あまりの価格の高さに断念しました。Monster Xのようなポータブル電源は、蓄電システムこそ構築できないものの、コストも抑えれるし、持ち運んで使えるメリットもあります。もしもの災害の備えとしても、1台あると頼もしいバッテリーです。
本記事が、Monster Xの購入検討されている人の参考になれば幸いです。